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処方箋医薬品注)
神経痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
レボドパ
レボドパの有効性を減じることがある。
ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる。
全身皮膚潮紅、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣等があらわれた場合には直ちに投与を中止し適切な処置を行うこと。
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感
消化器
悪心・嘔吐
投与部位
局所疼痛
本剤は、アミノ酸製剤と混合した場合、ビタミンの分解が促進されることがあるので注意すること。
静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
ビタミンB1である。チアミンはATP存在下にthiamine diphosphateに変換し、生理作用を現す。糖質、タンパク質、脂質代謝で、また、TCAサイクルの関門として重要な位置を占めるピルビン酸の脱炭酸反応やTCAサイクル内のα-ケトグルタル酸の脱炭酸反応に関与している。また、トランスケトラーゼの補酵素として五炭糖リン酸回路での糖代謝や核酸代謝にも関与している1)。
ビタミンB6である。生体内で主としてリン酸ピリドキサール(ビタミンB6の補酵素型)となって作用する。アミノ酸・タンパク代謝酵素群の補酵素として各種アミノ酸・タンパクの分解・生合成に重要な役割を果たす。また、脂肪代謝にも関与し、特に不飽和脂肪酸の生体内利用の際に必要とされる2)。
ビタミンB12である。多くの代謝系に関与し、正常な発育、造血、神経組織のミエリン鞘形成などに重要な役割を果たしている。DNA合成過程で必要な葉酸を活性化することにより、間接的にDNA合成に関与するほか、メチルマロニルCoAからサクシニルCoAへの転換反応に関与することによって造血機能を促進する。また、還元型SH基の保護、メチオニン合成時の役割を介してタンパク合成にも影響を及ぼし、髄鞘の形成促進作用、グリア細胞での核酸・タンパク代謝を改善する。眼に対しては、酸素消費量を増し、ATP産生を増大させる。調節性眼精疲労を改善する3)。
チアミン塩化物塩酸塩(Thiamine Chloride Hydrochloride)
3-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium chloride monohydrochloride
C12H17ClN4OS・HCl
337.27
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくい。結晶多形が認められる。
約245℃(分解)
ピリドキシン塩酸塩(Pyridoxine Hydrochloride)
4,5-Bis(hydroxymethyl)-2-methylpyridin-3-ol monohydrochloride
C8H11NO3・HCl
205.64
白色~微黄色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、無水酢酸、酢酸(100)にほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
約206℃(分解)
シアノコバラミン(Cyanocobalamin)
Coα-[α-(5,6-Dimethyl-1H-benzimidazol-1-yl)]-Coβ-cyanocobamide
C63H88CoN14O14P
1355.37
暗赤色の結晶又は粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。吸湿性である。
個装箱開封後は、遮光して保存すること。
2mL×50管(ガラスアンプル)
1) 第十八改正日本薬局方解説書:廣川書店.2021;C-3188-3195
2) 第十八改正日本薬局方解説書:廣川書店.2021;C-4460-4465
3) 第十八改正日本薬局方解説書:廣川書店.2021;C-2147-2152
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