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劇薬
処方箋医薬品注)
通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。
なお、効果不十分な場合には、1日60mgまで増量することができる。
通常、成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして60mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。
本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。
ノルアドレナリン再取り込み阻害作用により症状が悪化することがある。
本剤投与前に適切にコントロールし、定期的に血圧・脈拍数等を測定すること。心拍数増加、血圧上昇、高血圧クリーゼがあらわれることがある。,
症状が悪化することがある。
肝障害が悪化する可能性がある。
自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。,,,,,,
躁転、自殺企図があらわれることがある。,,,,,,
精神症状が増悪することがある。,,
痙攣を起こすことがある。
出血傾向が増強することがある。
投与しないこと。本剤の血中濃度が上昇することがある。,
本剤の血中濃度が上昇することがある。
投与しないこと。肝機能障害が悪化することがある。また、消失半減期が延長し、本剤の血中濃度が上昇することがある。
肝機能障害が悪化することがある。また、消失半減期が延長し、本剤の血中濃度が上昇することがある。,,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。妊娠末期にSNRI、SSRIを投与された女性が出産した新生児において、入院期間の延長、呼吸補助、経管栄養を必要とする、離脱症状と同様の症状が出産直後にあらわれたとの報告がある。臨床所見としては、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、易刺激性、持続性の泣きが報告されている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ラット及びヒトで乳汁中へ移行することが報告されている。
海外で実施された7~17歳の大うつ病性障害(DSM-IV-TR※における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。
※:DSM-IV-TR:American Psychiatric Association(米国精神医学会)のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders.4th edition,Text Revision(DSM-IV-TR精神疾患の診断・統計マニュアル)
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。高齢者では薬物の消失が遅延し、血漿中濃度が上昇することがある。
また、高齢者においては、以下の点に注意すること。
他の抗うつ剤で併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれたとの報告がある。
MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からMAO阻害剤に切り替えるときは5日間の間隔をおくこと。
主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる。
QT延長、心室性不整脈(Torsades de pointesを含む)等の心血管系副作用が発現することがあるので注意すること。
本剤は、ピモジドの肝での酸化的代謝を阻害し、血中濃度を上昇させると考えられる。
相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので注意すること。また、肝機能が悪化するおそれがある。
アルコールは中枢神経抑制作用を有する。また、過度のアルコール摂取と本剤との併用により、肝機能が悪化することがある。
相互に作用を増強することがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
機序は不明
セロトニン症候群があらわれるおそれがある。
左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強される。
本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とフルボキサミンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少したとの報告がある。
これらの薬剤の血中濃度が上昇することがあるので、これらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とCYP2D6基質であるデシプラミンとの併用により、デシプラミンのAUCが増加したとの報告がある。
これらの薬剤のCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とパロキセチンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少したとの報告がある。
相互にセロトニン作用を増強することによりセロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強することがある。
降圧剤の作用を減弱することがあるので、本剤の用量を減量もしくはこれらの薬剤を増量するなど注意して投与すること。
本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。
これらの薬剤(特に注射剤)との併用により、心血管作用(血圧上昇等)が増強することがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、アドレナリン作用が増強することがある。
本剤は血漿蛋白との結合率が高いため、併用により、本剤及びこれらの薬剤の血中遊離濃度が上昇することがある。
出血傾向が増強することがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。
SNRI、SSRIとこれらの薬剤との併用により、出血傾向が増強すると考えられる。
不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定等があらわれることがある。セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること。異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。
発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球数増加、血清CK(CPK)上昇等の異常が認められた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられ、急性腎障害に至ることがあるので注意すること。
