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日本薬局方
沈降破傷風トキソイド
生物学的製剤基準
劇薬
処方箋医薬品注)
生物由来製品
破傷風の予防
初回免疫:通常、1回0.5mLずつを2回、3~8週間の間隔で皮下又は筋肉内に注射する。
追加免疫:第1回の追加免疫には、通常、初回免疫後6カ月以上の間隔をおいて、(標準として初回免疫終了後12カ月から18カ月までの間に)0.5mLを1回皮下又は筋肉内に注射する。ただし、初回免疫のとき副反応の強かった者には適宜減量する。以後の追加免疫のときの接種量もこれに準ずる。
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
,
筋肉注射部位の出血のおそれがある。
接種要注意者である。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、本剤の接種による有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること。なお、新生児破傷風の予防のために接種を行う場合、予診等を慎重に行い妊娠20~36週頃に、通常、0.5mLずつ2回3~8週間の間隔で皮下又は筋肉内に注射することが望ましい。
接種に当たっては、予診等を十分に行い、被接種者の健康状態を観察すること。一般に生理機能が低下している。
全身発赤、呼吸困難、血管浮腫等があらわれることがある。
頻度不明
全身症状注1)
発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、下痢、めまい、関節痛
局所症状(注射部位)注2)
発赤、腫脹、疼痛、硬結等
沈降破傷風トキソイド0.5mLを4週間隔で2回接種による初回免疫で、接種終了後4週の抗毒素量を測定すると、乳幼児100%(52/52例)、学童・中学生94.4%(168/178例)、成人・高齢者75.6%(93/123例)が感染防御に有効といわれている0.01IU/mL以上であった1) 。
小学生1561名、中学生311名に沈降破傷風トキソイド接種後の副反応についてアンケート調査を実施した。小学生1537名、中学生311名から回答を回収し、次の副反応が観察された2) 。
小学生
中学生
調査例数
1537
311
発赤(5㎝以上)
76(4.9%)
7(2.3%)
腫脹(5㎝以上)
70(4.6%)
6(1.9%)
肘関節を超えた発赤、腫脹は、小学生に1例(0.1%未満)のみであった。
本剤の接種により、破傷風トキソイドに対する血中抗体が産生され、防御抗体として働くことで、疾患の予防が期待される。
破傷風の予防には、本剤接種後、血中抗毒素が一定量以上産生される必要がある。破傷風の発症防御には、0.01IU/mL以上の抗毒素量が必要と考えられている3),4) 。
一般的には、本剤を2回接種後、4週間で感染防御に必要な抗毒素量が得られるが、経時的に抗毒素量が低下する。感染防御効果を持続(抗毒素量の維持)するためにはさらに6~12月、あるいは1年半後に3回目の追加免疫を行えば約4~5年間は免疫状態が続くとされている5) 。
外箱開封後は遮光して保存すること。
バイアル 0.5mL 1本
1) 中村文弥.小児科診療 1969:32(3):265-279
2) 下村重雄 ほか.沈降破傷風トキソイド副反応調査報告,予防接種制度に関する文献集(ⅩⅣ) : 1985:178-183
3) 佐藤博子 ほか.ワクチンハンドブック 1994:81-90
4) 加藤達夫.小児科診療.1990;53(10):2275-2281
5) 海老沢功.破傷風〔第2版〕2005:17-24
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外傷後の破傷風発症予防に使用した場合は、保険給付の対象となる。
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