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処方箋医薬品注)
通常、1回1mLを筋肉内注射する。なお、症状により適宜増減する。
定期的に婦人科的検査(乳房を含めて)等を実施すること。,,,
子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
乳癌が再発するおそれがある。
症状が増悪するおそれがある。
ナトリウムや体液の貯留により症状が増悪するおそれがある。
体液貯留を起こし、てんかんが増悪するおそれがある。
十分管理を行いながら投与すること。糖尿病が増悪することがある。
骨端の早期閉鎖をきたすおそれがある。
投与しないこと。症状が増悪することがある。
*本剤の投与に際しては問診、内診、基礎体温の測定、免疫学的妊娠診断などにより、妊娠していないことを十分に確認すること。,
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
リファンピシンの長期投与により、黄体・卵胞ホルモン剤(経口剤)の作用が減弱するとの報告がある。
リファンピシンが薬物代謝酵素を誘導するためと考えられる。
血糖降下作用が減弱することがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意すること。
卵胞ホルモン(主に結合型エストロゲン、合成エストロゲン)は耐糖能を変化させ血糖を上昇させる作用が認められている。
頻度不明
過敏症
発疹等
肝臓
黄疸、AST・ALTの上昇等
乳房
乳房痛、乳房緊満感等
電解質代謝
ナトリウムや体液の貯留による浮腫、体重増加等
循環器
血圧上昇等
消化器
悪心・嘔吐、下痢等
精神神経系
頭痛、眠気、倦怠感等
皮膚
ざ瘡、色素沈着等
投与部位
疼痛、発赤、硬結等
その他
熱感、腰痛
黄体・卵胞ホルモン配合剤の長期服用により肝腫瘍が発生したとの報告がある。また、腫瘍の破裂により腹腔内出血を起こす可能性がある。
五十嵐らは、我国で発表された機能性子宮出血の治療に関する文献を集計し、報告された1,795例について各種ホルモン剤の効果を比較した結果、高単位のエストロゲン注射剤及び黄体ホルモン125mgとエストラジオール安息香酸エステル10mgの混合注射剤が最も優れた成績を示したと報告している5)。
エストロゲンを添加することによりプロゲステロンの作用が増強され、下垂体性性腺刺激ホルモン抑制作用を有する6)。
エストロゲンとプロゲステロンの相互作用は末梢の性器のみならず、視床下部-下垂体系においても認められ、種々の要因により協調的あるいは拮抗的に作用する。プロゲステロンの生物学的作用はエストロゲンの存在のもとに発現する場合が多く、ヒトの子宮内膜について検討した報告ではエストラジオール安息香酸エステルとプロゲステロンの比が1:10~1:20の時に最も相乗作用が強かったと報告されている7)。
一般にエストロゲンは嚢胞様増殖のようなエストロゲン過剰性のものに奏効すると言われているが、エストロゲン単独療法のみでは止血後にestrogen withdrawal bleedingが発来し、機能性出血を上回ることすらある。一方、プロゲステロンも子宮出血に対して古くから使用され、不完全な分泌期内膜の症例に有効と言われている。従って、種々要因による機能性子宮出血に対しては、それぞれ単独で用いるよりも両者を併用するほうが合理的であり、また、それによりestrogen withdrawal bleedingも防ぐことができる8)。
ヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステル(Hydroxyprogesterone Caproate)
17-Hydroxy-4-pregnene-3,20-dione hexanoate
C27H40O4
428.60
白色~微黄色の結晶性の粉末で、においはない。クロロホルムに極めて溶けやすく、メタノール、アセトン、酢酸エチル又は1,4-ジオキサンに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
120~124℃
エストラジオール安息香酸エステル(Estradiol Benzoate)
Estra-1,3,5(10)-triene-3,17β-diol 3-benzoate
C25H28O3
376.49
白色の結晶性の粉末で、においはない。アセトンにやや溶けにくく、メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
191~198℃
アンプル:1mL×10管
1) Janerich, D. T. et al.:N. Engl. J. Med. 1974;291(14):697-700
2) 安田佳子 他:医学のあゆみ. 1976;98(8):537-538
3) 安田佳子 他:医学のあゆみ. 1976;99(8):611-612
4) 守 隆夫:医学のあゆみ. 1975;95(11):599-602
5) 五十嵐正雄 他:産婦人科治療. 1965;11(1):55-62
6) 伊藤正男 他総編集:医学大辞典 第2版. 医学書院;2009. 2862
7) Zondek, B.:JAMA. 1942;118(9):705-707
8) 小林 隆 他監修:現代産科婦人科学大系 第4巻D 臨床内分泌学各論. 中山書店;1971. 323-327
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