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日本薬局方
マクロゴール軟膏
軟膏基剤として調剤に用いる。
また、皮膚保護剤として用いる。
本剤は保水能を有する基剤の1つであり、創傷面における過剰な滲出液を吸収し、適度な湿潤環境を維持することにより、細胞増殖因子の増加が誘導され、創傷治癒が促進すると考えられる2)。
マクロゴール400(Macrogol 400)
Poly(oxy-1,2-ethanediyl)
HOCH2(CH2OCH2)nCH2OH nは7~9である。
無色澄明の粘稠性のある液で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。
水、メタノール、エタノール(95)又はピリジンと混和する。
ジエチルエーテルにやや溶けやすい。
やや吸湿性である。
凝固点:4~8℃
比重 d:1.110~1.140
380~420
マクロゴール4000(Macrogol 4000)
HOCH2(CH2OCH2)nCH2OH nは59~84である。
白色のパラフィン様の塊、薄片又は粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。
水に極めて溶けやすく、メタノール又はピリジンに溶けやすく、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
凝固点:53~57℃
2600~3800
500g(プラスチック容器)
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店. 2021;C5504-5505
2) 山田佳史 他:薬学雑誌. 2018;138(11):1417-1424
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