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劇薬
処方箋医薬品注)
肺動脈性肺高血圧症
**成人通常、成人には、マシテンタンとして10mgを1日1回経口投与する。小児通常、体重50kg以上の小児には、マシテンタンとして10mgを1日1回経口投与する。
,
本剤を投与しないことが望ましい。血管拡張薬を使用した場合に肺水腫の発現が報告されている。
臨床試験では除外されている。
血圧及びヘモグロビンの測定を考慮すること。低血圧及び貧血が起こる可能性がある。
投与しないこと。類薬において重篤な肝障害の報告がある。成人を対象とした国内第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験及び海外第Ⅲ相臨床試験、小児を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験及び海外第Ⅲ相臨床試験では除外されている。,
成人を対象とした国内第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験及び海外第Ⅲ相臨床試験、小児を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験及び海外第Ⅲ相臨床試験では除外されている。,
本剤の投与に際しては、以下について説明及び指導し、妊娠する可能性のある女性には本剤投与開始前及び投与中は1カ月に1回妊娠検査を実施すること。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット及びウサギ)で下顎弓癒合異常及び心血管系異常などが報告されており、最小毒性量に基づく安全域はラットで約3倍未満、ウサギで約30倍未満であった。また、胚吸収増加などが報告されている。,
本剤投与中は授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)では、本剤は乳汁中に移行することが確認されている。また、母動物(ラット)に妊娠17日から分娩後20日まで経口投与した結果、出生児の体重の低値及び死亡の増加が認められている。
一般に生理機能が低下していることが多い。
強いCYP3A4誘導剤
本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。
強いCYP3A4誘導作用により、本剤の曝露量を減少させる。
強いCYP3A4阻害剤
本剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
強いCYP3A4阻害作用により、本剤の曝露量を増加させる。
中程度のCYP3A4阻害作用かつ中程度のCYP2C9阻害作用を有する薬剤
CYP3A4阻害作用及びCYP2C9阻害作用により、本剤の曝露量を増加させる可能性がある。
CYP3A4誘導剤
CYP3A4誘導作用により、本剤の曝露量を減少させる。
貧血、ヘモグロビン減少が起こる可能性がある。,
5%以上
0.5%以上5%未満
頻度不明
**感染症及び寄生虫症
上気道感染注)、鼻炎注)、胃腸炎注)
血液及びリンパ系障害
血小板減少
免疫系障害
過敏症(皮疹、蕁麻疹、血管浮腫)
神経系障害
頭痛
片頭痛、浮動性めまい
血管障害
潮紅、低血圧
呼吸器、胸郭及び縦隔障害
鼻閉、呼吸困難
胃腸障害
悪心/嘔吐、腹痛、下痢
皮膚及び皮下組織障害
そう痒症/発疹
*生殖系および乳房障害
子宮出血増加(月経中間期出血、重度月経出血、不規則月経等)
一般・全身障害
浮腫、末梢性浮腫、顔面浮腫、胸痛
臨床検査
肝機能検査異常、ALT増加、AST増加、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少
白血球数減少
外国において、健康男性にマシテンタン600mgを単回経口投与した時、主な有害事象は、頭痛、悪心、嘔吐であった。
マシテンタンは血漿タンパクとの親和性が高く、透析により除去できないと考えられる。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
ラット及びイヌの反復投与毒性試験において、精細管萎縮又は拡張が認められた。ラットの反復投与毒性試験において、可逆的な異常精子の割合の増加が認められた。イヌの反復投与毒性試験において、精子形成の低下が認められた。
日本人及び白人健康成人にマシテンタン10mgを単回経口投与した時、マシテンタンは速やかに吸収され、投与後5時間後に最高血漿中濃度(Cmax)に達した。活性代謝物は36時間後に達した。マシテンタン及び活性代謝物の血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりであり、日本人と白人で大きく異ならなかった1)。
Cmax(ng/mL)
tmax(h)
AUC0-∞(ng·h/mL)
t1/2(h)
日本人
マシテンタン
239(210,272)
5.0(5.0 - 10.0)
5664(5232,6132)
12.4(10.5,14.7)
