当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
処方箋医薬品注)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症患者におけるドナネマブ(遺伝子組換え)の適切な投与の補助
本剤を用いたPET検査は、ドナネマブ(遺伝子組換え)の投与の可否の検討において脳内タウ蓄積の有無に関する情報を得る目的でのみ実施すること。アルツハイマー病の診断における有用性は確立していない。
フロルタウシピル(18F)として370MBqを静脈内投与し、投与約80分後から撮像を開始する。撮像時間は20分間とする。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、検査の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
検査の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。投与する場合は、投与後4時間は授乳を中止するよう指導すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
0.1%未満
頻度不明
神経系障害
頭痛
味覚不全
一般・全身障害および投与部位の状態
注射部位疼痛
臨床検査
血圧上昇
遺伝毒性試験のうち、細菌を用いる復帰突然変異試験及び培養チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いる染色体異常試験において、陽性の結果が報告されている1)。
50歳以上の認知機能正常被験者およびNIA-AA注1)診断基準で定義されたProbable AD患者20名に本剤240MBqを単回静脈内投与したとき、血漿中放射能(フロルタウシピル(18F)の未変化体及び全ての代謝物を含む)は投与5分後までに理論上の最高濃度の10%未満に低下した2)。注1)National Institute on Aging-Alzheimer's Association
MIRD法により算出した吸収線量は次のとおりである4)。
臓器
吸収線量(mGy/370MBq)
平均
標準偏差
副腎
5.3
0.3
脳
3.1
0.4
乳房
2.6
0.1
胆嚢壁
14.1
6.9
下部大腸壁
12.9
1.5
小腸
31.3
4.4
胃壁
4.7
上部大腸壁
35.3
5.0
心臓壁
11.0
1.3
腎臓
14.8
3.9
肝臓
21.2
3.0
肺
12.5
2.1
筋肉
3.3
卵巣
7.7
0.6
膵臓
0.2
赤色骨髄
3.7
骨形成細胞
4.3
皮膚
2.2
脾臓
3.8
精巣
胸腺
3.2
甲状腺
2.5
膀胱壁
13.9
4.0
子宮
6.7
0.5
全身
実効線量
8.7mSv/370MBq
0.6mSv/370MBq
フロルタウシピル(18F)は血中から速やかに消失し、血漿中放射能に対する未変化体の割合は投与後5分、80分及び130分それぞれの時点で約86%、34%及び23%である4)。
フロルタウシピル(18F)は主に肝胆汁中排泄及び腎排泄により体内から消失する3)。
剖検時のタウの病理学的所見を真のスタンダードとして、50歳以上の終末期患者64名(認知症49名、軽度認知障害1名、認知機能正常14名)の本剤を用いたPET検査画像に基づく読影結果の感度及び特異度を評価した。NFT注2)スコアがB3の被験者を検出するための診断能(有効性主要解析1)およびADNC注3)が高レベルの被験者を検出するための診断能(有効性主要解析2)は表1のとおりであった。本剤投与から48時間以内に報告された副作用は、下痢、心筋梗塞、悪心、回転性めまいが各1件であった。注2)Neurofibrillary Tangle注3)Alzheimer's Disease Neuropathologic Change
有効性主要解析1(64例)a,c
感度(%)
特異度(%)
読影者1
97.4[86.8,99.5]
68.0[48.4,82.8]
読影者2
92.3[79.7,97.3]
92.0[75.0,97.8]
読影者3
88.0[70.0,95.8]
読影者4
76.0[56.6,88.5]
読影者5
100.0[91.0,100.0]
52.0[33.5,70.0]
有効性主要解析2(64例)b,c
65.4[46.2,80.6]
94.7[82.7,98.5]
92.3[75.9,97.9]
88.5[71.0,96.0]
76.9[57.9,89.0]
100.0[90.8,100.0]
50.0[32.1,67.9]
点推定値[95%信頼区間]、95%信頼区間はWilsonスコア法により算出a:病理診断における陽性(NFTスコアがB3)は39例、陰性(NFTスコアがB0~2)は25例b:病理診断における陽性(ADNCが高レベル)は38例、陰性(ADNCがなし、低レベル又は中間レベル)は26例c:有効性主要解析1及び2のいずれにおいても基準(感度及び特異度の95%信頼区間の下限値がいずれも50%以上を達成した読影者が5名のうち3名以上)を満たすことが試験の成功基準とされた