低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
AST、ALT、γ-GTP、総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害、肝炎、黄疸があらわれることがある。,,
呼吸困難、痙攣、血管浮腫、蕁麻疹等を伴うアナフィラキシー反応があらわれることがある。
症状があらわれた場合には投与を中止し、導尿を実施するなど適切な処置を行うこと。
5%以上
1~5%未満
1%未満
頻度不明
過敏症注1)
発疹、そう痒、蕁麻疹
接触性皮膚炎、光線過敏反応、血管浮腫、皮膚血管炎
全身症状
倦怠感
ほてり、発熱、悪寒、脱水、脱力感
精神神経系
傾眠(24.3%)、頭痛、めまい
不眠、立ちくらみ、しびれ感、振戦、浮遊感
あくび、焦燥感、気分高揚、注意力障害、錐体外路症状、不安、異常夢(悪夢を含む)、頭がぼーっとする、性欲減退、躁病反応、錯感覚、無感情、味覚異常
激越、オーガズム異常、嗜眠、睡眠障害、歯軋り、失見当識、攻撃性、怒り、歩行障害、開口障害、下肢静止不能症候群、異常感
消化器
悪心(22.4%)、食欲減退、口渇(12.8%)、便秘(12.4%)、下痢
腹部痛、嘔吐、腹部膨満感、腹部不快感、消化不良、胃炎
口内炎、歯痛、胃腸炎、咽頭不快感
咽頭炎、咽喉緊張、口臭、嚥下障害、顕微鏡的大腸炎
感覚器
耳鳴
視調節障害、眼乾燥、霧視、耳痛
散瞳、緑内障
循環器
動悸、頻脈、血圧上昇
起立性低血圧、上室性不整脈、失神
肝臓
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇
血液
ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、鼻出血
異常出血(斑状出血、胃腸出血等)、白血球減少
筋・骨格系
背部痛、関節痛、筋痛、肩こり、筋痙攣
筋緊張
泌尿器・生殖器
排尿困難
性機能異常(月経異常、射精障害、勃起障害等)、排尿障害、血中クレアチニン上昇、BUN上昇、頻尿、尿中アルブミン/クレアチニン比上昇、尿流量減少
多尿、閉経期症状、精巣痛
代謝・内分泌
高血糖、トリグリセリド上昇、総コレステロール上昇、尿中蛋白陽性
血中カリウム減少
甲状腺機能低下、低ナトリウム血症、乳汁漏出症、高プロラクチン血症、血中カリウム上昇
その他
発汗、体重減少、体重増加、CK(CPK)上昇
浮腫、冷感、熱感、呼吸苦、胸痛、冷汗、咳嗽
海外において、本剤3000mgを超える(単剤又は他剤との併用)過量投与が報告されている。過量投与による徴候及び症状は傾眠、昏睡、セロトニン症候群、発作、嘔吐、頻脈であった。
特異的な解毒剤は知られていない。必要に応じて、活性炭投与等の適切な処置を行なうこと。本剤は分布容積が大きいので、強制利尿、血液潅流、交換輸血はあまり効果的ではない。
健康成人男性(8例)にデュロキセチン10mg、20mg、40mgを食後単回経口投与したときの血漿中濃度及び薬物動態パラメータを図1・表1に示す。Cmax及びAUCは用量の増加に従い増大した。Tmax及びT1/2(β)は10~40mgの用量範囲でほぼ一定であった1)。
投与量
(mg)
例数
Cmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
AUC0-48
(ng・hr/mL)
T1/2(β)
10
8
12.08±10.09
7.8±2.3
155.51±94.64
12.75±5.88注)
20
18.31±10.89
7.5±1.4
259.33±141.84
15.34±5.87
40
38.65±19.46
6.9±2.0
551.75±239.64
10.56±2.86
注)6例
Cmax、AUC0-48:デュロキセチン塩酸塩として表示
(Mean±S.D.)
健康成人男性(各6例)にデュロキセチン20mg2)、40mg3)、60mg4)を1日1回7日間、食後反復経口投与したときの薬物動態パラメータを表2に示す。血漿中濃度推移は反復投与により上昇し7日目におけるCmax、AUCは初回投与時と比べて増大したが、投与7日目には定常状態に達していた。
AUC0-24
6
1日目
13.57±4.40
6.2±1.0
139.56±27.40
12.30±3.11
7日目
16.24±4.95
6.0±0.0
205.32±45.34
12.09±2.58
22.17±12.67
6.7±2.9
254.15±151.73
13.78±6.82
31.50±16.81
5.8±1.2
426.76±263.55
17.26±2.25
60
46.2±25.7
519.1±267.4
13.46±5.03
68.1±20.8
5.7±0.5
895.8±344.3
13.18±2.26
Cmax、AUC0-24:デュロキセチン遊離塩基として表示
デュロキセチンカプセル30mg「明治」とサインバルタカプセル30mgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(デュロキセチンとして30mg)、健康成人男子に絶食単回経口投与又は食後単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、いずれもlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、それぞれ両剤の生物学的同等性が確認された5)。
被験
者数
判定パラメータ
参考メータ
AUCt
T1/2
デュロキセチンカプセル30mg「明治」
39
241.92±114.77
13.78±6.14
6.9±1.2
11.34±2.65
サインバルタカプセル30mg
263.36±136.58
15.69±8.09
6.4±1.5
11.26±2.29
参考パラメータ
37
384.79±171.25
22.76±11.13
8.4±1.0
10.79±1.75
380.70±195.46
23.18±10.38
8.2±0.9
10.72±1.58
デュロキセチンOD錠20mg「明治」とサインバルタカプセル20mgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠又は1カプセル(デュロキセチンとして20mg)、健康成人男子に絶食単回経口投与又は食後単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、いずれもlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、それぞれ両剤の生物学的同等性が確認された。なお、デュロキセチンOD錠20mg「明治」は、水あり及び水なしで投与した6)。
水あり服用
デュロキセチンOD錠20mg「明治」
31
153.55±80.46
9.84±4.03
5.7±0.9
11.74±2.74
サインバルタカプセル20mg
166.47±106.16
11.49±10.35
5.9±0.9
11.54±2.41
水なし服用
189.25±126.35
10.94±6.89
6.3±1.5
13.10±2.78
サインバルタカプセル20mg※
176.52±104.34
10.13±5.43
6.5±1.0
12.73±2.47
※水で服用 (Mean±S.D.)
