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処方箋医薬品注)
通常成人1日1~2mLを1~2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
過敏症
発疹
蕁麻疹、瘙痒
消化器
嘔気
嘔吐
注射部位
注射部疼痛
その他
胸部不快感、好酸球増多
顔面潮紅
血圧低下、発熱、悪寒
尿を黄変させ、尿検査に影響を与えることがある。
急速な静脈内投与により、一過性の胸部不快感、血圧低下、房室ブロックを起こすことがあるので、静脈内注射をする場合には、補液で希釈して投与するなど、できるだけゆっくり投与すること。
筋肉内注射にあたっては、組織、神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはフラビン酵素の補酵素として細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質、タンパク質などの生体内代謝に広く関与し、重要な役割を果たす1)。肝臓エキスは核酸構成成分を含有し生体内の恒常性維持に寄与する。
ビタミンB2欠乏食飼育ラットを用いて肝内総B2量、TBA値への影響を検討した結果、FADと同等ないしはそれを上回る作用が認められた。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
C27H31N9Na2O15P2
829.51
橙黄色~淡黄褐色の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがあり、味は僅かに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。光によって分解する。
赤褐色の澄明な液体で、特異なにおいがある。
10アンプル、50アンプル、200アンプル
1) 第十八改正 日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-4809-4815
2) 社内資料:薬効薬理試験
3) 社内資料:薬効薬理試験
4) 越智次郎ほか:日本消化器病学会雑誌. 1986;83(2):180-188
5) 高橋修ほか:診療と新薬. 1986;23(6):1346-1352
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