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下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
通常、成人にはメロキシカムとして10mgを1日1回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は15mgとする。
プロスタグランジン合成阻害作用により、胃粘膜防御能が低下し、消化性潰瘍を再発させるおそれがある。
本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もある。
血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。
プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こり、心機能障害を悪化させるおそれがある。
プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こり、血圧を上昇させるおそれがある。
喘息発作を誘発するおそれがある。
循環体液量が減少している状態にある患者では、プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流の低下、腎機能障害が惹起されるおそれがある。
血小板機能異常が起こることがあるため、出血傾向を助長するおそれがある。
症状が悪化するおそれがある。
投与しないこと。プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こり、腎機能障害を悪化させるおそれがある。
プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こり、腎機能障害を悪化又は再発させるおそれがある。
投与しないこと。肝機能障害を悪化させるおそれがある。
肝機能障害を悪化又は再発させるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット及びウサギ)において、以下のことが認められている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められている。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
観察を十分行い(消化管障害、特に胃腸出血に注意すること)、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。一般に高齢者においては胃腸出血、潰瘍、穿孔はより重篤な転帰をたどり、きわめてまれにではあるが致死性の消化管障害も報告されている。これらの事象は治療のどの時点でも発現し、重篤な消化管障害の既往の有無にかかわらず発現する可能性がある。
ACE阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤
糸球体濾過量がより減少し、腎機能障害のある患者では急性腎障害を引き起こす可能性がある。
プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。
選択的セロトニン再取り込み阻害剤
出血傾向が増強するおそれがある。
選択的セロトニン再取り込み阻害剤は血小板凝集抑制作用を有するためと考えられる。
プロスタグランジン合成阻害剤(糖質コルチコイド、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤、サリチル酸塩(アスピリンを含む))
消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める可能性がある。
両剤ともプロスタグランジン合成阻害作用を有するためと考えられる。
抗凝固剤
出血傾向が増強するおそれがあるので、併用が避けられない場合は、血液凝固に関する検査を行うなど、これら薬剤の効果を十分観察すること。
これら薬剤は抗凝固作用を有するためと考えられる。また、CYP2C9による代謝において、本剤とワルファリンとの薬物相互作用が起こるおそれがある。
抗血小板剤(チクロピジン)
抗血小板剤は血小板凝集抑制作用を有するためと考えられる。
血栓溶解剤
これら薬剤は血栓溶解作用を有するためと考えられる。
コレスチラミン
本剤の作用が減弱する。
コレスチラミンの薬物吸着作用により、本剤の消失が速まると考えられる。
経口血糖降下剤
本剤の作用が増強するおそれがある。
機序は十分に解明されていないが、グリベンクラミドが本剤の代謝を阻害した(in vitro試験)との報告がある。
キニジン
本剤の作用が減弱するおそれがある。
機序は十分に解明されていないが、キニジンが本剤の代謝を亢進させた(in vitro試験)との報告がある。
リチウム
血中リチウム濃度が上昇する。他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で、リチウム中毒を呈したとの報告があるので、本剤の治療開始、用量の変更及び中止時には、血中リチウム濃度を測定するなど留意すること。
プロスタグランジン合成阻害作用により、リチウムの腎排泄が遅延するためと考えられている。
メトトレキサート
メトトレキサートの血液障害を悪化させるおそれがあるので、血液検査を十分行うこと。
プロスタグランジン合成阻害作用により、メトトレキサートの尿細管分泌を抑制するためと考えられている。
利尿剤
利尿剤を使用中の患者においては、非ステロイド性消炎鎮痛剤で急性腎障害を起こすおそれがあるので、腎機能に十分留意し、本剤の併用を開始すること。
プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下及び水、ナトリウムの貯留が起こるためと考えられている。
降圧薬(β受容体遮断薬、ACE阻害薬、血管拡張薬、利尿剤等)
他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で、降圧薬の効果を減弱させることが報告されている。
