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劇薬
処方箋医薬品注)
本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
通常、成人にはザヌブルチニブとして1回160mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
発現回数
回復後の再開時投与量
1回目
1回160mgを1日2回
2回目
1回80mgを1日2回
3回目
1回80mgを1日1回
4回目
投与中止
注)GradeはCTCAEに準じる。
併用薬
投与量
強いCYP3A阻害剤
中程度のCYP3A阻害剤
本剤の投与開始後は継続して肝機能検査や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること。本剤の投与によりB型肝炎ウイルスの再活性化があらわれることがある。,
心房細動等の不整脈があらわれやすい。,
本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。動物実験(ラット及びウサギ)で、着床後の胚損失の増加及び心臓奇形(二腔心又は三腔心)の発生が報告されている2),3)。,
授乳しないことが望ましい。ヒト乳汁中への移行は不明であるが、動物実験(ラット)において出生児動物に離乳前の体重減少及び眼病変(眼球突出及び白内障等)が認められている4)。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
,,,,
本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により本剤の代謝が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
,,,
グレープフルーツジュース
本剤の副作用が増強されるおそれがあるため、摂取しないよう注意すること。
強いCYP3A誘導剤
,
本剤の有効性が減弱されるおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。
これらの薬剤等がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
中程度のCYP3A誘導剤
セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
本剤の有効性が減弱されるおそれがあるため、摂取しないよう注意すること。
CYP2C19の基質となる薬剤
これらの薬剤の有効性が減弱するおそれがある。
本剤がCYP2C19を誘導することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。
CYP3Aの基質となる薬剤
本剤がCYP3Aを誘導することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。
P-gpの基質となる薬剤
これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
胃腸出血(頻度不明)、硬膜下血腫(0.1%)、脳出血(頻度不明)等があらわれることがある。
肺炎(3.9%)、クリプトコッカス性肺炎(0.1%)、ニューモシスチス・イロベチイ肺炎(0.3%)等があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化(0.6%)があらわれることがある。,
好中球減少症(15.4%)、血小板減少症(5.0%)、貧血(6.3%)等の骨髄抑制があらわれることがある。
心房細動(3.0%)、心房粗動(0.3%)等の不整脈があらわれることがある。,
心筋梗塞(0.3%)、心筋炎(0.1%)、心不全(0.1%)等の心臓障害があらわれることがある。
異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺疾患が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
10%以上
5%以上10%未満
5%未満
頻度不明
感染症および寄生虫症
上気道感染
気管支炎、尿路感染
神経系障害
浮動性めまい
血管障害
高血圧
斑状出血
胃腸障害
下痢
便秘
皮膚および皮下組織障害
挫傷
発疹、点状出血
そう痒症、紫斑
筋骨格系および結合組織障害
関節痛
筋骨格痛、背部痛
一般・全身障害および投与部位の状態
疲労
末梢性浮腫、無力症
腎および尿路障害
血尿
呼吸器、胸郭および縦隔障害
咳嗽、鼻出血
眼障害
結膜出血
日本人B細胞性腫瘍患者に第1日目に本剤160mgを単回経口投与注)した後、第2日目以降は160mgを1日2回で反復経口投与したときのザヌブルチニブの血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりであった5)。