185.15±98.51
13.39±6.53
6.5±0.6
10.54±1.26
190.46±109.94
15.08±8.45
6.4±0.8
10.54±1.66
186.70±113.87
12.69± 7.54
6.7± 1.1
10.59±1.76
169.75±110.67
11.86±6.86
7.5±2.2
10.59±1.68
デュロキセチンOD錠30mg「明治」とサインバルタカプセル30mgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠又は1カプセル(デュロキセチンとして30mg)、健康成人男子に絶食単回経口投与又は食後単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、いずれもlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、それぞれ両剤の生物学的同等性が確認された。なお、デュロキセチンOD錠30mg「明治」は、水あり及び水なしで投与した7)。
デュロキセチンOD錠30mg「明治」
305.34±164.51
19.66±9.23
5.9±1.0
12.07±2.49
316.52±176.77
19.97±9.66
5.4±1.1
11.83±2.16
32
263.36±124.60
16.93±7.73
5.7±1.0
12.72±1.82
サインバルタカプセル30mg※
250.50±114.12
15.46±6.59
12.26±1.44
310.26±178.03
19.37±10.64
6.4±1.4
11.65±2.17
283.33±153.50
18.90±9.90
7.2±2.1
11.31±2.01
279.17±143.60
16.94±8.55
6.9±1.6
11.61±2.36
282.17±132.08
18.52±7.77
6.6±1.7
11.78±2.03
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
健康成人男性(7例)にデュロキセチン20mgを空腹時あるいは食後に単回経口投与し、食事の影響を検討したときの薬物動態パラメータ及び統計解析結果を表9に示す。食後投与のCmaxは空腹時に比べ高い値を示し、有意差が認められたものの、Tmax、AUC、T1/2(β)、Ae(尿中排泄量)は有意な変化を示さなかった8)。
投与量(mg)
Cmax(ng/mL)
Tmax(hr)
AUC0-48(ng・hr/mL)
T1/2(β)(hr)
Ae0-48(μg)
空腹時
7
8.53±4.12
5.7±0.8
116.33±58.16
9.01±1.42
11.36±7.04
食後
10.97±6.17
133.82±66.72
9.27±0.79
11.93±6.06
p値
0.0422*
0.2856
0.1427
0.7171
0.9499
Ae0-48(尿中排泄量):デュロキセチン遊離塩基として表示
p:有意確率、*:有意差あり(p<0.05)
健康成人女性(12例)を対象に、デュロキセチン40mgを朝空腹時、朝食後、あるいは夜就寝時(空腹)にそれぞれ単回経口投与し、食事の影響及び投与時間の影響を検討したときの薬物動態パラメータ及び統計解析結果を表10に示す。Cmax、AUCは朝食後投与と朝空腹時投与との間で有意差は認められなかった。朝食後投与のTmaxは朝空腹時投与に比べ延長し、有意差が認められた。朝食後投与における血漿中濃度の消失速度定数(λz)は空腹時に比べ大きく、有意差が認められた。夜就寝時(空腹)投与のCmax、AUCは朝空腹時投与に比べ低く、Tmaxは延長し、それぞれ有意差が認められた9)(外国人によるデータ)。
薬物動態パラメータ
Cmax注2)(ng/mL)
Tmax注3)(hr)
AUC0-∞注2)(ng・hr/mL)
λz(hr-1)
T1/2注4)(hr)
朝空腹時
1回目
27.5(30)
6.0(4.0-10.0)
464.3(32)
0.058(23)
11.9(8.2-17.5)
2回目
25.9(36)
6.0(1.0-10.0)
456.7(41)
0.061(21)
11.3(8.0-14.9)
朝食後
24.1(47)
10.0(6.0-16.1)
402.3(41)
0.070(25)
9.8(5.9-14.1)
夜就寝時(空腹)
19.6(35)
10.0(4.0-16.0)
381.7(40)
0.064(17)