血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成が阻害されるため、降圧薬の血圧低下作用を減弱させると考えられている。
シクロスポリン
シクロスポリンの腎毒性が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されるおそれがあるので、腎機能に十分留意すること。
プロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少するためと考えられている。
心筋梗塞、脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象があらわれることがある1)。
5%以上
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
循環器
血圧上昇
低血圧、動悸
消化器
腹痛
口内炎、口内乾燥、口角炎、食道炎、嘔吐、悪心・嘔気、食欲不振、胃潰瘍、消化不良、鼓腸放屁、下痢、便潜血、おくび
腹部膨満感、便秘
胃炎
精神神経系
頭痛、味覚障害
知覚異常、眠気、眩暈
錯乱、失見当識、抑うつ
過敏症
発疹、皮膚そう痒、蕁麻疹
接触性皮膚炎、光線過敏性反応
感覚器
眼異物感、眼球強膜充血、耳鳴
結膜炎、視覚障害、霧視
肝臓
AST、ALT、LDH、Al-Pの上昇等の肝機能障害、ウロビリノーゲンの上昇、総ビリルビン値の上昇
腎臓
BUN、クレアチニン、尿酸値の上昇、総蛋白、アルブミンの低下、尿蛋白、尿糖
尿量減少
血液
白血球の増加、赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット値、リンパ球の減少、好中球、好酸球、好塩基球、単球の増加、貧血
その他
浮腫、倦怠感、気分不快、尿沈渣の増加、尿潜血、血清鉄の減少、カリウムの上昇
咳嗽、腋窩・乳房の痛み、悪寒、潮紅・ほてり、発熱、下肢脱力
排尿障害(尿閉を含む)
コレスチラミンが本剤の消失を速めるとの報告がある2)。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
健康成人にメロキシカム5、10、20mg注)をカプセル剤として空腹時投与したとき、最高血中濃度は約7時間後に得られ、血中濃度のピークは二峰性を示し、これは腸管内へ排泄された後、腸から再吸収される腸から腸への再循環(enteroenteric circulation)によると考えられる。Cmax及びAUCは用量に比例した3)。健康成人男子を対象にメロキシカム10mgを錠剤及びカプセル剤として空腹時投与し、薬物動態パラメータを比較した結果、両製剤が生物学的に同等であることが確認された4)。
健康成人男子にメロキシカム10mgをカプセル剤として食後に7日間反復投与したときの薬物動態パラメータは以下のとおりである5)。
薬物動態パラメータ
平均値±S.D.
Cmax(μg/mL)
1.842±0.428
AUC0-τ(μg・h/mL)
30.21±7.88
Cτ(μg/mL)
0.875±0.300
MRT(h)
29.95±7.40
t1/2(h)
18.68±5.20
tmax(h)
5.160±1.599
(n=25)
健康成人に14C-メロキシカム30mg注)を経口投与したときの吸収率は約100%であると推定された6)(外国人データ)。食事の影響については、健康成人にメロキシカム10mgを空腹時及び食後に投与したときの薬物動態パラメータを比較した。その結果、Cmaxは食後投与時で高かったが、AUCに差は認められず、メロキシカムの吸収に対する食事の影響は少ないものと考えられた7)。
AUC0-72(μg・h/mL)
空腹時投与
0.741±0.101
8.0±8.0
28.7±5.6
26.6±5.0
食後投与
0.851±0.139
5.0±1.0
23.7±5.3
26.9±5.1
(平均値±S.D.,n=12)
14C-メロキシカム1mg/kgを経口投与した場合、消化管の他に血液、肝臓、腎臓、肺、甲状腺で高濃度であり、脳にはほとんど分布しなかった(ラット)8)。健康成人に14C-メロキシカム30mg注)を経口投与したとき、in vivoでの血清蛋白との結合率は99%以上であった7)(外国人データ)。ヒト血漿蛋白とのin vitroでの結合率は99%以上であり、主結合蛋白はアルブミンであると考えられた9),10)。
健康成人に14C-メロキシカム30mg注)を経口投与したとき、血漿中ではほとんどが未変化体であり、代謝物はほとんど認められなかった7)(外国人データ)。尿中には未変化体は認められず、主な代謝物は5'-ヒドロキシメチル体、5'-カルボキシ体及びチアジン環の酸化的開裂によって生じるオキサム酸化合物等であった7)(外国人データ)。メロキシカムの代謝には主に肝臓のチトクロームP-450のCYP2C9が、また、部分的にCYP3A4が関与することが示唆された11)。
授乳中に移行した(ラット)12)。健康成人に14C-メロキシカム30mg注)を経口投与したとき、未変化体及び代謝物の総量のうち、投与後168時間までに尿中に約43%、180時間までに糞中に約47%排泄された7)(外国人データ)。注)本剤の承認された用法・用量は、メロキシカムとして1日1回10mg食後経口投与である。
慢性関節リウマチ患者を対象にモービックカプセルをオープン法(漸増法)により、5mg、10mg、15mg及び20mgを1日1回4~21週間投与した臨床試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は44.4%(4/9例)であった13)。副作用発現率は、モービックカプセル10mg投与群で10.7%(3/28例)であり、モービックカプセル投与群注)の主な副作用は口内炎7.5%(3/40例)、皮膚そう痒5.0%(2/40例)、ALT上昇5.0%(2/40例)であった。