n
Cmax(ng/mL)
Tmax(h)
AUC0-12hr(ng・h/mL)
T1/2(h)
単回投与(第1日目)
6
459.9(52.2)
2.5(1.0,4.0)a
1424.1(91.4)b
1.7(26.3)b
1日2回反復投与(第29日目)
294.2(53.0)
2.0(1.0,4.0)a
1027.8(53.6)b
1.5(29.5)b
幾何平均値(幾何変動係数%)a:中央値(最小値, 最大値)、b:n=5
健康成人(18例)に本剤320mgを単回経口投与注)したとき、空腹時投与に対する高脂肪食後投与におけるザヌブルチニブのCmax及びAUCinfの幾何平均値の比は、それぞれ1.03及び0.93であった。また、空腹時投与に対する低脂肪食後投与におけるザヌブルチニブのCmax及びAUCinfの幾何平均値の比は、それぞれ1.51及び1.12であった6)(外国人データ)。
ザヌブルチニブのヒト血漿タンパク結合率は約94%であり、血液/血漿比は0.7~0.8であった7)(in vitro)。
ザヌブルチニブは主にCYP3A4により代謝される(in vitro)。健康成人(6例)に[14C]-ザヌブルチニブ320mgを単回経口投与注)したとき、投与48~120時間後までの血漿中には主に未変化体が検出された(血漿中総放射能に対する割合は20.8%)8)(外国人データ)。
健康成人6例に[14C]-ザヌブルチニブ320mgを単回経口投与注)したとき、投与量の87.1%(未変化体として37.6%)が糞中に、7.57%(未変化体として0.1%)が尿中に回収された8)(外国人データ)。
本剤80mgを単回経口投与注)したとき、肝機能正常者(11例)に対する軽度肝機能障害者(Child-Pugh分類A、6例)、中等度肝機能障害者(Child-Pugh分類B、6例)及び重度肝機能障害者(Child-Pugh分類C、6例)の非結合型ザヌブルチニブのAUCinfの最小二乗幾何平均値の比は、それぞれ1.23、1.43及び2.94であった9)。(外国人データ)
健康成人(18例)にイトラコナゾール(強いCYP3A阻害剤)200mg 1日1回反復投与(3~7日目に投与)と本剤20mg注)(1日目及び6日目に投与)を併用投与したとき、本剤単独投与時に対するイトラコナゾール併用投与時のザヌブルチニブのCmax及びAUCinfの幾何平均値の比はそれぞれ2.57及び3.78であった10)(外国人データ)。,
B細胞性腫瘍患者(13例)に本剤320mgを1日1回注)3日間投与後に本剤80mg 1日1回投与注)とボリコナゾール(強いCYP3A阻害剤)200mg 1日2回投与を併用投与(4~10日目)したとき、本剤単独投与時に対するボリコナゾール併用投与時のザヌブルチニブの用量補正したCmax及び用量補正したAUC0-24hの幾何平均値の比はそれぞれ3.29及び3.30であった11)(外国人データ)。,
B細胞性腫瘍患者(13例)に本剤320mgを1日1回注)9日間投与後に本剤80mg 1日1回投与注)とクラリスロマイシン(強いCYP3A阻害剤)250mg 1日2回投与を併用投与(10~16日目)したとき、本剤単独投与時に対するクラリスロマイシン併用投与時のザヌブルチニブの用量補正したCmax及び用量補正したAUC0-24hの幾何平均値の比はそれぞれ2.01及び1.92であった11)(外国人データ)。,
B細胞性腫瘍患者(13例)に本剤320mgを1日1回注)3日間投与後に本剤80mg 1日2回投与注)とフルコナゾール(中程度のCYP3A阻害剤)400mg 1日1回投与を併用投与(4~10日目)したとき、本剤単独投与時に対するフルコナゾール併用投与時のザヌブルチニブの用量補正したCmax及び用量補正したAUC0-24hの幾何平均値の比はそれぞれ1.81及び1.88であった11)(外国人データ)。,
B細胞性腫瘍患者(13例)に本剤320mgを1日1回注)9日間投与後に本剤80mg 1日2回注)投与とジルチアゼム(中程度のCYP3A阻害剤)180mg 1日1回投与を併用投与(10~16日目)したとき、本剤単独投与時に対するジルチアゼム併用投与時のザヌブルチニブの用量補正したCmax及び用量補正したAUC0-24hの幾何平均値の比はいずれも1.62であった11)(外国人データ)。,
健康成人(20例)にリファンピシン(強いCYP3A誘導剤)600mg 1日1回投与(3~11日目)と本剤320mg注)(1日目及び10日目に投与)を併用投与したとき、本剤単独投与時に対するリファンピシン併用投与時のザヌブルチニブのCmax及びAUCinfの幾何平均値の比はそれぞれ0.0791及び0.0740であった10)(外国人データ)。