10.8(8.1-16.3)
朝空腹注1)vs.朝食後
0.405
<0.001*
0.060
0.004*
-
朝空腹注1)vs.就寝時
0.005*
0.368
注1)朝空腹時1回目、2回目のデータを統合
注2)デュロキセチン遊離塩基として表示
注3)中央値(最小値-最大値)
注4)調和平均(最小値-最大値)
(Mean(変動係数)、12例)
健康授乳婦[6例(分娩12週後)]に、デュロキセチン40mgを1日2回注2)食後反復経口投与し、投与4日目朝投与後の血漿中及び乳汁中濃度を測定した結果、乳汁中への移行が認められ、乳汁中濃度のAUCは血漿中濃度のAUCの約1/4であった。乳児のデュロキセチン1日摂取量を推定した結果、およそ7μgであり、母体の投与量(80mg)の約10000分の1であった9)(外国人によるデータ)。
妊娠第12日目のラット(n=3~4)に14C-標識デュロキセチン塩酸塩(デュロキセチンとして45mg/kg)を経口投与したときの放射能の胎児移行率は投与量の0.02%以下であった10)。
妊娠第18日目のラット(n=1)に14C-標識デュロキセチン塩酸塩(デュロキセチンとして45mg/kg)を経口投与したとき、胎児主要組織への放射能の移行が認められたが、投与後24時間では検出限界以下まで低下した10)。
健康成人を対象とした単回及び反復投与試験におけるex vivoの血清蛋白結合率を測定した結果、97~99%であった。結合率は血漿中デュロキセチン濃度に依存せず、反復投与による変化は認められなかった1),2),3)。
ヒト肝ミクロソームを用いた試験(発現CYPでの代謝と特異的阻害剤による阻害)の結果より、ヒト肝ミクロソームでは主に4位及び5位の水酸化が起こり、その反応にはCYP1A2及びCYP2D6が関与していると考えられる11)(in vitro試験)。デュロキセチンの主代謝物は、4-ヒドロキシ デュロキセチン グルクロナイドで、他に5-ヒドロキシ 6-メトキシ デュロキセチン サルフェート、5,6-ジヒドロキシ デュロキセチン グルクロナイド、6-ヒドロキシ 5-メトキシ デュロキセチン グルクロナイドが認められ、いずれもデュロキセチンが酸化された後、抱合を受けた代謝物であった9)(外国人によるデータ)。
糞中及び尿中にデュロキセチンはほとんど存在せず、投与量の72.0%は代謝物として尿中に排泄され、18.5%は糞中に排泄された9)(外国人によるデータ)。
高度の腎障害患者[12例(男性10例、女性2例)]と健康成人[12例(男性10例、女性2例):クレアチニンクリアランス値が75mL/min以上]との間でデュロキセチン60mg空腹時単回経口投与時の薬物動態を比較したとき、高度の腎障害患者においては健康成人と比べてT1/2には有意な差は認められなかったが、Cmax及びAUCはいずれも約2倍に増大し、それぞれ有意差が認められた9)(外国人によるデータ)。,
中等度の肝硬変を有する患者(Child-Pugh Bに分類)[6例(男性5例、女性1例)]と健康成人[6例(男性5例、女性1例)]との間でデュロキセチン20mg空腹時単回経口投与時の薬物動態を比較したとき、中等度の肝硬変を有する患者においては健康成人と比べてCmaxには有意な差は認められなかったが、AUCは約5倍に増大し、T1/2は約3倍に延長し、それぞれ有意差が認められた9)(外国人によるデータ)。,,
健康高齢男性と健康非高齢男性(各6例)との間でデュロキセチン10mg食後単回経口投与時の薬物動態を比較したとき、高齢者においては非高齢者に比べて有意な差は認められなかったものの、Cmaxは約1.3倍、AUCは約1.6倍にそれぞれ増大し、T1/2は約1.6倍に延長する傾向を示した12)。
健康成人男性(14例)に、デュロキセチン(60mg単回経口投与)とフルボキサミン(100mg/日反復経口投与)を併用投与し、デュロキセチンの薬物動態を評価した。フルボキサミンの併用により、デュロキセチンのCmax、AUCはそれぞれ2.41倍、5.60倍に増大、T1/2は約3倍に延長、血漿クリアランスは77%の減少がみられ、いずれも有意差が認められた13)(外国人によるデータ)。
健康成人男性(12例)に、デュロキセチン(40mg 1日1回反復経口投与)とパロキセチン(20mg 1日1回反復経口投与)を併用投与し、デュロキセチンの薬物動態を評価した。パロキセチンの併用により、デュロキセチンのCmax、AUCはそれぞれ1.60倍、1.59倍に増大、T1/2は1.26倍に延長、血漿クリアランスは37%の減少がみられ、いずれも有意差が認められた13)(外国人によるデータ)。
