当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
劇薬
処方箋医薬品注)
生物由来製品
本剤の成分に対してアナフィラキシーショックの既往歴のある患者,
ムコ多糖症IVA型
通常、エロスルファーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり2mgを週1回、点滴静注する。
体重範囲
25kg未満
25kg以上
薬液総量
100mL
250mL
投与開始~15分
3mL/時
6mL/時
15~30分
12mL/時
30~45分
24mL/時
45~60分
18mL/時
36mL/時
60~75分
48mL/時
75~90分
30mL/時
60mL/時
90分以降
72mL/時
過敏症反応によって症状の急性増悪が起こる可能性がある。投与前及び投与中は患者の状態を観察し、必要に応じて適切な処置を行うこと。また、投与日を遅らせることを考慮すること。,
本剤の添加剤ソルビトールが体内で代謝されて生成した果糖が正常に代謝されず、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある。
当該患者を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験で乳汁中への移行が報告されているが、ヒト母乳中への移行は不明である。
5歳未満の小児を対象とした安全性及び有効性を検討した国内臨床試験は実施していない。
副作用の発現に注意すること。生理機能が低下していることが多い。
重篤なinfusion reactionとして、アナフィラキシーを起こすことがあるので、投与中及び投与後は観察を十分に行うこと。,,,,
10%以上
10%未満
免疫系障害
過敏症
一般・全身障害および投与部位の状態
発熱、悪寒、疲労
神経系障害
頭痛
めまい
胃腸障害
嘔吐、悪心、下痢、腹痛、上部腹痛、口腔咽頭痛
呼吸器、胸郭および縦隔障害
呼吸困難
5~41歳のムコ多糖症IVA型患者23例(日本人:2例)に本剤2mg/kg/週を約4時間かけて静注したときの投与開始日及び第22週における薬物動態パラメータは下表のとおりであった1)。
薬物動態パラメータ
投与開始日
第22週
AUC0-t(min・μg/mL)
238±100(n=22)
577±416(n=22)
Cmax(μg/mL)
1.49±0.534(n=22)
4.04±3.24(n=22)
Tmax(min)
172±75.3(n=22)
202±90.8(n=22)
CL(mL/min/kg)
10.0±3.73(n=15)
7.08±13.0(n=20)
Vdss(mL/kg)
396±316(n=14)
650±1842(n=20)
t1/2(min)
7.52±5.48(n=15)
35.9±21.5(n=20)
平均値±標準偏差
マウスに蛍光標識したエロスルファーゼ アルファ(10mg/kg)を反復静脈内投与したとき、大腿骨の成長板、心臓の僧帽弁、肝臓の類洞細胞及びクッパー細胞等において蛍光が認められた。僧帽弁では蛍光はライソゾーム区画中に認められた2)。
5~57歳のムコ多糖症IVA型患者176例[プラセボ群59例、本剤2mg/kg/週投与群58例(日本人:2例)、本剤2mg/kg/隔週投与群59例(日本人:4例)]を対象にプラセボ対照無作為化二重盲検比較試験が実施された。全患者が抗ヒスタミン剤の前投与を受け、必要に応じて解熱鎮痛剤や副腎皮質ホルモン剤等の前投与を受けた。本剤24週後の6分間歩行試験の歩行距離について、本剤2mg/kg/週投与ではプラセボに対し有意な増加が認められた。
評価項目
プラセボ群(n=59)
本剤2mg/kg/週群(n=58)
6分間歩行試験の歩行距離(m)
ベースライン
211.9±69.9
203.9±76.3
投与24週時
225.4±83.2
243.3±83.5
変化量
13.5±50.6
36.5±58.5
群間差注2)
-
22.5[4.0,40.9]
3分間階段昇段試験の昇段数(段/min)
30.0±14.1
29.6±16.4(n=58)
33.6±18.4
34.9±18.4(n=57)
3.6±8.5
4.8±8.1(n=57)
1.1[-2.1,4.4]
尿中ケラタン硫酸濃度(μg/mg)
25.7±15.09(n=58)
26.9±14.11(n=58)
24.3±13.45(n=56)
14.2±8.38(n=54)
変化率
-4.4±27.03(n=55)
-45.1±19.9(n=54)
-40.7[-49.0,-32.4]
最大換気量(L/min)
34.8±27.3(n=51)
28.3±16.6(n=52)
34.1±28.7(n=54)
29.0±14.4(n=54)
2.4±20.7(n=50)
10.8±25.6(n=49)
10.3[-1.8,22.4]
平均値±標準偏差、調整済み平均値[95%信頼区間]
