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通常成人下記1回量を1日2~3回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
通常成人下記1回量を1日3回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
通常、放射線照射1時間前より投与を開始すること。
減量するなど注意すること。一般に、生理機能が低下している。
0.1~5%未満
0.1%未満
消化器
悪心
下痢、口渇、軽度の腹痛
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
一般臨床試験として1326例、二重盲検試験として189例の総計1515例について臨床試験を実施し、本剤の有効性が認められている1),2) 。疾患別の有効率は、湿疹・皮膚炎86.0%(227/264)、じん麻疹71.9%(120/167)、薬疹・中毒疹89.0%(250/281)、ざ瘡75.4%(255/338)、紅斑86.6%(123/142)であった。
一般臨床試験として249例、二重盲検試験として189例の総計438例について臨床試験を実施し、各種癌患者の放射線治療における放射線防護効果を白血球減少の発現を指標として判定したところ、一般臨床では有効率83.9%(209/249)、二重盲検においても有意の薬効が認められている3),4) 。
L-システインは、生体内代謝系において、SH供与体としての役割を果たし、SH酵素のactivator(賦活剤)として作用する。
皮膚代謝の正常化、抗アレルギー、解毒などの作用により各種皮膚疾患に応用される。動物実験において、実験的皮膚びらんの治癒時間短縮(モルモット)5) 、浮腫抑制・透過性抑制・キニン様物質の遊離活性の抑制(モルモット)6) 、各種化学薬品・重金属・農薬に対する解毒効果(マウス・ラット)7) などが報告されている。
放射線を照射した動物の延命(マウス)8) 、白血球減少抑制(ラット)9) 、脾障害の防護(マウス)10) などが報告されており、臨床的には放射線療法にともなう白血球減少症に応用される。
L-システイン(L-Cysteine)
(2R)-2-Amino-3-sulfanylpropanoic acid
C3H7NO2S
121.16
白色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、味はえぐい。水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。1mol/L塩酸試液に溶ける。
500錠[10錠(PTP)×50]、1000錠[10錠(PTP)×100]
500g(プラスチック容器:乾燥剤入り)
1) 帷子康雄 ほか: 臨床皮膚科 1975; 29(2): 147-53.
2) 三浦祐晶 ほか: 西日本皮膚科 1980; 42(4): 701-10.
3) 大島敏美 ほか: 日本医学放射線学会雑誌 1977; 37(5): 444-62.
4) 神宮賢一 ほか: 日本癌治療学会誌 1981; 16(4): 681-93.
5) Paulet G: C R Seances Soc Biol Fil 1952; 146(11-12): 925-8.
6) Davies GE, et al.: Br J Pharmacol Chemother 1966; 27: 107-13.
7) 飯田高史 ほか: 日本薬学大会 1967~1969.
8) 大島敏美 ほか: 東邦医学会雑誌 1972; 19(1・2): 142-7.
9) 樋口助弘 ほか: 日本医学放射線学会雑誌 1957; 17(4): 388-93.
10) Bari WA: Pathol Microbiol (Basel) 1968; 32(4): 205-18.
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