健康成人男性(14例)に、デュロキセチン(40mg朝空腹時単回経口投与)とファモチジン40mg(朝空腹時単回経口投与)、活性炭液剤(活性炭として50g朝空腹時単回経口投与)をそれぞれ併用投与し、デュロキセチンの薬物動態を評価した。デュロキセチンの吸収に及ぼすファモチジンの影響は小さかった。活性炭の併用により、デュロキセチンのCmax、AUCはそれぞれ68%及び65%に低下し、T1/2は0.91倍に短縮し、いずれも有意差が認められた13)(外国人によるデータ)。
テオフィリン
健康成人男性(10例)に、デュロキセチン(60mg 1日2回注2)反復経口投与)とテオフィリン(アミノフィリンとして250mgの30分間点滴静脈内投与)を併用投与し、テオフィリンの薬物動態を評価した。テオフィリン薬物動態に有意な変化はみられなかった13)(外国人によるデータ)。
ロラゼパム
健康成人(男性8例、女性8例)に、デュロキセチン(60mg 1日2回注2)反復経口投与)とロラゼパム(2mg 1日2回反復経口投与)を併用投与し、相互に及ぼす影響を評価した。薬物動態に相互作用はみられなかった13)(外国人によるデータ)。
デュロキセチンカプセル20mg「明治」
デュロキセチンカプセル20mg「明治」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」(平成24年2月29日付、薬食審査発0229第10号)に基づき、デュロキセチンカプセル30mg「明治」を標準製剤とした溶出試験の結果、溶出挙動は同等と判定され、生物学的に同等とみなされた14)。
うつ病・うつ状態の患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして40mg又は60mg)、プラセボ又はパロキセチン塩酸塩水和物(パロキセチンとして20~40mg)を6週間投与した結果、主要評価指標であるハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D17)合計評点の変化量は表1のとおりであり、デュロキセチン(40mg及び60mg併合群)のプラセボに対する優越性が示された。また、デュロキセチン40mg群と60mg群で用量反応関係は認められなかった15),16),17)。
投与群
HAM-D17合計評点
変化量
ベースライン注1)
最終評価時
ベースラインからの
プラセボ群との対比較注2)
群間差
(95%信頼区間)
プラセボ群
145
20.4±4.2
12.2±7.0
-8.3±5.8
-
デュロキセチン
40mg群
73
20.6±4.4
10.1±5.6
-10.5±5.7
-2.17
(-3.83,-0.52)
0.0103*
60mg群
74
20.4±4.1
10.5±6.2
-10.0±6.4
-1.70
(-3.35,-0.05)
0.0440*
併合群
147
20.5±4.2
10.3±5.9
-10.2±6.1
-1.93
(-3.28,-0.58)
0.0051*
パロキセチン群
148
20.4±4.8
11.0±7.4
-9.4±6.9
-1.29
(-2.64,0.07)
0.0623
注1)割付時(プラセボリードイン期終了時)
注2)投与群を固定効果、性、病型分類、投与前HAM-D17合計評点を共変量、治験実施医療機関を変量効果とした共分散分析
副作用発現頻度は81.7%(143/175例)であった。主な副作用は悪心26.3%(46/175例)、傾眠21.1%(37/175例)、頭痛17.7%(31/175例)であった15)。
うつ病・うつ状態の患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして40mg又は60mg)を最大52週間投与した結果、HAM-D17合計評点の変化量は表2のとおりであり、長期間にわたり抗うつ効果が維持された。また、デュロキセチン40mgから60mgへの増量により改善した症例も認められた18)。
評価時期
ベースライン
215
20.9±5.1
6週時
187
12.5±5.3
-8.3±5.2
12週時
182
10.1±5.2
-10.6±5.6
24週時
172
8.4±5.3
-12.6±6.5
52週時
146
5.5±4.8
-15.6±6.1
