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処方箋医薬品注)
本品370~740MBqを静注し、2時間以後にシンチレーションスキャナ又はシンチレーションカメラを用いてディテクタを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
本品740~925MBqを静注し、静注直後より速やかにディテクタを体外より頭部に向けて走査又は撮影することにより、RIアンギオグラムを得る。また、RIアンギオグラフィ終了後に撮影することにより、早期シンチグラムを得る。さらに静注2時間以後に撮影することにより遅延シンチグラムを得る。なお、投与量は年齢、体重によりそれぞれ適宜増減する。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
過敏症
皮膚発疹
循環器
低血圧
消化器
悪心、嘔吐
その他
結膜充血、気分不良、発熱
MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである。
臓器
吸収線量(mGy/37MBq)
全身
0.07
脾臓
0.06
骨
0.46
腎臓
0.81
肺
0.05
睾丸
0.13
肝臓
卵巣
0.09
(自社データ)
各種疾患患者の骨シンチグラフィを行い、明瞭なイメージが得られたものを有効例とした場合の有効率(有効例数/症例数)は次のとおりである。
疾患名
有効例数/症例数
有効率
転移性骨腫瘍(乳癌、肺癌、前立腺癌、子宮癌、上顎癌、胃癌、結腸癌他)
219/219
100%
原発性骨腫瘍
14/14
その他骨疾患(骨髄炎、関節炎、骨壊死他)
34/34
7/7
合計
274/274
全282例に対し、副作用は認められなかった。
各種疾患患者の脳シンチグラフィを行い、明瞭なイメージが得られたものを有効例とした場合の有効率(有効例数/症例数)は次のとおりである。
脳血管障害
102/102
脳腫瘍(原発性脳腫瘍、転移性脳腫瘍他)
68/68
その他(慢性硬膜下血腫、髄膜炎、パーキンソン病他)
59/59
229/229
全229例に対し、副作用は認められなかった。
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。
CH3O6P2・99mTc2
371.00
経過時間(時間)
残存放射能(%)
-3
141.4
9
35.4
21
8.9
-2
126.0
10
31.5
22
7.9
-1
112.2
11
28.1
23
7.0
0
100
12
25.0
24
6.3
1
89.1
13
22.3
25
5.6
2
79.4
14
19.9
26
5.0
3
70.7
15
17.7
27
4.4
4
63.0
16
15.8
28
4.0
5
56.2
17
14.1
29
3.5
6
50.0
18
12.5
30
3.1
7
44.6
19
11.2
8
39.7
20
9.9
放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
370MBq(1.0mL)[1シリンジ]、555MBq(1.5mL)[1シリンジ]、740MBq(2.0mL)[1シリンジ]、925MBq(2.5mL)[1シリンジ]
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