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処方箋医薬品注)
胆囊・胆管撮影
通常、成人では本剤100mLを30~60分にわたり点滴静注する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。類薬で副作用の発生頻度が高いとの報告がある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。血圧低下、頻脈、心悸亢進等の報告があり、重篤な心障害患者においては症状が悪化するおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。類薬で血液のゼラチン様変化をきたし死亡した報告がある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。血中カルシウム低下により、症状が悪化するおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。やむを得ず造影検査を実施する場合には静脈確保の上、フェントラミンメシル酸塩等のα遮断薬及びプロプラノロール塩酸塩等のβ遮断薬の十分な量を用意するなど、これらの発作に対処できるよう十分な準備を行い、慎重に投与すること。血圧上昇、頻脈、不整脈等の発作が起こるおそれがある。
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急性腎障害を起こすおそれがある。
血圧上昇等、症状が悪化するおそれがある。
心・循環器系に影響を及ぼすことがある。
ヨード過剰に対する自己調節メカニズムが機能できず、症状が悪化するおそれがある。
特に脱水症状のある場合、腎不全(無尿等)を起こすおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。腎機能低下患者では急性腎障害等、症状が悪化するおそれがある。
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤投与の際にはX線照射を伴う。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
ビグアナイド系糖尿病用剤
類薬で乳酸アシドーシスを起こしたとの報告があるので、異常が認められた場合には、ビグアナイド系糖尿病用剤の減量若しくは投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ビグアナイド系糖尿病用剤の腎排泄が減少し、血中濃度が上昇するためと考えられている。
軽度の過敏症状も重篤な症状に進展する場合がある。,,,,,
アナフィラキシー(呼吸困難、顔面浮腫等)があらわれることがある。,,,,,
急性腎障害があらわれることがある。,,,
1%以上
1%未満
頻度不明
過敏症
そう痒、発疹
紅斑、発赤、じん麻疹
循環器
動悸
血管痛、頻脈
チアノーゼ、不整脈、虚脱、潮紅、顔面潮紅、血圧低下、蒼白
呼吸器
咳
喘息発作、呼吸停止、頻呼吸、鼻炎、咽頭炎
消化器
悪心、口内乾燥
嘔吐、下痢
口内異常感、便意、腹痛
精神神経系
めまい、頭痛
不安感、あくび
内分泌系
甲状腺機能低下症
その他
熱感
倦怠感、悪寒
胸内苦悶感、季肋部痛、しびれ感、冷汗
本剤投与により、甲状腺機能検査等の放射性ヨードによる検査に影響を及ぼすことがある。したがって、これらの検査は本剤の投与前に実施すること。本剤投与後2ヵ月間はこれらの検査に影響を及ぼすとの報告がある。
点滴時間
点滴速度
点滴終了後撮影至適時間
30分
1滴/1秒
15~90分
45分
1滴/1.5秒
15~75分
60分
1滴/2秒
15~60分
肝機能及び腎機能が正常な患者に、イオトロクス酸メグルミン70mgI/kg及び112mgI/kgを静注注1)したとき、静注後30分から6時間までの血中半減期は、それぞれ1.4±0.2時間、1.8±0.3時間であった1)(外国人データ)。
180mgI/mLのイオトロクス酸メグルミン液を30mL(約70mgI/kg)静注注1)すると、糞便中に78±11%(48時間以内)、尿中に10.6±2.3%(24時間以内)が排泄された。静注後7日目までに、ほぼ100%が糞便及び尿中に排泄された2)(外国人データ)。
比較臨床試験3)及び一般臨床試験における289例の造影効果の有効率は次のとおりであった。
造影部位
造影効果の有効率(検査回数)
胆のう
89.1%(245/275)
総胆管
95.1%(274/288)
総肝管
93.4%(269/288)
肝内胆管
85.1%(245/288)
本剤の主成分(イオトロクス酸)の構成元素であるヨウ素は高いX線吸収能をもつ。これに基づき、本剤の存在部位と他の生体組織との間にX線画像上のコントラストが生じる。
イオトロクス酸(Iotroxic Acid)
3,3’-(3,6,9-Trioxaundecanedioyl)diiminobis(2,4,6-triiodobenzoic acid)
C22H18I6N2O9
1215.81
本品は白色の結晶性の粉末である。本品はメタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は光によって徐々に着色する。
外箱開封後は遮光して保存すること。
100mL[1瓶]
1) Taenzer V, et al.: RöFo. 1977; 126: 262-267
2) 社内資料: 131I-meglumine iotroxateのヒトへの1回静注後の薬物動態的検討
3) 斎藤達雄他: 胆と膵. 1981; 2: 889-906
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