健康成人(13例)にリファブチン(中程度のCYP3A誘導剤)300mg 1日1回投与(3~11日目)と本剤320mg注)(1日目及び11日目)を併用投与したとき、本剤単独投与時に対するリファブチン併用投与時のザヌブルチニブのCmax及びAUCinfの幾何平均値の比はそれぞれ0.518及び0.560であった12)(外国人データ)。
健康成人(17例)に本剤160mg 1日2回投与(7~19日目)とミダゾラム(CYP3A基質)2mg(1日目及び14日目)、オメプラゾール(CYP2C19基質)20mg(5日目及び18日目)、ジゴキシン(P-gp基質)0.25mg(3日目及び16日目)、ワルファリン(CYP2C9基質)10mg(1日目及び14日目)、及びロスバスタチン(BCRP基質)10mg(3日目及び16日目)をカクテル基質として併用投与したとき、カクテル基質単独投与時に対する本剤併用投与時の①ミダゾラム、②オメプラゾール、③ジゴキシン、④ワルファリン及び⑤ロスバスタチンのCmax及びAUCinf(オメプラゾール及びジゴキシンはAUCt)の幾何平均値の比はそれぞれ①0.702及び0.526、②0.795及び0.635、③1.34及び1.11、④0.953及び1.00並びに⑤1.08及び0.893であった13)(外国人データ)。
生理学的薬物動態モデルに基づいたシミュレーションにおいて、本剤(160mgを1日2回反復経口投与)単独投与時に対する①リトナビル(強いCYP3A阻害剤)、②エリスロマイシン(中程度のCYP3A阻害剤)、③カルバマゼピン(強いCYP3A誘導剤)及び④エファビレンツ(中程度のCYP3A誘導剤)併用投与時のザヌブルチニブのCmax及びAUCtauの幾何平均値の比は、それぞれ①6.68及び8.32、②3.84及び4.17、③0.39及び0.42、並びに④0.42及び0.40と推定された14)。,
慢性リンパ性白血病及び小リンパ球性リンパ腫(17例)患者、並びに原発性マクログロブリン血症(19例)患者を対象に、本剤160mgを1日2回経口投与した。慢性リンパ性白血病及び小リンパ球性リンパ腫患者において、主要評価項目とされた中央判定による奏効率(PR-L(リンパ球増加症を伴う部分奏効)以上)は、以下のとおりであった。
全体17例
未治療14例
再発又は難治性3例
奏効例
17
14
3
奏効率[95%CI](%)
100[80.5, 100.0]
100[76.8, 100.0]
100[29.2, 100.0]
CI:信頼区間
原発性マクログロブリン血症患者において、主要評価項目とされた中央判定による奏効率(MR(小奏効)以上)は、以下のとおりであった。
全体19例
未治療13例
再発又は難治性6例
18
12
94.7[74.0, 99.9]
92.3[64.0, 99.8]
100[54.1, 100.0]
本剤が投与された36例中20例(55.6%)副作用が認められた主な副作用は、好中球数減少4例(11.1%)、血小板数減少4例(11.1%)、紫斑3例(8.3%)、点状出血2例(5.6%)、紅斑2例(5.6%)、斑状出血2例(5.6%)、結膜出血2例(5.6%)、貧血2例(5.6%)であった16)。,,
未治療の慢性リンパ性白血病及び小リンパ球性リンパ腫患者注1)479例(慢性リンパ性白血病439例、小リンパ球性リンパ腫40例)を対象に、本剤1回160mgを1日2回投与したときの有効性及び安全性をベンダムスチン塩酸塩+リツキシマブ(遺伝子組換え)注2)併用投与(対照群)と比較する非盲検無作為化試験を実施した。主要評価項目とされた中央判定による無増悪生存期間(PFS)の中央値は、本剤群で未到達、対照群33.7カ月であり、本剤群で対照群と比較して統計学的に有意な延長が認められた(ハザード比:0.42(95%信頼区間:0.28, 0.63)、片側p値<0.0001)。
本剤が投与された240例中178例(74.2%)に副作用が認められた。主な副作用は、挫傷40例(16.7%)、好中球減少症24例(10%)、疲労20例(8.3%)、点状出血18例(7.5%)、高血圧15例(6.3%)、発疹14例(5.8%)であった17),18)。
再発又は難治性の慢性リンパ性白血病及び小リンパ球性リンパ腫患者652例(慢性リンパ性白血病623例、小リンパ球性リンパ腫29例)を対象に、本剤1回160mgを1日2回投与したときの有効性及び安全性をイブルチニブ420mgの1日1回投与(対照群)と比較する非盲検無作為化試験を実施した。主要評価項目とされた治験担当医師判定による奏効率(PR(部分奏効)以上)は本剤群78.3%(95%信頼区間:72.0%, 83.7%)、対照群62.5%(95%信頼区間:55.5%, 69.1%)であった。対照群に対する奏効比は1.25(95%信頼区間:1.10, 1.41)であり、95%信頼区間の下限値が、事前に設定された非劣性マージン(0.8558)を上回ったことから、対照群に対する本剤群の非劣性が検証された(片側p値<0.0001)。副次評価項目とされた治験担当医師判定による無増悪生存期間(PFS)について、中央値は、本剤群で未到達、対照群34.2カ月であった(ハザード比:0.65(95%信頼区間:0.49, 0.86))。
