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生物学的製剤基準
水痘抗原
劇薬
処方箋医薬品注)
生物由来製品
水痘に対する免疫能の検査
本剤は、主として水痘に対する感受性又は免疫機能、細胞性免疫の状態を把握するために用いること。
通常、0.1mLを皮内に注射する。皮内反応の判定は注射後およそ24時間後に判読する。ただし、24時間後に陰性の場合は、さらに48時間後に判読する。
判読の基準は次表のとおり。ただし、1mm未満は四捨五入する。
反応
判定
符号
発赤の長径4mm以下
陰性
(-)
発赤の長径5mmから9mmまで
陽性
(+)
発赤の長径10mm以上
中等度陽性
(++)
発赤の長径10mm以上で硬結に二重発赤を伴うもの
強陽性
(+++)
被検者が水痘皮内反応検査を行っても著しい障害をきたすおそれがないと認められる場合は、診断を確定するために検査を行ってもよい。
投与に当たっては、予診等を十分に行い、被接種者の健康状態を観察すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
局所症状(注射部位)
発赤、腫脹、硬結注2) 、水疱注2) 、そう痒感注2)
自然感染、あるいは乾燥弱毒生水痘ワクチン接種により、細胞性免疫が成立しているものに本剤を皮内注射した場合、遅延型アレルギー反応の一種である皮内反応を引き起こし、注射局所に一過性の腫脹、発赤が生じる。この発赤の直径を測定し細胞性免疫の状態を診断する1),2) 。
外箱開封後は遮光して保存すること。
バイアル 0.2mL 1本
1) Kamiya, H. et al.:Diagnostic skin test reactions with varicella virus antigen and clinical application of the test. The Journal of Infectious Diseases.1977;136(6):784-788
2) Asano, Y. et al.:Soluble skin test antigens of varicella-zoster virus prepared from the fluid of infected cultures. The Journal of Infectious Diseases.1981;143(5):684-692
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