活性代謝物
242(218,270)
36.0(36.0 - 36.0)
22936(20828,25257)
41.4(38.5,44.5)
白人
224(193,260)
8.5(5.3 - 12.0)
6665(5326,8340)
13.8(11.3,17.0)
237(197,284)
36.0(36.0 - 48.0)
26934(22513,32224)
52.6(47.8,57.9)
n=10、幾何平均値(95%信頼区間)、tmaxは中央値(最小値 - 最大値)
健康成人にマシテンタン10mgを10日間反復経口投与した時、マシテンタン及び活性代謝物の薬物動態パラメータは以下のとおりである2)。
AUC0-24(ng·h/mL)
Day1
193.4(141.0,265.3)
6.00(5.00 - 8.00)
2802.4(2195.1,3577.7)
-
Day10
291.2(220.1,385.3)
5.00(5.00 - 10.00)
4190.1(3426.2,5124.5)
11.1(8.8,13.9)
173.4(109.7,273.9)
24.00(16.00 - 24.00)
2562.1(1619.3,4054.0)
879.2(780.5,990.3)
8.50(4.00 - 16.00)
18684.1(15971.9,21856.9)
46.6(41.7,52.1)
n=6、幾何平均値(95%信頼区間)、tmaxは中央値(最小値 - 最大値)
肺動脈性肺高血圧症患者20例にマシテンタン10mgを1日1回少なくとも4週間以上反復経口投与した時、マシテンタン及び活性代謝物の血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりである3)(外国人データ)。
402.4(337.7,479.4)
6.5(5.0 - 14.0)
6613.3(5440.4,8038.9)
998.6(877.6,1136.4)
6.5(5.0 - 24.0)
20367.4(17734.8,23390.8)
n=20、幾何平均値(95%信頼区間)、tmaxは中央値(最小値 - 最大値)
肺動脈性肺高血圧症患者にマシテンタン10mgを1日1回24週間以上反復経口投与した時、マシテンタン及び活性代謝物のトラフ時血漿中濃度(n=22、平均値±標準偏差)は156±85.0ng/mL及び1100±265ng/mLであった4),5)。2歳以上で体重50kg以上の日本人小児肺動脈性肺高血圧症患者に、マシテンタン分散錠2.5mg 4錠を少なくとも10日間反復経口投与したとき、マシテンタン及び活性代謝物の薬物動態パラメータは以下のとおりであった6)。
Dose(mg)
AUC0-24(ng・h/mL)
50kg以上
10
193
3.80
2897
764
23.50
15288
n=1
健康成人に、マシテンタン分散錠2.5mgを4錠又は本剤10mgを空腹時に単回経口投与したときの、マシテンタン及び活性代謝物の血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりであった。マシテンタン分散錠と本剤は生物学的に同等であった7)(外国人データ)。
AUC0-∞(ng・h/mL)
マシテンタン分散錠 2.5mg 4錠
マシテンタン(n=27)a
178(41.7)
9.01(7.50 - 12.00)
5948(1271)
16.1(2.7)
活性代謝物(n=26)b
158(35.9)
48.00(23.91 - 72.20)
20047(4529)
53.8(9.9)
本剤
マシテンタン(n=27)
186(31.3)
8.51(5.00 - 15.00)
5666(1111)
15.7(3.0)
活性代謝物(n=24)
165(42.7)
48.00(23.97 - 72.18)
20324(4804)
49.6(5.7)
平均値(標準偏差)、tmaxは中央値(最小値 - 最大値)a:n=26 for AUC0-∞b:n=25 for t1/2;n=24 for AUC0-∞
健康成人10例にマシテンタン10mgを空腹時又は食後に単回経口投与した時、食後投与時のマシテンタン及び活性代謝物のAUC0-∞、Cmaxは空腹時投与と同様であり、食事の影響は認められなかった8)(外国人データ)。
血漿タンパク結合率は、マシテンタンは99%以上、活性代謝物は99.5%であり、主にアルブミン及びα1-酸性糖タンパク質と結合する9)。
本剤の主要な代謝はCYP酵素、主にCYP3A4及びCYP2Cファミリー(CYP2C8、CYP2C9及びCYP2C19)による。活性代謝物の生成は主にCYP3A4によるものであり、CYP2C8、CYP2C9及びCYP2C19の関与はわずかであった。薬理活性を有さない代謝物の生成は主にCYP2C9によるものであり、CYP2C8、CYP2C19及びCYP3A4の関与はわずかであった。
健康成人6例に14C-マシテンタン10mgを単回経口投与した時、投与後14日間までの放射能回収率は、尿中49.7%、糞中23.9%であった。尿中にマシテンタン及び活性代謝物は排泄されなかった10)(外国人データ)。
