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劇薬
処方箋医薬品注)
本剤を脊椎麻酔に使用しないこと。
症候性神経痛、筋肉痛、腰痛症、肩関節周囲炎
血管内を避けて局所に注射する。
(イ)顔面頸骨各部 0.5~1.0mL(ロ)肩甲部 1.0~2.0mL(ハ)胸・腰各部 1.0~2.5mL(ニ)その他局所 0.5~1.0mL
ショックや発疹等のアレルギー反応を起こすおそれがある。,
他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で症状が悪化したとの報告がある。
硬膜外ブロックにより症状が悪化するおそれがある。
出血しやすいので、血腫形成や脊髄への障害を起こすことがある。
硬膜外ブロックにより低血圧が起こりやすい。
脊髄や神経根の損傷のおそれがある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には、慎重に投与し、投与後の患者の状態を十分に観察すること。サリチル酸系製剤の使用実態は我が国と異なるものの、米国においてサリチル酸系製剤とライ症候群との関連性を示す疫学調査報告がある。[ライ症候群:小児において極めてまれに水痘、インフルエンザ等のウイルス性疾患の先行後、激しい嘔吐、意識障害、痙攣(急性脳浮腫)と肝臓ほか諸臓器の脂肪沈着、ミトコンドリア変形、AST・ALT・LDH・CKの急激な上昇、高アンモニア血症、低プロトロンビン血症、低血糖等の症状が短期間に発現する高死亡率の病態である。]
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあり、また心停止に至ることがあるので、脈拍の異常、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害、喘鳴、眼瞼浮腫、発赤、蕁麻疹等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。,,,
原因不明の頻脈・不整脈・血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液の暗赤色化(チアノーゼ)、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱がまれにあらわれることが報告されている。本剤を使用中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに中止し、ダントロレンナトリウムの静注、全身冷却、純酸素での過換気、酸塩基平衡の是正等、適切な処置を行うこと。また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること。
頻度不明
中枢神経系
振戦、痙攣等の中毒症状注1)
眠気、不安、興奮、霧視、めまい、悪心、嘔吐、頭痛、気分不良注2)
過敏症
蕁麻疹、湿疹、全身のかゆみ、全身の発赤等の皮膚症状、全身性発熱、浮腫
その他
一過性の麻痺、注射部位の疼痛、腫脹、発赤、熱感
初期症状として不安、興奮、多弁、口周囲の知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦等があらわれる。症状が進行すると意識消失、全身痙攣があらわれ、これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生じるおそれがある。より重篤な場合には呼吸停止を来すこともある。
血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系の抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止等があらわれる。
必要に応じて人工呼吸を行う。振戦や痙攣が著明であれば、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)を投与する。心機能抑制に対しては、カテコールアミン等の昇圧剤を投与する。心停止を来した場合には直ちに心マッサージを開始する。
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的な不妊が認められたとの報告がある。
神経細胞膜のNa+チャネルを抑制することによって神経の活動電位発生を抑制するという局所麻酔薬共通の作用により、知覚神経の求心性伝導を抑制する1) 。
プロスタグランジン生合成の律速酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用を現す。構成型COX(COX-1)と誘導型COX(COX-2)に対する選択性はない2) 。
臭素イオンが大脳皮質に働き中枢の興奮を抑制し、また、そのほかの中枢神経領域の刺激感受性も抑制する。さらに、カルシウムの作用で消炎作用が加わる3) 。
ジブカイン塩酸塩、Dibucaine Hydrochloride(JAN)
2-Butyloxy-N-(2-diethylaminoethyl)-4-quinolinecarboxamide monohydrochloride
C20H29N3O2・HCl
379.92
白色の結晶又は結晶性の粉末である。水、エタノール(95)又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、無水酢酸に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。
95~100℃
サリチル酸ナトリウム、Sodium Salicylate(JAN)
Monosodium 2-hydroxybenzoate
C7H5NaO3
160.10
白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすい。光によって徐々に着色する。
臭化カルシウム、Calcium Bromide(JAN)
CaBr2・2H2O
235.92
白色の塊又は粒状の結晶で、においはなく、味はわずかに苦い。水又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。極めて吸湿性である。
外箱開封後は、光により分解着色するので、遮光して保存すること。また、着色の認められるものは使用しないこと。
ネオビタカイン注2mL:2mL×10管ネオビタカイン注5mL:5mL×10管
1) 第18改正日本薬局方解説書、廣川書店 2021:C-2323‒C-2327
2) 第18改正日本薬局方解説書、廣川書店 2021:C-119‒C-124、C-2072‒C-2075
3) 第9改正日本薬局方解説書、廣川書店 1976:C-785‒C-788
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