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本剤の適量を用い、少量の水を加えて摩擦し、よく泡立たせたのち、流水で洗う。通常次の順序で洗う。1)手掌指を水でしめらす。2)掌に本剤5mLをとり少量の水(2~4mL)を加え、手掌指にぬり広げる。3)5分間十分摩擦する。必要に応じてブラシを用いる。4)少量の水を加えさらに泡立てる。5)流水で洗い流す。6)以上の操作を再度くり返す。
本剤を塗布するか、または少量の水を加えて摩擦し、泡立たせたのち、滅菌ガーゼで拭う。
血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。長期にわたる広範囲の使用を避けること。妊娠中の女性への使用に関連した先天性甲状腺機能低下症の乳児の報告がある1)。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。長期にわたる広範囲の使用を避けること。授乳中の女性への使用に関連した甲状腺機能低下症の乳児の報告がある1)。
新生児に使用し、甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある2)。
呼吸困難、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。
0.1%未満
過敏症
発疹
皮膚
そう痒感、灼熱感、皮膚潰瘍、皮膚変色、接触皮膚炎
甲状腺
血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常
酸化反応を利用した潜血試験において、本剤が検体に混入すると偽陽性を示すとの報告がある3)。
国内比較試験本剤及びポビドンヨードスクラブを使用したGlove juice法による試験を50例に行った結果、消毒直後の本剤の減菌率は約90%であった。また、副作用はみられなかった4)。
アミノ酸、ヌクレオチドに対する酸化作用などが考えられている5)。
被検菌
殺菌時間
Staphylococcus aureus IFO 13276
30秒以内
Bacillus pumilus IFO 12089
Streptococcus pneumoniae IID 554
Escherichia coli NIHJC
Salmonella typhimurium IFO 13245
Proteus vulgaris IFO 3045
Pseudomonas aeruginosa IID 1117
Pseudomonas cepacia IID 1340
Serratia marcescens IFO 12648
Alcaligenes faecalis RIMD 0114002
Achromobacter xylosoxidans RIMD 010001
Citrobacter freundii IFO 12681
Flavobacterium meningosepticum RIMD 0614002
Candida albicans IFO 1061
60秒以内
ヨウ素(Iodine)
I
126.90
灰黒色の板状又は粒状の重い結晶で、金属性の光沢があり、特異なにおいがある。ジエチルエーテルに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、クロロホルムにやや溶けにくく、水に極めて溶けにくい。ヨウ化カリウム試液に溶ける。常温で揮散する。
容器開封後は、直射日光を避けて保存すること。
540mL[ポリ容器]
1) Y.Danziger et al.:Arch. Dis. Child.,1987;62(3):295-296[M0680062]
2) S.H.Block:Cutis.,1980;26(1):88-89[M1090003]
3) DAVID BAR-OR et al.:THE LANCET,1981;2(8246):589-590[M1130003]
4) 池田和之:新薬と臨床,1985;34(8):1403-1405[M1090012]
5) 第十八改正日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-5927-C-5930[M1090016]
6) 社内資料:プレポダイン3製剤(ソリューション,フィールド,スクラブ)の原液の殺菌効力について(殺菌速度実験)
7) 李 英徹:結核,1981;56(12):567-576[M1090006]
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