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アリメマジン酒石酸塩として、通常成人1回2.5mg(5mL)を1日3〜4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。就寝時の頓用には5mg(10mL)を経口投与する。
小児の1回投与量例:下記用量を1日3〜4回経口投与する。
年齢
1回投与量
1歳
1mL
2〜3歳
1.5mL
4〜6歳
2mL
7〜9歳
3mL
10〜12歳
3.5mL
<Harnackの方法(体表面積)に準拠>
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
他のフェノチアジン系化合物で肝障害の報告がある。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
中枢神経抑制剤
アルコール
中枢神経抑制作用を増強する。用量を調節するなど注意する。
相互に作用を増強すると考えられている。
降圧剤
降圧作用を増強する。用量を調節するなど注意する。
アトロピン様作用を有する薬剤
抗コリン作用を増強する。用量を調節するなど注意する。
0.1〜5%未満
頻度不明
過敏症
発疹等
血液
顆粒球減少等
精神神経系
眠気、めまい、倦怠感、頭痛
消化器
口渇
**本剤は添加剤として亜硫酸塩を含有している。喘息患者では非喘息患者よりも亜硫酸塩に対する過敏症が多く認められるとの報告がある。
患者に35S-アリメマジン酒石酸塩5mg(カプセル注))を経口投与し、放射能濃度を測定したところ、投与後4〜5時間で最高血清中濃度(約0.12μg/mL)に達した1)(外国人データ)。
患者に35S-アリメマジン酒石酸塩5mg(カプセル注))を経口投与した場合、投与後24時間での尿中排泄率は約50%であった1)(外国人データ)。注)本剤の承認された剤形はシロップ剤である。
国内で行われた経口剤(錠注)、散注)、シロップ)による臨床試験1,051例の概要は次のとおりである。
種々の皮膚疾患に伴いそう痒を訴える患者803例を対象とした臨床試験において79.6%の症例に止痒効果又は症状の改善が認められた。
じん麻疹患者171例を対象とした臨床試験において83.6%の症例に改善効果が認められた。
感冒等上気道炎患者77例を対象とした臨床試験において66.2%の症例に改善効果が認められた。
注)本剤の承認された剤形はシロップ剤である。
アリメマジン酒石酸塩はフェノチアジン系の抗ヒスタミン剤で、抗ヒスタミン作用を有するとともに、皮膚そう痒に対して中枢性に作用する。
モルモットを用いたMagnus法、Schaumann法及びBovet-Staub試験で抗ヒスタミン作用が認められた2)。
そう痒性皮膚疾患(ヒスタミン発斑、アセチルコリン発斑、ツベルクリン反応)に対する抗そう痒作用が認められた3)。
アリメマジン酒石酸塩(Alimemazine Tartrate)
N,N,2-Trimethyl-3-(10H-phenothiazin-10-yl) propylamine hemitartrate
(C18H22N2S)2・C4H6O6
746.98
159〜163℃
トリメプラジン酒石酸塩(Trimeprazine Tartrate)
500mL 1瓶
1) Rosen E, et al.:J Pharm Pharmacol. 1960;12(Suppl.):237-244
2) Courvoisier S, et al.:Arch Int Pharmacodyn Ther. 1958;115 (1-2):90-113
3) 松崎俊彦:皮膚と泌尿 1962;24 (4):450-457
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