副作用発現頻度は93.0%(200/215例)であった。主な副作用は悪心32.1%(69/215例)、傾眠29.3%(63/215例)、口渇22.3%(48/215例)、頭痛21.9%(47/215例)、下痢15.8%(34/215例)、便秘13.5%(29/215例)、トリグリセライド増加13.0%(28/215例)であった18)。
糖尿病性神経障害に伴う疼痛の患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして40mg又は60mg)又はプラセボを12週間投与した結果、主要評価指標である24時間平均疼痛重症度スコア週平均値の変化量は表3のとおりであり、デュロキセチン(40mg及び60mg併合群)のプラセボに対する優越性が示された。また、デュロキセチン40mg群と60mg群で用量反応関係は認められなかった19),20)。
24時間平均疼痛重症度スコア週平均値
投与12週時注1)
変化量注2)
プラセボ群との対比較
群間差(95%信頼区間)
5.78±1.17
(167)
4.38±1.99
(150)
-1.61±0.18
5.79±1.23
(85)
3.54±1.86
(73)
-2.41±0.21
-0.81
(-1.18,-0.43)
5.76±1.17
(86)
3.41±1.77
(72)
-2.53±0.21
-0.93
(-1.30,-0.56)
5.77±1.20
(171)
3.48±1.81
(145)
-2.47±0.18
-0.87
(-1.17,-0.56)
<0.0001*
注1)Mean±S.D.(評価例数)
注2)混合効果モデルに基づく調整平均値±標準誤差
投与群、観測週、投与群×観測週を固定効果、糖尿病の病型、糖尿病性神経障害罹病期間、24時間平均疼痛重症度スコア週平均値のベースラインを共変量、被験者、治験実施医療機関を変量効果とした。
副作用発現頻度は62.0%(106/171例)であった。主な副作用は傾眠21.6%(37/171例)、悪心14.0%(24/171例)、便秘5.3%(9/171例)、倦怠感5.3%(9/171例)であった19)。
糖尿病性神経障害に伴う疼痛の患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして40mg又は60mg)を最大51週間投与した結果、簡易疼痛調査一覧(BPI)-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表4のとおりであり、長期間にわたり鎮痛効果が維持された21),22)。
BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア
258
3.9±1.9
8週時
245
2.6±1.7
-1.3±1.4
16週時
230
2.4±1.8
-1.5±1.5
28週時
214
2.1±1.7
-1.8±1.7
50/51週時注)
191
1.8±1.4
-2.2±1.6
注)60mg群は50週、40mg群は51週
副作用発現頻度は67.1%(173/258例)であった。主な副作用は傾眠11.2%(29/258例)、HbA1c増加9.3%(24/258例)、便秘8.1%(21/258例)、悪心6.6%(17/258例)であった22)。
線維筋痛症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果、主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表5のとおりであり、主要解析(混合効果モデルによる解析)において、デュロキセチン60mgのプラセボに対する優越性は示されなかった。なお、副次解析であるLOCF(Last Observation Carried Forward)法により14週時の欠測値を補完した共分散分析では、群間に有意差が認められた23),24)。
解析手法
BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
投与14週時注1)
主要解析:混合効果モデルによる解析
6.13±1.35
(195)
4.33±1.97
(147)
-1.58±0.23
6.05±1.29
(191)
3.88±1.84
(163)
-1.90±0.23
-0.32
(-0.70, 0.06)
0.0988
副次解析:共分散分析(LOCF)
4.55±2.02
-1.22±0.26
4.13±1.94
-1.60±0.26
-0.38
(-0.74, -0.02)
0.0408*
注2)各解析手法に基づく調整平均値±S.E.