高齢者でのマシテンタンの薬物動態は検討されていない。肺動脈性肺高血圧症患者にマシテンタン10mgを24週間経口投与した時、年齢の増加に伴いマシテンタン及び活性代謝物のトラフ時血漿中濃度が高くなる傾向が認められた11)(外国人データ)。
健康成人8例及び軽度肝障害患者(Child-Pugh分類A)7例、中等度(Child-Pugh分類B)8例、重度(Child-Pugh分類C)8例にマシテンタン10mgを単回経口投与した時、マシテンタン及び活性代謝物のAUC0-∞は肝障害患者で健康成人の66~94%であったが、t1/2は健康成人と肝障害患者で変わらなかった12)(外国人データ)。,,
健康成人8例及び重度腎障害患者(CLcr=15~29mL/分)8例にマシテンタン10mgを単回経口投与した時、マシテンタンのCmax及びAUC0-∞は健康成人に比べ重度腎障害患者でそれぞれ11%及び24%高く、t1/2は10%未満の延長であった。活性代謝物のCmax及びAUC0-∞は健康成人よりも重度腎障害患者でそれぞれ39%及び58%高く、t1/2は約32%延長した12)(外国人データ)。
健康成人14例に、マシテンタン10mgとワルファリン25mgを併用投与した時、マシテンタンの薬物動態にワルファリンは影響を与えなかった。また、マシテンタンはワルファリンの薬物動態に影響を与えなかった13)(外国人データ)。
健康成人12例に、マシテンタン10mgとシルデナフィル20mgを併用投与した時、マシテンタンの薬物動態にシルデナフィルは影響を与えなかった。また、マシテンタンはシルデナフィルの薬物動態に影響を与えなかった14)(外国人データ)。
健康成人12例に、ケトコナゾール400mg反復投与時にマシテンタン10mgを併用した結果、マシテンタンのCmax、tmax及びt1/2が増加し、AUC0-∞は約2倍に増加した。活性代謝物のCmaxは51%、AUC0-∞は26%減少し、tmaxは48時間から72時間に延長した15)(外国人データ)。
健康成人10例に、マシテンタン10mg反復投与時にシクロスポリン100mgを併用した結果、マシテンタンのAUCτ及びCtroughはそれぞれ10%及び38%増加したが、活性代謝物のAUCτ及びCtroughに対する影響は認められなかった16)(外国人データ)。
健康成人10例に、マシテンタン10mg反復投与時にリファンピシン600mgを併用した結果、マシテンタンのAUCτ及びCtroughはそれぞれ79%及び93%減少した。活性代謝物のCtroughは17%減少したが、AUCτに対する影響は認められなかった16)(外国人データ)。,
生理学的薬物動態モデルによる解析の結果、マシテンタン10mg単剤投与時に比べてフルコナゾール400mg/日の併用時では、マシテンタンのAUC及びCmaxがそれぞれ約3.8倍及び約1.3倍になることが推定された。活性代謝物のAUC及びCmaxはそれぞれ約1.0倍及び約0.6倍になることが推定された。
肺動脈性肺高血圧症患者30例を対象に、マシテンタン10mgを1日1回24週間投与した結果、肺血管抵抗では、ベースラインと比べて39.5%低下し、投与前後で有意な改善が認められた。さらに、6分間歩行距離、WHO機能分類がベースラインから改善した。
マシテンタン10mg
肺血管抵抗
n=28-250±23060.5(52.4,69.9)
6分間歩行距離
n=3066±81
WHO機能分類の改善
13例/30例(43.3%)
注)ベースラインを100とした場合のマシテンタン投与後の値の百分率
安全性解析対象症例30例中21例(70.0%)41件に副作用が認められた。主な副作用は、頭痛9例(30.0%)、潮紅7例(23.3%)、貧血、浮腫及び末梢性浮腫が各2例(6.7%)であった4),5)。
肺動脈性肺高血圧症患者742例に、プラセボ、マシテンタン3mg又は10mgを盲検下長期投与するプラセボ対照第Ⅲ相試験を実施した。最初のmorbidity/mortality注)の発現のプラセボに対するハザード比は、マシテンタン10mgでは0.547(97.5%信頼区間:0.392~0.762、logrank p<0.0001)であり、マシテンタン10mgの投与で45%のmorbidity/mortalityイベント発現リスク減少効果が認められた。
注)morbidity/mortalityの定義:死亡、重大な合併症イベント(心房中隔切開術、肺移植、プロスタノイドの静脈内投与又は皮下投与の開始)又は、その他の肺動脈性肺高血圧症悪化(次のすべてを満たす:6分間歩行距離が投与前から15%以上短縮、肺動脈性肺高血圧症の症状の悪化、追加的な肺動脈性肺高血圧症治療薬の開始)さらに、表に示すとおり投与6カ月後に肺血管抵抗、6分間歩行距離及びWHO機能分類の改善が認められた。
プラセボ
n=50156±353115.8(104.7,128.1)
n=48-226±39571.3(62.4,81.4)
n=249-9.4±100.59-
n=24212.5±83.5422.0