本剤が投与された324例中243例(75%)に副作用が認められた。主な副作用は、好中球減少症60例(18.5%)、高血圧38例(11.7%)、貧血29例(9.0%)、挫傷29例(9.0%)、下痢26例(8.0%)、上気道感染24例(7.4%)、好中球数減少23例(7.1%)、点状出血22例(6.8%)、血小板減少症17例(5.2%)であった19),20),21)。
原発性マクログロブリン血症患者注3)201例を対象に、本剤1回160mg 1日2回投与とイブルチニブ1回420mg 1日1回投与(対照群)の有効性と安全性を比較する非盲検無作為化試験を実施した。主要評価項目とされた中央判定による奏効率(VGPR(最良部分奏効)以上)は、以下のとおりであり、主解析の対象である再発又は難治性の原発性マクログロブリン血症患者集団において、対照群に対する本剤群の優越性は検証されなかった。
再発又は難治性の患者集団
全体集団
本剤群(83例)
対照群(81例)
本剤群(102例)
対照群(99例)
24
16
29
19
28.9[19.5, 39.9]
19.8[11.7, 30.1]
28.4[19.9, 38.2]
19.2[12.0, 28.3]
群間差
10.7[-2.5, 23.9]
両側p値
0.1160
本剤が投与された101例中83例(82.2%)に副作用が認められた。主な副作用は、好中球減少症23例(22.8%)、挫傷14例(13.9%)、疲労12例(11.9%)、下痢11例(10.9%)、血小板減少症11例(10.9%)、高血圧10例(9.9%)、発疹10例(9.9%)、鼻出血10例(9.9%)であった22),23)。 注1)17番染色体短腕欠失を有さない年齢が65歳以上の患者が対象とされ、また、65歳未満の場合は、以下①~③の少なくとも1つを満たし、FCR(フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物及びリツキシマブ(遺伝子組換え)の併用)等の化学免疫療法の適応とならない患者が対象とされた。①cumulative illness rating scale(CIRS)スコアが6超②クレアチニンクリアランスが70mL/min未満③重篤な感染症又は過去2年以内に複数の感染症の既往注2)28日間を1サイクルとし、ベンダムスチン塩酸塩を第1及び2日目に90mg/m2、リツキシマブ(遺伝子組換え)を第1サイクルの第1日目は375mg/m2、第2~6サイクルの第1日目に500mg/m2を静脈内投与することとされ、最大6サイクル投与することとされた。注3)骨髄分化因子88(MYD88)遺伝子変異を有する患者が対象とされた。
ザヌブルチニブは、B細胞性腫瘍の増殖等に関与するB細胞受容体の下流シグナル分子であるブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)に対する阻害作用を有する低分子化合物である。ザヌブルチニブは、BTKの活性部位にあるシステイン残基と共有結合を形成し、BTKのキナーゼ活性を阻害することにより、B細胞性腫瘍の増殖を抑制すると考えられている24)。
ザヌブルチニブは、ヒトマントル細胞リンパ腫由来REC-1細胞株、ヒトびまん性大細胞型B細胞リンパ腫由来TMD-8細胞株等に対して、増殖抑制作用を示した(in vitro)。ザヌブルチニブは、REC-1細胞株又はTMD-8細胞株を皮下移植した非肥満型糖尿病/重症複合型免疫不全マウスにおいて、腫瘍増殖抑制作用を示した(in vivo)24)。
ザヌブルチニブ(Zanubrutinib)(JAN)
(7S)-2-(4-Phenoxyphenyl)-7-[1-(prop-2-enoyl)piperidin-4-yl]-4,5,6,7-tetrahydropyrazolo[1,5-a]pyrimidine-3-carboxamide
C27H29N5O3
471.55
白~灰白色の粉末
141℃(融解開始温度)
4.21(1-オクタノール/pH8緩衝液)
メタノール及びエタノールに溶けやすく、アセトニトリルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
56カプセル[14カプセル(PTP)×4]
1) 社内資料:受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.6.6.1)
2) 社内資料:SDラットにおける胚・胎児発生毒性試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.6.6.2.1)
