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処方箋医薬品注)
骨シンチグラムによる骨疾患の診断
本品185~555MBqを被検者に静注し、1~6時間後にシンチレーションスキャナ又はシンチレーションカメラを用いてディテクタを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
過敏症
皮膚発赤、そう痒感
循環器
血圧低下、動悸、顔面紅潮
呼吸器
喘鳴
消化器
嘔気、嘔吐
その他
発熱
99mTc-ピロリン酸は静注後速やかに尿中へ排泄されるため、多量の水分摂取や頻回排尿はシンチグラムに好結果をもたらす1)。
MIRD法により計算した吸収線量は次のとおりである。
臓器
吸収線量(mGy/37MBq)
全身
0.15
肺
0.12
肝臓
0.21
脾臓
1.22
腎臓
1.40
骨
睾丸
0.59
卵巣
0.38
(自社データ)
各種疾患患者に骨シンチグラフィを行い、以下のような有効率(有効例数/症例数)を得た。
疾患名
有効例数/症例数
有効率
原発性骨腫瘍
85/85
100%
転移性骨腫瘍
176/176
その他の骨疾患
368/368
71/71
計
700/700
全700例に対し、副作用は認められなかった。
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。
99mTc-ピロリン酸の正常骨部に対する病変骨部の集積比は1.1~23.1の範囲である1)。
経過時間(時間)
残存放射能(%)
-3
141.4
11
28.1
-2
126.0
12
25.0
-1
112.2
13
22.3
0
100
14
19.9
1
89.1
15
17.7
2
79.4
16
15.8
3
70.7
17
14.1
4
63.0
18
12.5
5
56.2
19
11.2
6
50.0
20
9.9
7
44.6
21
8.9
8
39.7
22
7.9
9
35.4
23
7.0
10
31.5
24
6.3
放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。
555MBq(2mL)[1バイアル]
1) 仙田宏平,ほか:臨床放射線. 1975;20:301-308
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