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劇薬
処方箋医薬品注)
生殖可能な年齢の患者への本剤の投与はできる限り避けること。動物実験(ラット)で、精嚢、前立腺及び子宮の重量低値あるいは萎縮等の生殖器系への影響が認められ、高用量では発情休止期の延長、黄体数の減少に伴う着床数及び生存胎児数の減少が認められている。
過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁
通常、成人にはミラベグロンとして50mgを1日1回食後に経口投与する。
本剤の投与を開始する前に心電図検査を実施するなどし、心血管系の状態に注意をはらうこと。QT延長を生じるおそれがある。
定期的に心電図検査を行うこと。QT延長を来すリスクが高いと考えられる。
心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)、QT延長を起こすことがある。
定期的な眼科的診察を行うこと。眼圧の上昇を招き、症状を悪化させるおそれがある。
血中濃度が上昇するおそれがある。,
血中濃度が上昇するおそれがある。
投与しないこと。血中濃度が過度に上昇するおそれがある。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット、ウサギ)で、胎児において着床後死亡率の増加、体重低値、肩甲骨等の屈曲及び波状肋骨の増加、骨化遅延(胸骨分節、中手骨、中節骨等の骨化数低値)、大動脈の拡張及び巨心の増加、肺副葉欠損が認められている。
*投与しないこと。動物実験(ラット)で乳汁移行が認められている。また、授乳期に本薬を母動物に投与した場合、出生児で生存率の低値及び体重増加抑制が認められている。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした国内の臨床試験は実施していない。
副作用発現に留意し、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。高齢者では肝機能、腎機能が低下していることが多い。,,
QT延長、心室性不整脈(Torsades de Pointesを含む)等を起こすおそれがある。
ともに催不整脈作用があり、また本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
頻脈、心室細動発現の危険性が増大する。
カテコールアミンの併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。
心拍数増加等があらわれるおそれがある。
これらの薬剤はCYP3A4を強く阻害し、また一部の薬剤はP-糖蛋白の阻害作用も有することから、併用により本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
本剤の作用が減弱する可能性がある。
これらの薬剤はCYP3A4及びP-糖蛋白を誘導し、併用により本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤又はその活性代謝物の血中濃度が上昇する可能性がある。
メトプロロールの作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP2D6阻害作用により、ピモジドの血中濃度が上昇する可能性があり、かつ本剤及びピモジドがともに催不整脈作用を有する。
併用する場合には、ジゴキシンの血中濃度をモニタリングすることが望ましい。
本剤のP-糖蛋白阻害作用により、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。
収縮期血圧180mmHg以上又は拡張期血圧110mmHg以上に至った例も報告されている。
1~5%未満
1%未満
頻度不明
血液及びリンパ系障害
血小板数増加、白血球数増加、血小板数減少、白血球数減少
心臓障害
右脚ブロック、動悸、上室性期外収縮、頻脈、心室性期外収縮、血圧上昇、心拍数増加
心房細動
耳及び迷路障害
回転性めまい
眼障害
霧視
胃腸障害
便秘、口内乾燥
腹部不快感、腹部膨満、下痢、十二指腸潰瘍、胃炎、口内炎
悪心、嘔吐、腹痛、上腹部痛、下腹部痛
全身障害及び投与局所様態
倦怠感、浮腫、口渇
胸部不快感、胸痛
肝胆道系障害
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇
ビリルビン上昇
感染症
尿沈渣異常
膀胱炎
代謝及び栄養障害
CK上昇
CK減少、血中ブドウ糖増加、血中ブドウ糖減少、コレステロール上昇、尿酸上昇
食欲減退
神経系障害
浮動性めまい、頭痛
振戦、感覚鈍麻、傾眠
腎及び尿路障害
尿中蛋白陽性
尿中ブドウ糖陽性、クレアチニン上昇、BUN上昇、BUN減少、残尿