本剤2mg/kg/週投与群において、第24週までに58例中57例(98.3%)に抗エロスルファーゼ アルファ抗体が認められ、中和抗体も58例中57例(98.3%)に認められた。また、本薬のIgE抗体は58例中5例(8.6%)に認められた。本剤2mg/kg/週群では58例中42例に副作用が認められた。2mg/kg/週群で認められた主な副作用は、発熱19例(32.8%)、嘔吐18例(31.0%)、頭痛15例(25.9%)及び悪心14例(24.1%)であった。Infusion reactionは38例(65.5%)に認められた。日本人患者6例(2mg/kg/週群2例、2mg/kg隔週投与群4例)では、6例中6例に副作用が認められた。副作用の内訳は、上腹部痛、悪心、嘔吐、疲労、発熱及び頭痛であった。Infusion reactionは6例に認められた3)(承認時)。,,
“17.1.1”の試験を完了し参加同意の得られた173例の患者に継続試験が行われた。“17.1.1”の試験で本剤群に割り付けられた被験者は、“17.1.1”の試験の用法・用量を継続することとされ、プラセボ群に割り付けられた被験者は本剤2mg/kg/週又は本剤2mg/kg/隔週投与とされた。本剤2mg/kg/週投与群における6分間歩行試験の歩行距離のベースラインから第72週までの変化量は30.1[95%信頼区間12.6, 47.6]mであり、有効性が維持された。本剤2mg/kg/週群において、第24週から第72週の間に新たに1例に本薬のIgE抗体が認められた。本剤2mg/kg/週群では56例中51例に副作用が認められた。2mg/kg/週群で認められた主な副作用は、発熱27例(48.2%)、嘔吐24例(42.0%)、頭痛21例(37.5%)及び悪心20例(35.7%)であった。Infusion reactionは56例(100.0%)に認められた。日本人患者6例(2mg/kg/週群2例、2mg/kg隔週投与群4例)では、6例中6例に副作用が認められた。副作用の内訳は、発熱、頭痛、疲労、悪心、蕁麻疹、嘔吐、咳、下痢、発疹、呼吸困難、アナフィラキシー反応及びアレルギー反応であった。Infusion reactionは6例に認められた4)。,,
ムコ多糖症IVA型はライソゾーム酵素であるN-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ(GALNS)の遺伝子変異による常染色体劣性遺伝疾患である。GALNS活性が低下することにより、グリコサミノグリカン(ケラタン硫酸及びコンドロイチン-6-硫酸等)が蓄積し、骨格形成不全、筋骨格障害又は呼吸機能不全を呈する。本剤はGALNSに高マンノース型糖鎖及びリン酸化高マンノース型糖鎖を付加させた糖タンパク質であり、カチオン非依存性マンノース-6-リン酸受容体を介してライソゾーム内に取り込まれ、ライソゾーム内に蓄積したグリコサミノグリカンの異化を亢進し、蓄積を減少させる5)。
エロスルファーゼ アルファ(遺伝子組換え)Elosulfase Alfa(Genetical Recombination)
約113,000~114,000
エロスルファーゼ アルファは、遺伝子組換えヒトN-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼであり、チャイニーズハムスター卵巣細胞から産生される。エロスルファーゼ アルファは、496個のアミノ酸残基からなるサブユニット2個から構成される糖タンパク質である。
凍結、振盪を避けること。遮光すること。
1バイアル
1) 社内資料: 第3相臨床試験MOR-004(2014年12月26日承認、CTD 2.7.2.1.1)
2) 社内資料: マウスにおける分布試験 0110-08-041(2014年12月26日承認、CTD 2.6.4.4.1)
3) C. J. Hendriksz.et al.: J Inherit Metab Dis 37: 979-990, 2014
4) C. J. Hendriksz.et al.: Molecular Genetics and Metabolism 119, 131-143, 2016
5) Wood, TC, et. al.; J Inherit Metab Dis. 369 2013
BioMarin Pharmaceutical Japan株式会社 メディカルインフォメーション
〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目1番6号JR新宿ミライナタワー
*TEL:03-6837-0844https://www.bmrn.co.jp/
BioMarin Pharmaceutical Japan株式会社
東京都新宿区新宿四丁目1番6号
BioMarin Pharmaceutical Inc. 米国
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.