慢性関節リウマチ患者を対象にモービックカプセルを二重盲検群間比較法により、5mg、10mg及び15mgを1日1回6週間投与した用量・用法検討試験及び用量反応性検討試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は29.6%(40/135例)であった14)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で12.9%(22/171例)であり、主な副作用は皮疹・発疹・薬疹2.9%(5/171例)、胃部不快感1.8%(3/171例)、そう痒感・かゆみ1.8%(3/171例)、浮腫1.8%(3/171例)であった。臨床検査値異常変動の発現頻度は16.4%(28/171例)で、主な臨床検査値異常変動はBUNの上昇2.3%(4/171例)、尿潜血2.3%(4/171例)であった。
慢性関節リウマチ患者を対象にモービックカプセル10mg(1日1回投与)又はピロキシカムカプセル20mg(1日1回投与)を6週間投与した二重盲検比較試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は31.3%(26/83例)であり、本剤の概括安全度は対照薬との間に有意差を認めなかった15)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で12.5%(13/104例)であり、主な副作用は皮疹・発疹・そう痒疹2.9%(3/104例)、胃部不快感1.9%(2/104例)、胃痛1.9%(2/104例)であった。臨床検査値異常変動の発現頻度は7.7%(8/104例)で、主な臨床検査値異常変動は尿蛋白2.9%(3/104例)、尿沈渣の増加2.9%(3/104例)であった。
慢性関節リウマチ患者を対象にモービックカプセル10mgを中心に1日1回最長73週間投与した長期投与試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は40.5%(32/79例)であった16)。副作用発現頻度は、モービックカプセル投与群注)で17.5%(20/114例)であり、主な副作用は胃部痛・胃痛4.4%(5/114例)、発疹3.5%(4/114例)、胃部不快感1.8%(2/114例)であった。臨床検査値異常変動の発現頻度は12.3%(14/114例)で、主な臨床検査値異常変動はBUNの上昇3.5%(4/114例)、ASTの上昇3.5%(4/114例)、ALTの上昇3.5%(4/114例)であった。
変形性膝関節症患者を対象にモービックカプセルをオープン法により、5mg、10mg及び15mgを1日1回4週間投与した臨床試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は76.2%(16/21例)であった17)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で13.0%(3/23例)であり、モービックカプセル投与群注)の主な副作用は胃部不快感5.3%(3/57例)、胃痛3.5%(2/57例)、発疹3.5%(2/57例)であった。主な臨床検査値異常変動は、AST・ALT上昇3.5%(2/57例)、LDH上昇1.8%(1/57例)であった。
変形性膝関節症患者を対象にモービックカプセルを二重盲検群間比較法により、5mg、10mg及び15mgを1日1回4週間投与した臨床試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は75.0%(42/56例)であった18)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で7.6%(5/66例)であり、モービックカプセル投与群注)の主な副作用は胃部不快感4.0%(8/202例)、胃痛1.5%(3/202例)、皮疹・発疹1.0%(2/202例)、血圧上昇1.0%(2/202例)であった。主な臨床検査値異常変動は、BUNの上昇2.0%(4/202例)、赤血球数の減少1.0%(2/202例)であった。
変形性膝関節症患者を対象にモービックカプセル10mg(1日1回投与)又はジクロフェナク錠25mg(1日3回投与)を4週間投与した二重盲検比較試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は69.7%(62/89例)であり、本剤の概括安全度は対照薬に比し優位に優れていた19)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で18.0%(16/89例)であり、主な副作用は胃部不快・異和感・上腹部不快感5.6%(5/89例)、胃・上腹部痛4.5%(4/89例)、悪心・嘔気・胸やけ3.4%(3/89例)であった。主な臨床検査値異常変動は、白血球数の減少2.2%(2/89例)であった。
腰痛症・肩関節周囲炎・頸肩腕症候群患者を対象にモービックカプセル10mg(1日1回投与)又はインドメタシンカプセル25mg(1日3回投与)を4週間投与した二重盲検比較試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は77.7%(87/112例)であり、本剤の概括安全度は対照薬との間に有意差を認めなかった20)。副作用発現頻度は、モービックカプセル10mg投与群で28.1%(27/96例)であり、主な副作用は胃部不快感8.3%(8/96例)、胃痛5.2%(5/96例)、腹痛2.1%(2/96例)、口角炎2.1%(2/96例)であった。主な臨床検査値異常変動は、好酸球の増加1.1%(1/95例)、BUNの上昇1.1%(1/95例)であった。
腰痛症・肩関節周囲炎・頸肩腕症候群患者を対象にモービックカプセルをオープン法により、10mg及び15mgを1日1回投与した一般臨床試験の結果、モービックカプセル10mgの最終全般改善度では、有効率(中等度改善以上)は76.9%(40/52例)であった21)。副作用発現頻度は、モービックカプセル投与群注)で14.0%(8/57例)であり、消化器系の副作用が75%(6/8例)であった。臨床検査値異常変動は尿糖1.8%(1/57例)、カリウムの上昇1.8%(1/57例)、BUNの上昇1.8%(1/57例)であった。注)承認用量10mg以外(5mg、15mg又は20mg)を含む