皮膚及び皮下組織障害
発疹、蕁麻疹
そう痒症
血管障害
高血圧
健康成人男性に本剤を空腹時注)単回経口投与したときのCmax及びAUCinfは、用量比を超えて上昇した。Tmax及びt1/2は各用量間でほぼ一定であった1)。
投与量(mg)
Cmax(ng/mL)
Tmax(h)
AUCinf※(ng・h/mL)
t1/2※(h)
CL/F※(L/h)
50
31.01±18.06
3.5±1.4
292.24±76.93
36.4±11.8
183.49±58.11
100注)
130.67±43.79
3.3±0.8
882.40±234.53
30.8±3.4
119.34±28.11
200注)
164.51±82.99
2.8±1.3
1382.68±441.45
26.4±3.6
157.61±50.64
300注)
548.52±92.50
3.7±1.0
3285.08±333.94
25.1±4.3
92.24±10.89
400注)
720.14±264.40
4.0±1.3
4142.50±735.89
23.9±4.9
99.79±22.03
(平均値±標準偏差、n=6)
※:投与後72時間までの測定可能な時点までの実測値に基づいた値
健康成人男性に本剤100mg注)及び200mg注)を1日1回食後7日間反復投与したときの血漿中濃度は、投与開始後第4日目以降トラフ値はほぼ一定となり、7日以内に定常状態に達した。また、AUC24hは反復投与により、1.75~2.12倍上昇することが示唆された1)。
評価日(日)
AUC24h(ng・h/mL)
t1/2(h)
CL/F(L/h)
1
91.23±42.00
4.8±0.5
377.16±90.67
28.8±6.8
167.16±31.36
10
136.14±52.52
5.0±0.0
792.75±156.88
30.0±4.4
131.76±33.39
313.08±77.57
1102.22±284.28
27.4±7.7
127.95±27.23
290.94±90.64
5.0±0.5
1909.36±366.20
28.0±1.8
108.03±19.75
(平均値±標準偏差、n=8)
本剤25mg注)、50mg及び100mg注)を単回経口投与したときの絶対バイオアべイラビリティはそれぞれ28.9%、35.4%及び45.0%であった2)(外国人データ)。高脂肪食食後に投与したときに比べ空腹時注)投与で本剤血漿中濃度が高くなり、本剤50mg及び100mg注)を空腹時に投与したときのCmax は2.11倍及び1.95倍に増加した。AUClastは1.47倍及び1.40倍に増加した3)。また、本剤はP-糖蛋白の基質である4)(in vitro試験)。
ミラベグロン15mg注)を静脈内注)単回投与したときの分布容積は1643Lであった2)(外国人データ)。血漿蛋白結合率は76.3~76.9%であり、主結合蛋白はアルブミンであった(in vitro試験)。
本剤は主としてエステラーゼによって加水分解を受け、一部はCYP及びグルクロン酸抱合酵素によっても代謝される5),6)。本剤を経口投与後、未変化体の他に8種の代謝物が血漿中に認められたが、代謝物の濃度はいずれも未変化体に比べ顕著に低かった7)。また、いずれの代謝物も薬理活性は弱かったことから、薬効への寄与は低いと考えられた。本剤はCYP2D6に対して中等度の阻害作用を示すことが示されたが、その他のCYP分子種に対しては阻害作用は弱かった8)。また、本剤は、CYP1A2及び3A4/5に対して誘導作用を示さなかった8)(in vitro試験)。
14Cで標識したミラベグロン溶液160mg注)を投与したマスバランス試験の結果、投与放射能の55%が尿中に、34%が糞中に排泄され、呼気中には排泄されなかった。尿中放射能の45%が未変化体であり、糞中では放射能のほとんどが未変化体であった9)。健康成人男性に本剤を絶食下注)単回経口投与したときの尿中排泄率は用量増加に伴い上昇する傾向が認められた1)。
Ae72h%
7.20±2.32
7.61±3.62
9.01±2.66
14.57±2.48
11.81±2.55
軽度の腎機能障害(eGFR60~89mL/min/1.73m2)を持つ患者では、健康成人と比べて本剤100mg注)投与時のCmax及びAUCinfがそれぞれ1.06倍及び1.31倍高かった。中等度の腎機能障害(eGFR30~59mL/min/1.73m2)を持つ患者では、健康成人と比べてCmax及びAUCinfが1.23倍及び1.66倍高かった。重度の腎機能障害(eGFR15~29mL/min/1.73m2)を持つ患者では、健康成人と比べてCmax及びAUCinfが1.92倍及び2.18倍高かった10)(外国人データ)。,
