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処方箋医薬品注)
ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者
通常成人1回60mL(レリーフ造影には、10~30mL)を経口投与する。
通常成人30~50倍量の水で希釈し、250~300mLを経口投与する。
通常成人3~4倍量の水で希釈し、最高500mLを注腸投与する。
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症状が一過性に悪化することがある。
これらの患者に投与する場合は、あらかじめ水・電解質代謝を正常にするなど適切な処置を行うこと。本剤は高張液であるため、脱水症や水・電解質代謝異常を起こしやすく、症状が悪化するおそれがある。,,
高齢者、小児、嚥下困難、意識レベルが低下した患者等に経口投与する際には観察を十分に行い注意すること。また、術前造影を実施した場合には、麻酔導入時の嘔吐等による誤嚥に留意すること。誤嚥により、呼吸困難、肺水腫等を引き起こすおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤投与の際にはX線照射を伴う。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。誤嚥の危険性や脱水・電解質代謝異常の有無に留意すること。一般に生理機能が低下している。
ショック(意識消失、心停止等)、アナフィラキシー(呼吸困難等)を起こすことがある。,,,
頻度不明
過敏症
そう痒感、じん麻疹、発疹、発赤、紅斑
循環器
血圧低下
消化器
下痢、悪心、嘔吐、腹痛、腹部不快感
内分泌系
甲状腺機能低下症
その他
発熱
本剤投与により、甲状腺機能検査等の放射性ヨードによる検査に影響を及ぼすおそれがある。したがって、これらの検査は本剤の投与前に実施すること。
血管内に注射しないこと。
胃・腸正常者に131I-ガストログラフイン50~100mLを経口投与すると、糞便中にほとんどが排泄された。なお消化管からの吸収はごく微量で、尿中排泄は2%以下であった1)(外国人データ)。
コンピューター断層撮影における上部消化管造影40例の一般臨床試験における造影効果の有効率は97.5%(39/40)であった。副作用は安全性解析対象41例全例において認められなかった2)。
本剤の主成分(アミドトリゾ酸)の構成元素であるヨウ素は高いX線吸収能をもつ。これに基づき、本剤の存在部位と他の生体組織との間にX線画像上のコントラストが生じる。
アミドトリゾ酸(Amidotrizoic Acid)
3,5-Bis(acetylamino)-2,4,6-triiodobenzoic acid
C11H9I3N2O4
613.91
本品は白色の結晶性の粉末で、においはない。本品はエタノール(95)に溶けにくく、水に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
100mL[1瓶]
1) Tosch R: Fortschr Röntgenstr. 1961; 95: 189-192
2) 松尾尚樹他: 映像情報(M). 1994; 26: 981-987
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