当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
日本薬局方
アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン注射液
処方箋医薬品注)
血管内投与による造影には使用しないこと
唾液腺撮影
原則として、急性膵炎の診断には本剤を用いた内視鏡的逆行性膵胆管撮影を施行しないこと。急性膵炎発作時に内視鏡的逆行性膵胆管撮影を施行した場合、急性膵炎が悪化するおそれがある。ただし、他の方法で診断され、胆管炎の合併や胆道通過障害の遷延が疑われる胆石性膵炎等の内視鏡的治療を前提とした内視鏡的逆行性膵胆管撮影の場合は、最新の急性膵炎診療ガイドライン等を参考に施行すること。
通常、成人には1回下記量を使用する。なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する。
効能・効果
ウログラフイン注60%
ウログラフイン注76%
内視鏡的逆行性膵胆管撮影
20~40mL
-
経皮経肝胆道撮影
20~60mL
0.5~2mL
血管内投与による撮影の効能・効果はない。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。副作用の発生頻度が高いとの報告がある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。血圧低下、不整脈等の報告があり、重篤な心障害患者においては症状が悪化するおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。静脈性胆のう造影剤で血液のゼラチン様変化をきたし死亡した報告がある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。特に脱水症状のある場合、腎不全(無尿等)を起こすおそれがある。,
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。血中カルシウム低下により、症状が悪化するおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。やむをえず造影検査を実施する場合には静脈確保の上、フェントラミンメシル酸塩等のα遮断薬及びプロプラノロール塩酸塩等のβ遮断薬の十分な量を用意するなど、これらの発作に対処できるよう十分な準備を行い、慎重に投与すること。血圧上昇、頻脈、不整脈等の発作が起こるおそれがある。
,,,
急性腎障害を起こすおそれがある。,
血圧上昇等、症状が悪化するおそれがある。
心・循環器系に影響を及ぼすことがある。
ヨード過剰に対する自己調節メカニズムが機能できず、症状が悪化するおそれがある。
本剤投与前後にはガイドライン等を参考にして十分な輸液を行うこと。症状が悪化するおそれがある。,
症状の悪化が報告されている。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり、腎機能低下患者では排泄遅延から急性腎障害等、症状が悪化するおそれがある。,
腎機能が悪化するおそれがある。,
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤投与の際にはX線照射を伴う。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
ビグアナイド系糖尿病用剤
類薬で乳酸アシドーシスを起こしたとの報告があるので、異常が認められた場合には、ビグアナイド系糖尿病用剤の減量若しくは投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ビグアナイド系糖尿病用剤の腎排泄が減少し、血中濃度が上昇するためと考えられている。
ショックを起こすことがある。また、軽度の過敏症状も重篤な症状に進展する場合がある。,,,,,
アナフィラキシー(呼吸困難、顔面浮腫等)があらわれることがある。,,,,,
急性腎障害があらわれることがある。,,,,,
発現した場合はフェノバルビタール等バルビツール酸誘導体又はジアゼパム等を投与すること。
頻度不明
過敏症
じん麻疹・発疹、そう痒感、潮紅、発赤
循環器
血圧低下、血圧上昇、動悸、不整脈、虚脱
呼吸器
咳、くしゃみ、喘息発作、頻呼吸、咽頭不快感
精神神経系
頭痛、不安感、あくび、一過性皮質盲
消化器
悪心・嘔吐、口渇
内分泌系
甲状腺機能低下症
その他
熱感、悪寒、胸内苦悶感
適応外であるが、本剤の静脈内注入により血管痛、血栓性静脈炎が報告されている。また、造影剤の血管外漏出により発赤、腫脹、水疱、血管痛等があらわれることが報告されている。
本剤の主成分(アミドトリゾ酸)の構成元素であるヨウ素は高いX線吸収能をもつ。これに基づき、本剤の存在部位と他の生体組織との間にX線画像上のコントラストが生じる。
アミドトリゾ酸(Amidotrizoic Acid)
3,5-Bis(acetylamino)-2,4,6-triiodobenzoic acid
C11H9I3N2O4
613.91
本品は白色の結晶性の粉末で、においはない。本品はエタノール(95)に溶けにくく、水に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
100mL[1瓶]20mL[5アンプル]
20mL[5アンプル]
文献請求先バイエル薬品株式会社・メディカルインフォメーション
〒530-0001大阪市北区梅田二丁目4番9号
バイエル医療用医薬品のお問い合わせ先
電話0120-106-398
バイエル薬品株式会社
大阪市北区梅田二丁目4番9号
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.