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生物学的製剤基準
精製Vi多糖体腸チフスワクチン
劇薬
処方箋医薬品注)
生物由来製品
腸チフスの予防
本剤は、チフス菌以外のパラチフスA菌及びB菌、または非チフス性サルモネラに起因する感染症を予防することはできない。
1回、0.5mLを注射する。通常、筋肉内に接種するが、皮下にも接種することができる。
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。,
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
,
免疫抑制療法又は免疫不全によって本剤に対する免疫応答が低下する可能性がある。
,,
筋注後に出血するおそれがある。
接種要注意者である。
本剤では生殖発生毒性試験が実施されていない。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること。
予防接種上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
2歳未満の小児を対象とした有効性及び安全性を指標とした国内臨床試験は実施していない。
接種にあたっては、問診等を慎重に行い、被接種者の健康状態を十分に観察すること。一般に、生理機能が低下している。
10%以上
1~10%未満
1%未満
頻度不明
一般・全身障害および投与部位の状態
注射部位疼痛(74.0%)、倦怠感(11.5%)
注射部位紅斑、発熱
注射部位腫脹、注射部位そう痒感、注射部位出血
注射部位浮腫、注射部位硬結、疲労、無力症
筋骨格系および結合組織障害
筋肉痛(49.0%)
関節痛
神経系障害
頭痛
血管迷走神経性失神
呼吸器、胸郭および縦隔障害
喘息
胃腸障害
悪心、嘔吐、下痢、腹痛
皮膚および皮下組織障害
アレルギー性反応(そう痒、皮疹、蕁麻疹等)
2歳以上の健康な日本人被験者を対象に、本剤0.5mLを筋肉内に単回接種したときの免疫原性及び安全性を検討した。200例を対象に、主要な免疫原性評価項目である本剤接種28日後の抗体陽転率(抗Vi抗体価が接種前の時点と比較し4倍以上の上昇を示した被験者の割合)を評価した結果、表1のとおりであった1) 。
18歳以上(N=188)
12~17歳(N=7)
2~11歳(N=5)
全体集団(N=200)
n
割合[95%CI](%)
173
92.0[87.2, 95.5]
6
85.7[42.1, 99.6]
5
100[47.8, 100.0]
184
92.0[87.3, 95.4]
N:免疫原性解析対象集団、n:抗Vi抗体価が4倍以上上昇した例数95%信頼区間(CI)はClopper-Pearson法を用いて算出した。主要な免疫原性評価項目の達成基準は、抗体陽転率の95%CIの下限が75%を上回ることと規定した。
安全性は、200例を対象に、本剤接種後7日間の事前に規定した特定注射部位反応及び特定全身反応を収集し評価した結果、表2のとおりであった。収集された事象の重症度は、ほとんどが軽度であった1) 。
n(%)
特定注射部位反応
全体
139(73.9)
6(85.7)
3(60.0)
148(74.0)
0
2(40.0)
2(1.0)
1(0.5)
特定全身反応
104(55.3)
4(57.1)
110(55.0)
2(1.1)
1(20.0)
3(1.5)
14(7.4)
14(7.0)
23(12.2)
23(11.5)
93(49.5)
98(49.0)
N:安全性解析対象集団、n:発現例数
本剤は、Salmonella typhi(Ty2株)の培養菌から得たVi莢膜多糖体抗原を含有し、Vi莢膜多糖抗原に対する抗体を誘導することで、腸チフスの発症の予防に寄与する。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
0.5mL×1シリンジ
1) 社内資料:国内第III相試験(Study 30)(2024年6月24日承認、CTD2.7.6.2)
サノフィ株式会社サノフィワクチンコールセンター
〒163-1488 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号
フリーダイヤル 0120-870-891
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
サノフィ株式会社
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