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通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
通常成人1日3錠を3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある 。
健常人にレベニン散を3日間経口投与し、糞便中の耐性乳酸菌数を測定した結果、耐性乳酸菌は投与後2日目より糞便中に認められ、耐性乳酸菌の菌数は3日目に最大となり、7日目ではほとんど認められなかった1)。
急性下痢を主訴とする生後1ヵ月より10歳までの患児に抗生物質とレベニン散を同時に経口投与したところ、排便回数の減少と便性の改善が認められ、感冒性下痢症で14例中11例(78.6%)、急性胃腸炎による下痢症8例中3例、肺炎による下痢症3例中2例で有効以上(著明、有効、無効の3段階で評価)を示した。副作用は認められなかった2)。
耐性乳酸菌は抗菌剤存在下においても生育し、乳酸等を産生し、腸内菌叢の正常化をはかり、整腸作用をあらわす。
本剤の耐性乳酸菌は各種抗菌剤に耐性を有し、抗菌剤含有培地においても増殖した3)(in vitro)。
本剤の耐性乳酸菌を各種病原菌(クロストリジウム・ディフィシル、シュードモナス・エルジノーサ、カンジダ・アルビカンス及びカンピロバクター・ジェジュニ)と各々混合培養した結果、それぞれの病原菌の増殖を抑制した4)(in vitro)。
大腸菌、黄色ブドウ球菌との混合培養試験において、本剤耐性乳酸菌の薬剤耐性の伝達は認められなかった5)(in vitro)。
耐性乳酸菌(Antibiotics-Resistant Lactic Acid Bacteriae)菌種:ビフィドバクテリウム・インファンティス(Bifidobacterium infantis)ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)ストレプトコッカス・フェカリス(Streptococcus faecalis)
白色~わずかに黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
アルミ袋開封後は湿気を避けて保存すること。
アルミピロー包装開封後は湿気を避けて保存すること。
バラ:1kg(1㎏×1)、分包:1200包(1g×1200)
PTP:120錠(10錠×12)、600錠(10錠×60)、1200錠(10錠×120)
1) 社内資料:レベニン散の薬物動態
2) 大沢昭則 他:小児外科・内科. 1976;8:917-923
3) 社内資料:レベニン散の耐性値表
4) 村山 力 他:臨床と細菌. 1983;10:447-455
5) 社内資料:レベニン耐性乳酸菌とE.coli及びStaphylococcus aureusとの混合培養における薬剤耐性の非伝達性について
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