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便秘症
センナエキスとして、通常成人1回80mgを就寝前に経口投与する。高度の便秘には、1回160~240mgまでを頓用として経口投与する。連用する場合は、1回40~80mgを毎食後経口投与する。小児(6~12歳)は、1回40mgを就寝前経口投与する。
連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けること。
消化管の手術後は特に注意すること。腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等がみられる。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。投与する場合、大量に服用しないよう指導すること。子宮収縮を誘発して、流早産の危険性がある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。授乳中の女性にセンノシド製剤を投与した場合、乳児に下痢がみられたとの報告がある。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
一般に生理機能が低下している。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
発疹等
消化器
腹痛、悪心・嘔吐等
腹鳴
肝臓
ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、血中ビリルビン上昇
一般臨床試験における各種便秘症に対する有効率は91.2%(362/397例)であった1)。
主成分であるセンノシドAはマウス胃内投与後、作用部位の大腸に達し、腸内菌の作用で活性体レインアンスロンに分解されて、大腸の蠕動運動を促進し、緩下作用を発揮する2)。マウスにおいて活性体レインアンスロンによる作用発現にはプロスタグランジンE2(PGE2)の介在が示唆されている3)。また、センナエキスはラットの空腸、回腸、結腸における水分、Na+、Cl-の吸収を抑制する4)。
センナエキス
黄褐色~褐色の粉末で、特異なにおいがあり、味はやや苦い。水に混濁して溶ける。
100錠[10錠(PTP)×10]300錠[10錠(PTP)×30]1200錠[10錠(PTP)×120]3000錠[10錠(PTP)×300]1200錠[バラ]
1) 張南薫 他:産婦人科の世界. 1966;18:313-316
2) Sasaki K, et al.:Planta Med. 1979;37:370-378
3) Yagi T, et al.:J. Pharm. Pharmacol. 1988;40:27-30
4) Leng-Peschlow E.:J. Pharm. Pharmacol. 1980;32:330-335
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