メロキシカムはシクロオキシゲナーゼ(COX)の活性を抑制して(in vitro)、炎症局所におけるプロスタグランジンの生合成を阻害し(ラット、マウス)、消炎・鎮痛作用を示すと考えられる22),23),24)。
メロキシカムはカオリン足蹠浮腫(ラット)において、インドメタシンとほぼ同等の抗炎症作用を示した25)。アジュバント関節炎(ラット)においては、インドメタシン、ピロキシカム及びジクロフェナクナトリウムに比し、数倍強力な作用を示した25),26)。カラゲニン足蹠浮腫(ラット)、綿球法による肉芽形成(ラット)、カラゲニン胸膜炎(ラット)においても抗炎症作用を示した22),25),27)。
メロキシカムは足蹠浮腫の炎症性疼痛(ラット:Randall-Selitto法)、アジュバント関節炎痛(ラット)、酢酸writhing(マウス)において、インドメタシン及びピロキシカムとほぼ同程度の鎮痛作用を示した25),27)。
メロキシカムの胃粘膜障害作用(ラット)及び小腸潰瘍惹起作用(ラット)は、ピロキシカム及びインドメタシンよりも弱かった22),25),27)。また、塩酸による胃粘膜障害(ラット)に対して、抗炎症用量でピロキシカムは有意に増悪作用を示したが、メロキシカムは増悪作用を示さなかった28)。
メロキシカムは、酵素実験及び細胞を用いた実験において、COX-1よりもCOX-2に対して強い阻害活性を示した22),23)。
酵素実験22)
細胞実験23)
IC50(COX-2/COX-1)
0.0825
0.33
メロキシカム(JAN)(Meloxicam)(JAN)
4-hydroxy-2-methyl-N-(5-methyl-2-thiazolyl)-2H-1, 2-benzothiazine-3-carboxamide-1, 1-dioxide
C14H13N3O4S2
351.40
淡黄色の粉末である。ギ酸に溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
241℃(分解)
本品は品質保証上、防湿包装にしているので、開封後の保管及び投薬調剤の場合は、吸湿に注意すること。
100錠[10錠(PTP)×10]
1) *データベース調査結果の概要(NDBを用いた非ステロイド性抗炎症薬による心血管系イベント発現のリスク評価):https://www.pmda.go.jp/files/000270714.pdf
2) Busch U et al:Eur J Clin Pharmacol. 1995;48:269-272
3) 東純一ほか:基礎と臨床. 1996;30(12):3189-3210
4) 社内資料:体内動態の検討(空腹時単回投与)
5) 社内資料:体内動態の検討(食後反復投与)
6) Schmid J et al:Drug Metab Dispos. 1995;23:1206-1213
7) 入江伸ほか:基礎と臨床. 1996;30(12):3249-3256
8) 大岩陽子ほか:薬物動態. 1997;12(2):108-117
9) 蛋白結合率のin vitro試験成績(2004年9月10日承認、申請資料概要ヘ.Ⅲ-1.4)
10) Türck D et al:Arzneim-Forsch. 1997;47(1):253
11) Chesne C et al:Xenobiotica. 1998;28(1):1-13
12) Busch U:Drug Metab Dispos. 1998;26(6):576
13) 前期第Ⅱ相試験(慢性関節リウマチ)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(2).1))
14) 後期第Ⅱ相試験(慢性関節リウマチ)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(3).1)~3))
15) 水島裕ほか:基礎と臨床. 1997;31(3):1115-1166
16) 長期投与試験(慢性関節リウマチ)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(6))
17) 前期第Ⅱ相試験(変形性膝関節症)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(2).2))
18) 後期第Ⅱ相試験(変形性膝関節症)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(3).1))
19) 青木虎吉ほか:臨床医薬. 1997;13(4):973-1013
20) 桜井実ほか:基礎と臨床. 1997;31(3):1201-1283
21) 社内資料:一般臨床試験(腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群)(2004年9月10日承認、申請資料概要ト.1.(5))
22) Ogino K et al:Pharmacology. 1997;55(1):44-53
23) Engelhardt G et al:Biochem Pharmacol. 1996;51:21-28
24) Engelhardt G et al:Biochem Pharmacol. 1996;51:29-38
25) Engelhardt G et al:Inflamm Res. 1995;44:423-433
26) Engelhardt G et al:Inflamm Res. 1995;44:548-555
27) 吉田益美ほか:応用薬理. 1997;53:351-366
28) 消化管に対する作用の検討(2004年9月10日承認、申請資料概要ホ.1.4)
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