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劇薬
処方箋医薬品注)
生物由来製品
セロイドリポフスチン症2型
通常、セルリポナーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、300mgを2週間に1回、脳室内投与する。なお、患者の状態、年齢に応じて適宜減量する。
年齢
1回投与量
出生~生後6カ月未満
100mg
生後6カ月~1歳未満
150mg
1歳~2歳未満
初めの4回目までの投与量:200mg5回目以降の投与量:300mg
伝導障害や器質的心疾患の発現に注意すること。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断する場合にのみ投与する。妊娠女性は臨床試験では除外されている。本剤を使用した動物による生殖発生毒性試験は実施されていない。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
2歳未満の患者では、投与量を減量し慎重に投与すること。1歳未満の患者の投与経験はない。
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10%以上
0.1%以上10%未満
免疫系障害
過敏症(38%)
神経系障害
痙攣(38%)てんかん全身性強直性間代性発作頭痛
ミオクローヌス髄液細胞増加症
胃腸障害
嘔吐(25%)
全身障害及び投与部位の状態
発熱(46%)
びくびく感
その他
医療機器の問題
本剤の詳細な使用方法は、投与ガイドを確認すること。
脳室アクセスデバイスからの漏出、医療機器の不具合又は感染症の兆候がないか頭皮を確認すること。これらの兆候が認められる場合には、本剤を投与しないこと。,
完全に解凍した本剤バイアル及びフラッシュ溶液バイアルの状態を確認し、溶液に変色や異物粒子の混入が認められる場合は、使用しないこと。なお、本剤は、無色~微黄色、澄明~僅かに乳白色である。セルリポナーゼ アルファが凝集した半透明の細い繊維や不透明の粒子を含む場合があるが、0.2μmフィルターで除去され、本剤の品質に影響はない。フラッシュ溶液は、無色澄明である。
セロイドリポフスチン症2型患者を対象に、本剤300mgを2.5mL/時間の速度で2週間に1回反復脳室内投与したときの脳脊髄液及び血漿における薬物動態パラメータは以下のとおりであり、反復投与による明らかな蓄積性は認められなかった1) (外国人データ)。
測定対象
測定時点
例数
Cmax(μg/mL)
AUC0-t(μg・h/mL)
tmax(h)
t1/2(h)
CL(mL/h)
VZ(mL)
脳脊髄液
1日目
13
1430±1040
9450±4630
4.50[4.25, 5.75]
7.74±3.02
40.8±22.2
480±460
4週目注2)
14
1770±980
13000±5170
4.25[3.83, 4.50]
7.10±1.69
26.8±12.7
261±106
13週目注3)
1500±382
11700±3640
4.25[4.00, 4.50]
7.34±1.68
27.8±8.13
289±92.2
血漿
12
1.43±1.08
25.9±23.2
12.0[4.25, 24.5]
2.40±1.30
40.9±24.3
12.0[7.50, 24.2]
9
1.08±0.964
17.0±17.5
12.3[4.25, 75.9]
平均値±標準偏差、tmax:中央値[範囲]、本剤投与開始時からの最高濃度到達時間
サルに本薬14mgを単回脳室内投与したときの中枢神経系における本薬の活性体の半減期は、ほとんどの組織部位で3~15日の範囲であった2) 。
3~8歳のセロイドリポフスチン症2型患者24例(用量漸増期+固定用量投与期:10例(日本人1例)、固定用量投与期:14例)を対象に非盲検非対照試験(190-201試験)が実施された。本試験では抗ヒスタミン剤の前投与を行い、治験担当医師の判断によって解熱鎮痛剤等の前投与も行われた。用量漸増期ではコホート1~3として本剤30、100及び/又は300mg(各用量:4~22週間)、固定用量投与期(48週間)では本剤300mgを2.5mL/時間の速度で2週間に1回反復脳室内投与とされた。用量漸増期又は固定用量投与期における本剤300mg投与開始時をベースラインとし、運動尺度と言語尺度の合計スコアによるML尺度注4) がベースラインから48週時までに2点以上の不可逆的低下がみられないこと(ベースラインからのML尺度が1点低下、不変又は改善)、又はベースラインのML尺度が1点であった場合、48週時までに0点とならないことをレスポンダーと定義した患者の割合[95%信頼区間]は87%(20/23例)[66, 97]%であり、自然経過患者で推定された割合である50%を有意に上回った(p=0.0002)3) 。