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日本薬局方
ヨウ素
劇薬
本剤又はヨウ素に対して過敏症の既往歴のある患者
ヨードチンキ、希ヨードチンキ、複方ヨード・グリセリン等の調剤に用いる。
呼吸困難、喉頭浮腫、喘鳴、蕁麻疹、潮紅等があらわれることがある。
アルカロイドとは沈殿する。アルカリ、炭酸アルカリ、アンモニア、鉄、植物油、抱水クロラール、フェノール、チオ硫酸ナトリウム、タンニン等とは化合することから、本剤とこれらを配合すると本剤のヨウ素による褐色が消え、殺菌力がなくなる恐れがある1) 。
デンプン含有物は青変する1) 。
アミノ酸、ヌクレオチドに対する酸化作用などが考えられている1) 。
ヨウ素（Iodine）
灰黒色の板状の又は粒状の重い結晶で、金属性の光沢があり、特異なにおいがある。ジエチルエーテルに溶けやすく、エタノール（95）にやや溶けやすく、クロロホルムにやや溶けにくく、水に極めて溶けにくい。ヨウ化カリウム試液に溶ける。常温で揮散する。
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126.90
500g
1) 日本薬局方解説書
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