[混合効果モデルによる解析]投与群、評価時点、投与群と評価時点の交互作用を固定効果、ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み)、大うつ病性障害合併の有無を共変量とした。
[共分散分析]投与群を固定効果、ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み)、大うつ病性障害合併の有無を共変量とした。
副作用発現頻度は64.4%(125/194例)であった。主な副作用は傾眠25.8%(50/194例)、悪心21.6%(42/194例)、便秘13.9%(27/194例)、口渇6.7%(13/194例)、食欲減退6.7%(13/194例)であった24)。
線維筋痛症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)を50週間投与した結果、BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表6のとおりであり、長期間にわたり鎮痛効果が維持された25),26)。
4.54±1.99
3.50±2.01
-1.04±1.56
3.45±2.17
-1.09±1.77
134
3.32±2.10
-1.19±1.59
50週時
115
3.27±2.34
-1.31±1.70
副作用発現頻度は63.8%(95/149例)であった。主な副作用は傾眠21.5%(32/149例)、便秘16.1%(24/149例)、悪心11.4%(17/149例)、体重増加7.4%(11/149例)、口渇6.7%(10/149例)、倦怠感5.4%(8/149例)であった25)。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の効果が不十分な慢性腰痛症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果、主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表7のとおりであり、デュロキセチン60mg群のプラセボに対する優越性が示された27),28)。
ベースラインからの変化量注2)
(95%信頼区間)
5.09±1.04
(226)
3.16±1.78
(200)
-1.96±0.11
5.14±1.11
(230)
2.73±1.69
(209)
-2.43±0.11
-0.46
(-0.77,-0.16)
0.0026*
注2)混合効果モデルに基づく調整平均値±標準誤差投与群、観測時点、投与群と観測時点の交互作用を固定効果、ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み)を共変量とした。
副作用発現頻度は48.3%(113/234例)であった。主な副作用は傾眠18.8%(44/234例)、便秘10.3%(24/234例)、悪心8.5%(20/234例)であった28)。
慢性腰痛症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)を最大50週間投与した結果、BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表8のとおりであり、長期間にわたり鎮痛効果が維持された29),30)。
150
3.89±1.55
142
2.35±1.72
-1.56±1.58
140
2.17±1.71
-1.76±1.78
137
1.95±1.54
-2.01±1.76
121
1.59±1.50
-2.26±1.63
副作用発現頻度は50.3%(76/151例)であった。主な副作用は傾眠18.5%(28/151例)、悪心10.6%(16/151例)、便秘8.6%(13/151例)、口渇6.0%(9/151例)であった29)。
試験開始前の3ヵ月間で月に14日以上の痛みを有する特発性変形性膝関節症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果、主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表9のとおりであり、デュロキセチン60mg群のプラセボに対する優越性が示された31)。
5.06±0.98
(176)
3.14±1.70
(161)
-1.80±0.12
5.03±0.96
(177)
2.44±1.54
(160)
-2.57±0.12
-0.77
(-1.11,-0.43)
副作用発現頻度は43.3%(77/178例)であった。主な副作用は傾眠13.5%(24/178例)、口渇10.7%(19/178例)、便秘10.1%(18/178例)、悪心9.6%(17/178例)、倦怠感6.7%(12/178例)、食欲減退5.1%(9/178例)であった31)。
試験開始前の3ヵ月間で月に14日以上の痛みを有する特発性変形性膝関節症患者を対象として、デュロキセチン塩酸塩カプセル(デュロキセチンとして60mg)を最大50週間投与した結果、BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表10のとおりであり、長期間にわたり鎮痛効果が維持された32),33)。
93
3.04±1.76
91
1.80±1.33
-1.25±1.35
88
1.59±1.34
-1.44±1.38
87
1.43±1.24
-1.63±1.42
81
1.52±1.54
-1.53±1.41
副作用発現頻度は51.6%(48/93例)であった。主な副作用は便秘17.2%(16/93例)、傾眠12.9%(12/93例)、口渇11.8%(11/93例)であった32)。
ラット視床下部あるいは脳内のセロトニン及び視床下部のノルアドレナリンの取り込みを共に阻害した(in vitro、ex vivo34)及びin vivo35))。
ラット前頭葉皮質における細胞外セロトニン及びノルアドレナリン濃度を共に増加させた36)(in vivo)。
各種神経伝達物質受容体に対する結合阻害活性37)及びモノアミン酸化酵素阻害作用35)は、セロトニン及びノルアドレナリン取り込み阻害活性34)に比べ弱かった(in vitro)。
ラット強制水泳試験において無動行動回数を減少させた38)。
ラットの学習性無力状態を改善した38)。
ラット神経障害性疼痛モデル(坐骨神経部分結紮モデル及びL5/L6脊髄神経結紮モデル)39)やその他の疼痛モデル(ラットホルマリン疼痛モデル、マウス酢酸ライジング試験、ラットカラゲニン試験及びラットカプサイシン誘発機械的アロディニアモデル)40)において鎮痛作用を示した。
デュロキセチン塩酸塩 (Duloxetine Hydrochloride)
(+)-(S)-N-Methyl-3-(1-naphthyloxy)-3-(2-thienyl)propylamine monohydrochloride
C18H19NOS・HCl
333.88
デュロキセチン塩酸塩は白色の粉末である。