32例/249例(12.9%)-
54例/242例(22.3%)1.74
注1)ベースラインを100とした場合のマシテンタン投与後の値の百分率注2)治療効果:プラセボとの差注3)治療効果:プラセボに対するリスク比
安全性解析対象症例242例中56例(23.1%)に副作用が認められた。主な副作用は、頭痛12例(5.0%)、貧血9例(3.7%)、浮動性めまい及び末梢性浮腫が各6例(2.5%)であった17),18)。また、基準値上限の8倍を超える肝酵素(AST、ALT)値上昇の発現率がプラセボ群では0.4%であったのに対し、マシテンタン10mg投与では2.1%であった。
生後3カ月以上15歳未満の肺動脈性肺高血圧症患者7例を対象に、マシテンタン分散錠を年齢及び体重区分に応じて1.0mg(生後6カ月未満)、2.5mg(生後6カ月以上2歳未満)、3.5、5.0、7.5又は10mg(2歳以上で体重15kg未満、15~25kg、25~50kg又は50kg以上)を1日1回52週間投与した注1)ときの有効性、安全性、及び薬物動態を評価した。ベースライン時のWHO機能分類の内訳はクラスⅡが3例注2)、肺動脈性肺高血圧症の臨床分類の内訳は特発性肺動脈性肺高血圧症が3例、先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症が4例であった。主要有効性評価項目である投与24週時の肺血管抵抗係数(PVRI)の各症例の成績は以下のとおりであり、ベースラインからの変化率の幾何平均値[95%信頼区間]は59.43[32.019,110.303]%であった19)。
年齢
PVRI(Wood 単位・m2)
ベースライン
投与24週時
変化量
21カ月
5.3
2.7注3)
-2.6
22カ月
6.7
1.3
-5.4
30カ月
4.9
1.5
-3.3
3歳
4.5
0.4
9歳
12.3
12.1
-0.2
11歳
17.7
20.6
2.8
13歳
15.0
10.0
-5.0
注1)本剤の小児に対する承認用量は、50kg以上の患者のみ対象としている。注2)4歳超の患者3例でのみ評価された。注3)投与40週時に評価された。
安全性解析対象症例7例に副作用は認められなかった。
生後1カ月以上18歳未満の肺動脈性肺高血圧症患者157例を対象に、標準治療(SoC)注1)を対照として、マシテンタン分散錠を年齢及び体重区分に応じて1.0mg(生後6カ月未満)、2.5mg(生後6カ月以上2歳未満)、3.5、5.0、7.5又は10mg(2歳以上で体重15kg未満、15~25kg、25~50kg又は50kg以上)で1日1回投与した注2)。本試験は薬物動態の評価を主目的に実施し、安全性のデータも得られている。本試験には1歳以上2歳未満の患者9例(全例マシテンタン分散錠群)、2歳以上の患者148例(マシテンタン分散錠群73例、SoC群75例)が組み入れられた20)。注1)マシテンタン及びプロスタグランジンI2系注射剤を除く肺動脈性肺高血圧症治療薬の単剤投与又は2剤併用投与。注2)本剤の小児に対する承認用量は、50kg以上の患者のみ対象としている。安全性解析対象症例のうちマシテンタン分散錠群の81例中15例(18.5%)に副作用が認められた。主な副作用は、ヘモグロビン減少3例(3.7%)、頭痛2例(2.5%)、貧血2例(2.5%)であった。
マシテンタンはETA及びETB受容体に対して拮抗作用を示し、125I-ET-1結合に対するIC50値(平均値±標準誤差)はそれぞれ0.49±0.07nM及び391±49nMであった。活性代謝物もマシテンタンと同様の拮抗作用を示し、そのIC50値はそれぞれ3.4±0.20nM及び987±92nMであった21),22)。
マシテンタンはラットから摘出した内皮剥離大動脈のエンドセリン(ET)-1刺激誘発収縮(ETA受容体媒介性)及び上皮剥離気管のサラフォトキシンS6c刺激誘発収縮(ETB受容体媒介性)を阻害し、そのpA2値はそれぞれ7.6±0.2(ETA受容体)及び5.9±0.2(ETB受容体)であった21)。
マシテンタンはモノクロタリン誘発肺高血圧ラットにおいて、心拍数に影響することなく平均肺動脈圧を低下させ、また、肺動脈肥大及び右室肥大を抑制した。さらに、生存率を改善した21),23)。
マシテンタンはDahl食塩感受性(Dahl-S)高血圧ラット及び酢酸デオキシコルチコステロン(DOCA)食塩高血圧ラットにおいて、心拍数に影響することなく平均動脈圧を低下させた21),24)。
マシテンタンはブレオマイシン誘発肺線維症ラットにおいて、右室肥大及び肺ヒドロキシプロリン含量を抑制した25)。
マシテンタン(Macitentan)
N-[5-(4-Bromophenyl)-6-{2-[(5-bromopyrimidin-2-yl)oxy]ethoxy}pyrimidin-4-yl]-N ' -propylsulfuric diamide
C19H20Br2N6O4S
588.27