3) 社内資料:ウサギにおける胚・胎児発生毒性試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.6.6.2.2)
4) 社内資料:出生前及び出生後の発生に関する試験(2024年12月27日承認、CTD2.6.6.6.3)
5) 社内資料:B細胞性腫瘍患者を対象とする国内第1/2相試験(BGB-3111-111)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.8)
6) 社内資料:食事の影響試験(BGB-3111-103)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.9)
7) 社内資料:成人B細胞性腫瘍患者を対象とした海外第1/2相安全性、PK、PD、用量選択試験(BGB-3111-AU-003)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.1)
8) 社内資料:ヒトにおける吸収、代謝及び排泄試験(BGB-3111-105)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.11)
9) 社内資料:肝障害がザヌブルチニブのPKに及ぼす影響を評価する試験(BGB-3111-107)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.13)
10) 社内資料:強力なCYP3A阻害剤及び誘導剤がザヌブルチニブのPKに及ぼす影響を評価するDDI試験(BGB-3111-104)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.10)
11) 社内資料:B細胞性腫瘍患者において中等度及び強力なCYP3A阻害剤がザヌブルチニブのPKに及ぼす影響を評価するDDI試験(BGB-3111-113)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.16)
12) 社内資料:中等度のCYP3A誘導剤と併用した場合のザヌブルチニブのPKに及ぼす影響を評価するDDI試験(BGB-3111-112)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.15)
13) 社内資料:ザヌブルチニブによる基質のPKに及ぼす影響を評価するDDI試験(BGB-3111-108)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.2.14)
14) 社内資料:ザヌブルチニブDDIの予測をサポートするPBPK分析(BGB-3111-CP-001)(2024年12月27日承認、CTD2.7.2.3.6.6)
15) 社内資料:トランスポーターを介した相互作用(2024年12月27日承認、CTD2.6.4.7.2)
16) 社内資料:国内第1/2相試験(BGB-3111-111)(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.10)
17) 社内資料:海外第3相試験(BGB-3111-304)(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.16)
18) Tam CS, et al. Lancet Oncol. 2022;23:1031-43.
19) 社内資料:海外第3相試験(BGB-3111-305)(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.17)
20) Hillmen P, et al. J Clin Oncol. 2023;41:1035-45.
21) Brown JR, et al. N Engl J Med. 2023;388:319-32.
22) 社内資料:海外第3相試験(BGB-3111-302)(2024年12月27日承認、CTD2.7.6.9)
23) Tam CS, et al. Blood. 2020;136:2038-50.
24) 社内資料:主要な薬力学(2024年12月27日承認、CTD2.6.2.2)
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*本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2026年3月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。
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