190-201試験を完了したセロイドリポフスチン症2型患者23例(日本人1例)を対象に本剤300mgを2.5mL/時間の速度で2週間に1回反復脳室内投与する継続投与試験(190-202試験)を実施され(最長161週投与、承認時)、ML尺度注4) がベースライン(300mg投与開始時)から96週時までにレスポンダーであると判断された患者の割合[95%信頼区間]は87%(20/23例)[66, 97]%であった4) 。190-201/202試験において、脳脊髄液中及び血清中における抗セルリポナーゼ アルファ抗体は、190-201試験投与開始から149週時までに8/24例(33%)及び157週時までに19/24例(79%)に認められた。脳脊髄液中の中和抗体は、いずれの患者も認められなかった4) 。190-201/202試験と3歳以上のセロイドリポフスチン症2型患者における自然経過観察研究との臨床評価尺度を比較検討した。190-201/202試験と類似した集団の自然経過観察研究の結果を比較したときのKaplan-Meier法により推定された運動尺度と言語尺度の合計スコアがベースラインから2点以上の不可逆的低下がみられない、又はベースラインの合計スコアが1点であった場合、0点にならない患者の割合は図2のとおりであり、ハザード比[95%信頼区間]は0.05[0.01, 0.18]であった5) 。
3歳未満を含むセロイドリポフスチン症2型患者を対象に本剤を2.5mL/時間の速度で2週間に1回反復脳室内投与とする非盲検非対照試験が実施された(最長38週間投与、承認時)。本試験では抗ヒスタミン剤の前投与を行い、治験担当医師の判断によって解熱鎮痛剤等の前投与も行われた。ベースラインの年齢が2~5歳の4例に本剤300mgが脳室内投与され、運動尺度と言語尺度の合計スコアによるML尺度注4) の評価が可能であった3例について、すべての患者においてベースラインから最終評価時までのML尺度は不変であった(6点を維持:2例、2点を維持:1例)。血清中に抗セルリポナーゼ アルファ抗体は投与開始から37週時までに4/4例(100%)に認められ、脳脊髄液中の抗セルリポナーゼ アルファ抗体はいずれの患者でも認められなかった。
セルリポナーゼ アルファ(遺伝子組換え)は遺伝子組換えヒトトリペプチジルペプチダーゼI酵素前駆体であり、カチオン非依存性マンノース6リン酸受容体を介してリソソーム内に取り込まれた後、生体内のプロテアーゼにより活性化され、セロイドリポフスチン症2型において認められるリソソーム内に蓄積したポリペプチドからトリペプチドを切断し、その蓄積物質の増加を抑制することが期待される7),8),9) 。
セルリポナーゼ アルファ(遺伝子組換え)(Cerliponase Alfa (Genetical Recombination))
セルリポナーゼ アルファは、遺伝子組換えヒトトリペプチジルペプチダーゼI酵素前駆体であり、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。セルリポナーゼ アルファは、544個のアミノ酸残基からなる糖タンパク質(分子量:約66,000)である。
ブリニューラ脳室内注射液150mg(5mL)2バイアル及びブリニューラ脳室内注射液150mg用フラッシュ溶液(5mL)1バイアル
1) 社内資料: 脳脊髄液中及び血漿中本剤濃度成績(2019年9月20日承認、CTD 2.7.2.2)
2) Vuillemenot他: Toxicol Appl Pharmacol 277 (2014) 49
3) 社内資料: 190-201試験(2019年9月20日承認、CTD 2.7.6.2)
4) 社内資料: 190-202試験(2019年9月20日承認、CTD 2.7.6.3)
5) 社内資料: 190-201/202試験と190-901試験の比較(2019年9月20日承認、CTD 2.7.3.3)
6) 社内資料: 190-203試験(2019年9月20日承認、CTD 2.7.6.4)
7) Golabek他: J Biol Chem 280 (2005) 7550
8) Sleat他: Science 277 (1997) 1802
9) Wlodawer他: BMC Structural Biology 3 (2003) 8
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