軽度の肝機能障害(Child-Pughスコア5~6)を持つ患者では、本剤100mg注)投与時のCmax及びAUCinfは健康成人に比べてそれぞれ1.09倍及び1.19倍高かった。中等度の肝機能障害(Child-Pughスコア7~9)を持つ患者では、本剤100mg注)投与時のCmax及びAUCinfは健康成人に比べてそれぞれ2.75倍及び1.65倍高かった10)(外国人データ)。,,
非高齢及び高齢外国健康成人男女に本剤25mg注)、50mg及び100mg注)を反復投与したときのCmax及びAUCtauは、男女間で差が認められ、男性被験者に比べ女性被験者で1.44倍及び1.38倍の高い値を示した7)(外国人データ)。
55~77歳の外国健康成人に本剤25mg注)、50mg及び100mg注)を反復投与したときのCmax及びAUCtauは、18~45歳の外国健康成人と比べて差は認められなかった7)(外国人データ)。日本人過活動膀胱患者に本剤50mgを1日1回投与したときの血漿中濃度は、65歳未満より65歳以上の患者集団で1.32倍に増加した11)。
本剤100mg注)とケトコナゾール400mgと併用したとき、本剤のAUCinfは1.81倍に上昇した12)(外国人データ)。
本剤100mg注)とリファンピシン600mgと併用したとき、本剤のAUCinfは0.56倍に減少した12)(外国人データ)。
ミラベグロン160mg(IRカプセル)注)とメトプロロール100mgと併用したとき、メトプロロールのAUCinfは3.29倍に上昇した13)(外国人データ)。
本剤100mg注)とデシプラミン50mgと併用したとき、デシプラミンのAUCinfは併用により3.41倍に上昇した13)(外国人データ)。
本剤100mg注)とジゴキシン0.25mgと併用したとき、ジゴキシンのAUClastは併用により1.27倍に上昇した14)(外国人データ)。
本剤50mgとトルテロジン4mgと併用したとき、トルテロジン及びその活性代謝物5-HMTのAUC24hはそれぞれ1.86倍及び1.25倍に、Cmaxはそれぞれ2.06倍及び1.36倍に上昇した15)。
注)本剤の承認された用法及び用量は、通常50mgを1日1回食後経口投与である。
過活動膀胱患者を対象に本剤25mg注)、50mg、100mg注)又はプラセボを、1日1回食後に12週間経口投与したときの主要評価項目である24時間あたりの平均排尿回数の変化量及び副次的評価項目である24時間あたりの平均尿意切迫感回数の変化量、24時間あたりの平均尿失禁回数の変化量、24時間あたりの平均切迫性尿失禁回数の変化量の成績を次に示した。二重盲検比較試験の結果、主要評価項目である24時間あたりの平均排尿回数の変化量は本剤のいずれの投与量でもプラセボに比べ有意な改善が認められた16)。
投与群
症例数
投与前
変化量
プラセボとの比較※
プラセボ
211
11.17±2.526
-1.18±2.155
―
ミラベグロン25mg注)
209
11.47±2.835
-1.94±2.158
P<0.001
ミラベグロン50mg
208
11.77±2.606
-2.12±2.383
ミラベグロン100mg注)
207
11.20±2.761
-1.97±1.970
(平均値±標準偏差)
※:Williamsの多重比較法、有意水準片側0.025
4.57±3.160
-1.83±2.965
4.68±3.209
-2.15±2.731
―※※
4.84±3.255
-2.24±3.120
P=0.084
4.53±3.093
-2.48±2.605
P=0.011
※※:Williamsの多重比較法のため、検定対象外
140
1.68±1.471
-0.64±1.360
134
2.20±2.499
-1.29±1.938
144
2.00±2.228
-1.20±1.455
150
1.86±1.666
-1.28±1.355
132
1.55±1.376
-0.68±1.358
128
1.97±2.378
-1.14±1.809
P=0.006
137
1.82±2.098
-1.09±1.345
P=0.008
142
1.77±1.640
-1.24±1.278
副作用発現率(臨床検査値異常を含む)は、プラセボ群、本剤25mg注)群、50mg群、100mg注)群でそれぞれ 212例中40例(18.9%)、210例中49例(23.3%)、208例中51例(24.5%)、208例中54例(26.0%)であった。本剤50mg群において発現率が2%以上であった副作用は、便秘5例(2.4%)、血中CK増加7例(3.4%)、γ-GTP増加11例(5.3%)、血中Al-P増加6例(2.9%)であった17)。
過活動膀胱患者を対象に本剤50mg又はプラセボを、1日1回食後に12週間経口投与したときの主要評価項目である24時間あたりの平均排尿回数の変化量及び副次的評価項目である24時間あたりの平均尿意切迫感回数の変化量、24時間あたりの平均尿失禁回数の変化量、24時間あたりの平均切迫性尿失禁回数の変化量の成績を次に示した。二重盲検比較試験の結果、いずれの評価項目でもプラセボに比べ有意な改善が認められた18)。
