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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
カンジダに起因する腟炎及び外陰腟炎
1日1回1錠を、腟深部に挿入する。一般に6日間継続使用するが、必要に応じ使用期間を延長する。
妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
0.1~5%未満
頻度不明
腟
局所の熱感、刺激感、発赤・紅斑
そう痒、疼痛
皮膚
発疹
腟にのみ使用し、経口投与しないこと。
健康成人5例、患者5例に1日1回1錠(100mg)を7日間経腟投与し、投与中及び投与終了後7日目に血中濃度を測定した場合、いずれの時点においても測定限界(0.006μg/mL)以下である1)。
二重盲検比較試験を含めて、総計852例について実施された臨床試験の概要は次のとおりである2),3)。カンジダに起因する腟炎では533例中472例88.6%、外陰腟炎では239例中211例88.3%の有効率を示している。また二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められている。
クロトリマゾールは真菌細胞の細胞膜、核膜等の膜系構造のリン脂質分子に特異的親和性を持って結合し、その透過性を変化させ、抗真菌作用を示す4),5)。
クロトリマゾールはCandida属、Torulopsis属の腟真菌症の病原真菌に優れた抗真菌作用を有する6),7)(in vitro)。
クロトリマゾール(Clotrimazole)
1-[(2-Chlorophenyl)(diphenyl)methyl]-1H-imidazole
C22H17ClN2
344.84
本品は白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。本品はジクロロメタン又は酢酸(100)に溶けやすく、N,N-ジメチルホルムアミド、メタノール又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
142~145℃
120錠[6錠(SP)×20]
1) 渡辺晴夫他: 基礎と臨床. 1974; 8: 304-309
2) 瀬戸俊之他: 産婦人科の世界. 1978; 30: 89-95
3) 金尾昌明他: 産婦人科の世界. 1978; 30: 81-83
4) 岩田和夫他: 日本細菌学雑誌. 1973; 28: 513-521
5) 山口英世他: 日本細菌学雑誌. 1974; 29: 379-385
6) Plempel M, et al.: Arzneim-Forsch. 1972; 22: 1280-1289
7) 高田道夫他: 産婦人科の世界. 1973; 25: 105-110
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