当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
手術部位(手術野)の皮膚の消毒
本剤を塗布する。
血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。
ポビドンヨード製剤を新生児に使用し、一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある1) 。
呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。
0.1%未満
過敏症
発疹
皮膚
接触皮膚炎、そう痒感、灼熱感、皮膚潰瘍、皮膚変色
甲状腺
血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常
酸化反応を利用した潜血試験において、本剤が検体に混入すると偽陽性を示すことがある2) 。
水溶液中のポビドンヨード液はヨウ素を遊離し、その遊離ヨウ素(I2)が水を酸化してH2OI+が生じる。H2OI+は細菌及びウイルス表面の膜タンパク(-SHグループ、チロシン、ヒスチジン)と反応することにより、細菌及びウイルスを死滅させると推定される。
ポビドンヨードエタノール液10% 綿棒8「LT」が細菌等を殺菌するのに要した時間は次の通りであった4) 。
被験菌
作用時間
殺菌率
Staphylococcus aureus NBRC 3060
30秒
≧99.99%
Pseudomonas aeruginosa NBRC 3445
Escherichia coli NBRC 3301
Candida albicans NBRC 1594
Bacillus cereus NBRC 13494
ポビドンヨード(Povidone-Iodine)
Poly[1-(2-oxopyrrolidin-1-yl)ethylene]iodine
(C6H9NO)n・xI
ポビドンヨードは暗赤褐色の粉末で、僅かに特異なにおいがある。水又はエタノール(99.5)に溶けやすい。本品1.0g を水100mL に溶かした液のpH は1.5~3.5 である。
直射日光を避けて保管すること。
綿棒8×1本 :60包入綿棒8×2本 :60包入
1) 竹内 敏ほか:日本小児外科学会雑誌.1994;30(4):749-754
2) Bar-Or, D., et al.:Lancet.1981;8246:589
3) Okano, M.:J.Am.Acad.Dermatol.1989;20(5):860
4) リバテープ製薬株式会社 社内資料
リバテープ製薬株式会社
〒861-0136 熊本県熊本市北区植木町岩野45
受付時間 9時~17時(土、日、祝日、その他当社の休業日を除く)TEL 096-272-0691
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.