本剤を用いたPET検査により軽度から高度の脳内タウ蓄積が認められたアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症患者1736例(日本人88例を含む)に、プラセボ又はドナネマブ(遺伝子組換え)を投与した結果、主要評価項目とされた全体集団及び脳内タウ蓄積が軽度又は中等度の集団におけるベースラインから治験薬投与76週までのiADRS注4)の変化量について、ドナネマブ(遺伝子組換え)群でプラセボ群と比較して統計学的に有意な悪化抑制が認められ(両集団のいずれもp<0.001)、CDR-SB注5)を含む副次評価項目についても、ドナネマブ(遺伝子組換え)群でプラセボ群と比較して一貫した悪化抑制傾向が認められた。各投与群における有害事象、重篤な有害事象、治験薬投与中止に至った有害事象の発現頻度は表2のとおりであった。主な副作用は、ドナネマブ(遺伝子組換え)群853例において、ARIA-E注6)(アミロイド関連画像異常-浮腫/滲出液貯留)23.8%(203例)、ARIA-H注7)(アミロイド関連画像異常-微小出血およびヘモジデリン沈着)19.0%(162例)、注入に伴う反応8.3%(71例)、脳表ヘモジデリン沈着症6.0%(51例)、頭痛5.3%(45例)、脳微小出血2.1%(18例)であり、これらの事象についてプラセボ群874例では、ARIA-E 1.9%(17例)、ARIA-H 6.8%(59例)、注入に伴う反応0.5%(4例)、脳表ヘモジデリン沈着症1.0%(9例)、頭痛3.0%(26例)、脳微小出血1.1%(10例)であった。注4)integrated Alzheimer's Disease Rating Scale注5)Clinical Dementia Rating Scale-Sum of Boxes注6)Amyloid related imaging abnormalities-edema/effusion注7)Amyloid related imaging abnormalities-hemorrhage or superficial siderosis
ドナネマブ(遺伝子組換え)群(853例)
プラセボ群(874例)
有害事象
89.0%(759例)
82.2%(718例)
重篤な有害事象
17.4%(148例)
15.8%(138例)
治験薬投与中止に至った有害事象
13.1%(112例)
4.3%(38例)
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。
精製ヒトタウ蛋白凝集体を用いたin vitro結合試験において、フロルタウシピル(18F)は精製ヒトタウ蛋白凝集体に高い親和性で結合することが示された。また、ヒト脳組織切片を用いたオートラジオグラフィー試験において、フロルタウシピル(18F)は ヒトタウ蛋白凝集体に選択的に結合することが示された7)。
flortaucipir(18F)(INN)
7-(6-[F-18]fluoropyridin-3-yl)-5H-pyrido[4,3-b]indole
C16H10[18F]N3
262.27
投与時間から(分)
MBq
-110
741.1
10
347.4
-100
695.7
15
336.6
-90
653.2
20
326.1
-80
613.2
30
306.1
-70
575.7
40
287.4
-60
540.4
50
269.8
-50
507.4
60
253.3
-40
476.3
70
237.8
-30
447.2
80
223.2
-20
419.8
90
209.6
-10
394.1
100
196.8
0
370.0
110
184.7
放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
370MBq(1~9mL)[1バイアル]
1) 社内資料:遺伝毒性試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.6.4.1)
2) 社内資料:18F-AV-1451-A10試験の概要(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.5)
3) 社内資料:臨床薬理:全試験を通しての結果の比較と解析(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.3)
4) 社内資料:臨床薬理:個々の試験結果の要約(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.2)
5) 社内資料:18F-AV-1451-A16試験の概要(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.11)
6) 社内資料:I5T-MC-AACI試験の概要(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.7)
7) 社内資料:効力を裏付ける試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.2.2)
PDRファーマ株式会社 製品情報センター
〒104-0031 東京都中央区京橋2-14-1 兼松ビルディング
電話番号 0120-383-624
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
PDRファーマ株式会社
東京都中央区京橋2-14-1 兼松ビルディング
タウヴィッド、TAUVIDはAvid Radiopharmaceuticals, Inc. の登録商標である。
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.