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処方箋医薬品注)
腎シンチグラフィによる腎疾患の診断
上記によって得られたジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTc)注射液74~555MBqを静注した直後より、ガンマカメラを用いて撮影を始めることにより、血管相イメージ、機能相イメージ及びレノグラムを得る。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
循環器
失神、血圧降下、徐脈、顔面蒼白、血圧上昇、頻脈、動悸
消化器
悪心、嘔気、嘔吐
その他
めまい、発熱、不安、興奮、血管痛
膀胱への被曝を最小限度にとどめるため、検査終了時とその後4~6時間は排尿を行うよう努めることが望ましい。
MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである。
臓器
吸収線量(mGy/37MBq)
全身
0.03
肺
胃
0.04
肝臓
脾臓
0.05
腎臓
0.35
睾丸
卵巣
(自社データ)
ジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTc)(99mTc-DTPA)は糸球体濾過物質で、腎糸球体で濾過され、尿細管で分泌、再吸収、代謝されることなく尿中に排泄される1)。
正常者および各種疾患患者において、腎イメージを撮影し得たものを有効例とし、全症例において100%の有効率(有効例数/症例数)を得た。
症例
有効例数/症例数
有効率
正常者
39/39
100%
腎先天性異常
1/1
腎実質疾患
167/167
腎実質占拠性疾患
33/33
腎血管障害
25/25
腎外傷
7/7
尿路閉塞性疾患
50/50
13/13
合計
335/335
全335例に対し、副作用は認められなかった。
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。
99mTc-DTPAは糸球体濾過物質で、腎糸球体で濾過され、尿細管で分泌、再吸収、代謝されることなく尿中に排泄される1)。
C14H23N3O10
393.35
経過時間(時間)
残存放射能(%)
-3
141.3
11
28.2
-2
125.9
12
25.1
-1
112.2
13
22.4
0
100
14
19.9
1
89.1
15
17.8
2
79.4
16
15.8
3
70.8
17
14.1
4
63.1
18
12.6
5
56.2
19
11.2
6
50.1
20
10.0
7
44.6
21
8.9
8
39.8
22
7.9
9
35.4
23
7.1
10
31.6
24
6.3
2バイアル、10バイアル
1) 油野民雄,ほか:核医学. 1984;21:1597-1603
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