本品はメタノール又はN-メチルピロリドンに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすく、水にやや溶けにくい。
無包装状態では湿気を避けて保存すること(高湿度により硬度低下が認められたため)。
〈デュロキセチンカプセル20mg「明治」〉
PTP包装 100カプセル(10カプセル×10) 500カプセル(10カプセル×50)
バラ包装(ボトル入、乾燥剤入) 300カプセル
〈デュロキセチンカプセル30mg「明治」〉
PTP包装 100カプセル(10カプセル×10)
〈デュロキセチンOD錠20mg「明治」〉
PTP包装(乾燥剤入) 100錠(10錠×10)
バラ包装(ボトル入、乾燥剤入) 100錠
〈デュロキセチンOD錠30mg「明治」〉
1) 高橋明比古ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1411-1426
2) 高橋明比古ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1439-1454
3) 高橋明比古ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1455-1481
4) 熊谷雄治:臨床精神薬理. 2009;12:1483-1497
5) 社内資料:デュロキセチンカプセル30mg「明治」の生物学的同等性試験に関する資料
6) 社内資料:デュロキセチンOD錠20mg「明治」の生物学的同等性試験に関する資料
7) 社内資料:デュロキセチンOD錠30mg「明治」の生物学的同等性試験に関する資料
8) 高橋明比古ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1427-1437
9) 臨床における薬物動態(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.7.1.2,2.7.2.2,2.7.2.3)
10) ラットにおける胎盤・胎児移行性(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.4.4)
11) デュロキセチンの酸化的代謝に関与するCYP分子種の同定(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.4.7)
12) 村崎光邦ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1499-1515
13) 臨床における薬物相互作用試験(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.7.2.2,2.7.6.3)
14) 社内資料:デュロキセチンカプセル20mg「明治」の溶出性(生物学的同等性試験)に関する資料
15) 樋口輝彦ほか:臨床精神薬理. 2009;12:1613-1634
16) プラセボ及びパロキセチンを対照とした多施設共同二重盲検群間比較試験(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.7.6.5.2)
17) プラセボ及びパロキセチンを対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、審査報告書)
18) 樋口輝彦:臨床精神薬理. 2009;12:1579-1593
19) Yasuda, H., et al.:J. Diabetes Investig. 2011;2:132-139
20) 糖尿病性神経因性疼痛多施設共同二重盲検群間比較試験(サインバルタカプセル:2012年2月22日承認、申請資料概要2.7.6.1)
21) Yasuda, H., et al.:J. Diabetes Investig. 2016;7:100-108
22) 糖尿病性神経障害に伴う疼痛を対象とした国内第Ⅲ相継続投与試験(サインバルタカプセル:2012年2月22日承認、申請資料概要2.7.6.2)
23) Murakami, M., et al.:Arthritis Res. Ther. 2015;17:224-236
24) 線維筋痛症を対象とした国内第Ⅲ相プラセボ対照試験(サインバルタカプセル:2015年5月26日承認、申請資料概要2.7.6.1)
25) Murakami, M., et al.:Mod. Rheumatol. 2017;27(4):688-695
26) 線維筋痛症を対象とした国内長期継続投与試験(サインバルタカプセル:2015年5月26日承認、申請資料概要2.7.6.2)
27) *Konno, S., et al.:Spine. 2016;41:1709-1717
28) *慢性腰痛症を対象とした国内第Ⅲ相プラセボ対照試験(サインバルタカプセル:2016年3月18日承認、申請資料概要2.7.6.1)
29) *慢性腰痛症を対象とした国内第Ⅲ相継続長期投与試験(サインバルタカプセル:2016年3月18日承認、申請資料概要2.7.6.5)
30) *臨床的有用性(効果の持続、耐薬性)(サインバルタカプセル:2016年3月18日承認、申請資料概要2.7.3.5)
31) *変形性関節症を対象とした国内第Ⅲ相プラセボ対照試験(サインバルタカプセル:2016年12月19日承認、申請資料概要2.7.6.1)
32) *変形性関節症を対象とした国内第Ⅲ相継続長期投与試験(サインバルタカプセル:2016年12月19日承認、申請資料概要2.7.6.5)
33) *臨床的有用性(効果の持続、耐薬性)(サインバルタカプセル:2016年12月19日承認、申請資料概要2.7.3.5)
34) in vitro及びex vivoにおけるモノアミン取り込み阻害作用(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.2.2)
35) ラット及びマウスにおけるモノアミン取り込み阻害並びにin vitroにおけるモノアミン酸化酵素阻害作用(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.2.2)
36) 脳内の細胞外モノアミン濃度増加作用(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.2.2,2.6.2.6)
37) 脳内各種神経伝達物質受容体に対する特異性試験(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.2.2)
38) ラットにおける抗うつ作用(サインバルタカプセル:2010年1月20日承認、申請資料概要2.6.2.2)
39) 神経障害性疼痛動物モデルにおける効果(サインバルタカプセル:2012年2月22日承認、申請資料概要2.6.2.2)
40) その他疼痛動物モデルにおける効果(サインバルタカプセル:2012年2月22日承認、申請資料概要2.6.2.2)
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