368
11.29±2.748
-0.86±2.354
369
11.15±2.650
-1.67±2.212
※:t 検定、有意水準両側0.05
4.42±2.989
-1.37±3.191
4.27±2.848
-1.85±2.555
P=0.025
264
1.91±1.760
-0.66±1.861
266
1.99±2.054
-1.12±1.475
P=0.003
※:Wilcoxonの順位和検定、有意水準両側0.05
258
1.67±1.366
-0.60±1.745
254
1.78±1.752
-1.01±1.338
副作用発現率(臨床検査値異常を含む)は、本剤50mg群で379例中93例(24.5%)、プラセボ群で379例中91例(24.0%)であった。また、本剤50mg群において発現率が2%以上であった副作用は、379例中、便秘13例(3.4%)、口内乾燥10例(2.6%)、ALT増加9例(2.4%)、血中CK増加10例(2.6%)、γ-GTP 増加15例(4.0%)、血中Al-P 増加10例(2.6%)であった18)。
過活動膀胱患者を対象に本剤50mgを1日1回食後に52週間経口投与した。また、本剤50mgを8週間投与した後、治験担当医師が効果不十分で安全性に問題なしと判断し、被験者も増量を希望した場合、100mg注)へ増量することを可能とした。最終評価時の24時間あたりの平均排尿回数の変化量、24時間あたりの平均尿意切迫感回数の変化量、24時間あたりの平均尿失禁回数の変化量、24時間あたりの平均切迫性尿失禁回数の変化量の成績を次に示した。いずれの評価項目でも本剤50mg維持例及び100mg注)増量例ともに改善が認められ、最終評価時まで減弱することなく維持された19)。
ミラベグロン50mg維持例
146
11.11±2.600
-2.16±2.673
ミラベグロン100mg注)増量例
11.27±2.702
-1.57±2.341
4.79±2.993
-3.31±2.948
5.43±3.512
-2.72±2.884
104
1.95±1.632
-1.30±1.400
45
2.40±2.259
-1.56±2.143
103
1.79±1.581
-1.32±1.401
44
2.11±2.076
-1.33±1.909
副作用発現率(臨床検査値異常を含む)は、本剤50mg維持例で152例中51例(33.6%)、100mg注)増量例で50例中15例(30.0%)であった。また、本剤50mg維持例において発現率が2%以上の副作用は、152例中、便秘9例(5.9%)、血圧上昇5例(3.3%)、白血球数減少4例(2.6%)であった20)。
外国健康成人男女(48例)を対象に、QT/QTc評価試験を実施した結果、女性被験者のQTcは本剤100mg注)及び200mg注)投与時に延長する傾向が認められた。外国健康成人男女(352例)を対象に、QT/QTc評価試験(追加試験)を実施した結果、200mg注)投与において女性被験者で延長する傾向が認められた21),22)(外国人データ)。
薬剤
性別
投与後経過時間※(h)
QTc※※(ms)
90%信頼区間
下限
上限
男性
2
4.21
1.57
6.86
女性
3
7.48
4.50
10.46
ミラベグロン200mg注)
6.62
3.97
9.27
15.05
12.08
18.01
モキシフロキサシン400mg
10.36
7.71
13.01
13.10
10.16
16.04
※:評価時点の中で90%信頼区間上限が最も大きな値を示した時点※※:被験者毎の補正係数を用い心拍数により補正したQTcの推定値
4
2.96
0.92
5.00
3.5
4.49
2.17
6.81
4.63
2.81
6.45
7.70
5.68
9.72
7.33
5.23
9.42
5
10.42
7.40
13.44
4.5
9.60
7.84
11.35
9.54
7.22
11.85
膀胱平滑筋のβ3アドレナリン受容体を刺激し、膀胱を弛緩させることで蓄尿機能を亢進し、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善する。
ヒトβ3アドレナリン受容体を発現させた細胞において、濃度依存的な細胞内cAMP濃度上昇作用を示した。ヒトβ1及びβ2アドレナリン受容体を発現させた細胞においては、細胞内cAMP濃度上昇作用をほとんど示さなかった23)(in vitro試験)。
ラット摘出膀胱において、組織内cAMP濃度上昇作用を示した24)。カルバコールにより持続性収縮を惹起させたラット及びヒト摘出膀胱において弛緩作用を示した25)(in vitro試験)。