白色の結晶性の粉末である。ジクロロメタンに極めて溶けやすく、ジメチルスルホキシド、N, N-ジメチルホルムアミド及びテトラヒドロフランに溶けやすく、アセトン、アセトニトリル及び酢酸エチルにやや溶けやすく、メタノール及びエタノールに溶けにくく、イソプロパノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
30錠[15錠(PTP)×2]
1) Bruderer S, et al.:Pharmacology. 2013;91(5-6):331-338
2) 社内資料:日本人健康成人男性を対象とした薬物動態試験(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
3) 社内資料:肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした継続投与試験(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
4) 社内資料:日本人肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相試験(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
5) Tahara N, et al.:Circ J. 2016;80:1478-1483
6) **社内資料:日本人小児肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした第Ⅲ相試験(67896062PAH3001試験)(2025年12月22日承認、CTD2.7.2.2.1)
7) **社内資料:外国人健康成人を対象とした生物学的同等性試験(67896062PAH1010試験)(2025年12月22日承認、CTD2.7.1.2.1)
8) 社内資料:健康成人男性を対象とした食事の影響の検討(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
9) 社内資料:血漿タンパク結合及び赤血球中への移行の検討(2015年3月26日承認、CTD2.7.2.3)
10) Bruderer S, et al.:Xenobiotica. 2012;42:901-910
11) 社内資料:血漿中濃度に及ぼす年齢の影響(2015年3月26日承認、CTD2.7.2.3)
12) Sidharta PN, et al.:J Clin Pharmacol. 2014;54(3):291-300
13) 社内資料:健康成人男性を対象としたワルファリンとの薬物相互作用の検討(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
14) 社内資料:健康成人男性を対象としたシルデナフィルとの薬物相互作用の検討(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
15) Atsmon J, et al.:Clin Pharmacokinet. 2013; 52(8):685-692
16) Bruderer S, et al.:AAPS J. 2012;14:68-78
17) 社内資料:肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした第Ⅲ相試験(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.2)
18) Pulido T, et al. :NEJM. 2013;369:809-818
19) **社内資料:日本人小児肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした第Ⅲ相試験(67896062PAH3001試験)(2025年12月22日承認、CTD2.7.3.2.1)
20) **社内資料:外国人小児肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした第Ⅲ相試験(AC-055-312試験)(2025年12月22日承認、CTD2.7.3.2.2)
21) Iglarz M, et al. :JPET. 2008;327:736-745
22) 社内資料:ET受容体へのET-1結合試験(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
23) 社内資料:モノクロタリン誘発肺高血圧ラットモデルを用いた検討(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
24) 社内資料:高血圧ラットモデルを用いた検討(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
25) 社内資料:ブレオマイシン誘発肺線維症ラットモデルを用いた検討(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
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