当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
〈適応菌種〉
オキシテトラサイクリン感性菌
〈適応症〉
○深在性皮膚感染症、慢性膿皮症
○湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している次の疾患:湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)
○外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
○歯周組織炎、感染性口内炎、舌炎
通常、1日1~数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。
口腔内疾患には毎日又は隔日に少量宛患部に注入又は塗擦する。
なお、症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。大量又は長期にわたる広範囲の投与を避けること。
長期・大量投与又は密封法(ODT)により発育障害を来すという報告がある。
頻 度 不 明
皮膚の感染症
オキシテトラサイクリン耐性菌又は非感性菌による感染症、真菌症(白癬、カンジダ症等)、ウイルス感染症
過敏症
皮膚の刺激感、発疹、接触性皮膚炎
その他の皮膚症状注1)
長期連用によりステロイド痤瘡(尋常性痤瘡に似るが、白色の面皰が多発する傾向がある。)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、色素脱失
下垂体・副腎皮質系機能
大量又は長期にわたる広範囲の投与、密封法(ODT)により、下垂体・副腎皮質系機能の抑制
眼
眼瞼皮膚への投与により、眼圧亢進、緑内障
大量又は長期にわたる広範囲の投与、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障
本剤は抗生物質であるオキシテトラサイクリン塩酸塩と、副腎皮質ホルモンのヒドロコルチゾンを配合することにより、抗菌作用と抗炎症作用を発揮する。
オキシテトラサイクリンはin vitroにおいてグラム陽性菌、グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジアなどの微生物に対し広い抗菌作用を示し1),2)、その作用は細菌の蛋白合成阻害による。
ヒドロコルチゾンは、ヒト皮膚での炎症反応抑制試験において、優れた抗炎症、抗アレルギー作用を有し、炎症に伴って起こる局所の熱感、発赤、腫脹などを防止・抑制することが認められた3),4)。
オキシテトラサイクリン塩酸塩(Oxytetracycline Hydrochloride)
(4S,4aR,5S,5aR,6S,12aS)-4-Dimethylamino-3,5,6,10,12,12a-hexahydroxy-6-methyl-1,11-dioxo-1,4,4a,5,5a,6,11,12a-octahydrotetracene-2-carboxamide monohydrochloride
C22N24N2O9・HCl
496.89
黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。
ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)
11β,17,21-Trihydroxypregn-4-ene-3,20-dione
C21H30O5
362.46
白色の結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、水に極めて溶けにくい。
融点:212~220℃(分解)
5g(チューブ)×50本
25g(チューブ)×1本
1) 山本郁夫ほか:Chemotherapy. 1968;16(1):90-92
2) Hobby, G. L. et al.:Ann. N. Y. Acad. Sci. 1950;53:266-276
3) Scott, A. et al.:J. Invest. Dermatol. 1956;26:361-378
4) Brunner, M. J. et al.:Arch. Dermatol. 1960;81:453-457
株式会社陽進堂 お客様相談室
富山県富山市婦中町萩島3697番地8号
0120-647-734
株式会社陽進堂
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.