麻酔ラットにおいて、静止時膀胱内圧低下作用を示した26)。
無麻酔カニクイザルにおいて、平均一回排尿量増加作用及び排尿回数減少作用を示した27)。また、無麻酔脳梗塞ラットにおいて、平均一回排尿量増加作用を示した23)。
ミラベグロン(Mirabegron)
2-(2-Amino-1,3-thiazol-4-yl)-N-[4-(2-{[(2R)-2-hydroxy-2-phenylethyl]amino}ethyl)phenyl]acetamide
C21H24N4O2S
396.51
ミラベグロンは白色~微帯褐白色の結晶又は粉末である。ジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、アセトニトリルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
約144℃
PTP品はアルミ袋により品質保持をはかっているので、アルミ袋開封後は湿気を避けて保存すること。ボトル品は乾燥剤で品質保持をはかっているので、蓋を開けたままにしないこと。
100錠(10錠×10、乾燥剤入り)
100錠(10錠×10、乾燥剤入り)、500錠(10錠×50、乾燥剤入り)、500錠(バラ、乾燥剤入り)
1) Iitsuka, H. et al.:Clin. Drug Investig. 2014;34 (1):27-35[BE-00287]
2) 社内報告書:健康成人・IVIVC試験(2011年7月1日承認 CTD 2.7.6.6)(DIR110061)
3) Iitsuka, H. et al.:Clin. Ther. 2015;37 (5):1031-1044[BE-00331]
4) Takusagawa, S. et al.:Mol. Pharma. 2013;10 (5):1783-1794[BE-00146]
5) Takusagawa, S. et al.:Xenobiotica 2012;42 (10):957-967[BE-00069]
6) Konishi, K. et al.:Eur. J. Drug Metab. Pharmacokinet. 2018;43 (3):301-309[BE-00658]
7) Krauwinkel, W. et al.:Clin. Ther. 2012;34 (10):2144-2160[BE-00091]
8) Takusagawa, S. et al.:Xenobiotica 2012;42 (12):1187-1196[BE-00094]
9) Takusagawa, S.:Drug Metab. Dispos. 2012;40 (4):815-824[BE-00307]
10) Dickinson, J. et al.:Clin. Drug Investig. 2013;33 (1):11-23[BE-00098]
11) 社内報告書:過活動膀胱患者・第Ⅲ相二重盲検比較試験(2011年7月1日承認 CTD 2.7.6.27、CTD 2.7.2.3.2.2)(DIR110065)
12) Lee, J. et al.:Clin. Drug Investig. 2013;33 (6):429-440[BE-00147]
13) Krauwinkel, W. et al.:Eur. J. Drug Metab. Pharmacokinet. 2014;39 (1):43-52[BE-00242]
14) Groen-Wijnberg, M. et al.:Eur. J. Drug Metab. Pharmacokinet. 2017;42 (3):417-429[BE-00511]
15) Nomura, Y. et al.:Drug Metab. Pharmacokinet. 2016;31 (6):411-416[BE-00501]
16) 社内報告書:過活動膀胱患者・第Ⅱ相二重盲検比較試験(2011年7月1日承認 CTD 2.7.6.26)(DIR110075)
17) 社内報告書:過活動膀胱患者・第Ⅱ相二重盲検比較試験(DIR180383)
18) Yamaguchi, O. et al.:BJU Int. 2014;113 (6):951-960[BE-00245]
19) 社内報告書:過活動膀胱患者・長期投与試験(2011年7月1日承認 CTD 2.7.6.28)(DIR110076)
20) 社内報告書:過活動膀胱患者・長期投与試験(DIR180384)
21) 社内報告書:海外健康成人・QT/QTc試験(2011年7月1日承認 CTD 2.7.6.24)(DIR110073)
22) Malik, M. et al.:Clin. Pharmacol. Ther. 2012;92 (6):696-706[BE-00099]
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