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メラ麻酔器用呼吸回路(F回路ライト)

再使用禁止

作成又は改訂年月

2016年12月01日改訂(第5版 新記載要領に基づく改訂)

*2014年11月21日改訂(第4版)

承認・届出等

販売名

メラ麻酔器用呼吸回路(F回路ライト)

括弧内名称の添え書き
FL45/90、FL90/30、FL120/30、FL150/30、FL180/30

添付文書管理コード

22100BZX00058000_C_01

承認番号

22100BZX00058000

承認・認証年月等

平成21年1月

一般的名称

一般的名称
37704000
単回使用麻酔用呼吸回路

警告

1. 本品を他の製品と接続する場合は、接続部が確実に接続されていること、接続部位に直線的、又は回転的な過剰な力が加わっていないこと、閉塞やガス漏れ等が生じていないことを、接続時に確認すること。[閉塞、リーク、接続外れにより、換気不全に陥る可能性がある]

禁忌・禁止

1. 再使用禁止
2. 滅菌、洗浄、消毒禁止[変形によるリークのおそれがある]

形状・構造及び原理等

1. 各部の名称
図1.F回路ライト

※マスク用エルボの寸法:15/22mm雌雄同軸円すいコネクタ(患者側)

15mm雄円すいコネクタ(回路側)

ルアーポート付き


2. 種類と構成

表1.型式

型式 全長(m) 定格流量x(L) ※1 
FL45/90 1.4 35 
FL90/30 1.3 30 
FL120/30 1.6 28 
FL150/30 1.9 25 
FL180/30 2.2 23 

*※1 圧力損失が0.2kPaを超えない時の流量(xL≦0.2kPa)



3. 原理
麻酔器から送気される吸気(空気又は酸素を含む医療ガス)は、吸気用蛇管からコアキシャルYピースに接続された吸気用内管を通して、患者へ送入される。患者から排出される呼気は、呼気用 外管からコアキシャルYピースに接続された呼気用蛇管を通り装置へ戻される。

使用目的又は効果

全身麻酔を施すための機器のうち、麻酔器用呼吸回路。

使用方法等

使用方法

本品(未滅菌)は、単回使用製品であるので、再使用しないこと。

1. 本品の吸気用蛇管の接続部(緑色)を麻酔器の吸気弁側に接続し、呼気側用蛇管の接続部(白色)を呼気弁側に接続する。
2. 患者コネクタ(マスク用エルボ)は外径22mm 内径15mmになっているので、そのままマスク又は気管チューブに接続する。

使用方法等に関連する使用上の注意

1. 使用前に閉塞、捻れ及びキンクがないことを確認すること。
2. 本品は、蛇管ホルダー等を用いて固定し、荷重が掛からないようにすること。[接続部の外れ、漏れ等を誘発する可能性がある]
3. 患者の体位を変更した場合は、本品を適切な位置に変更すること。
4. 併用する装置の添付文書等に従ってリークチェックを行うこと。

使用上の注意

重要な基本的注意

1. 薬液で濡らして使用しないこと。[ひび割れ等の危険がある]
2. 使用中は患者の状態に十分に注意を払い、本品の接続部位に直線的、又は回転的な過剰な力が加わらないようにし、回路に異常が認められた場合は、ただちに回路を交換すること。
3. 本品に分泌物や結露した水が溜まった場合は、直ちに本品を新しいものと交換すること。[流量抵抗の上昇、あるいは分泌物によって閉塞されると窒息、呼吸困難、高二酸化炭素血症、低酸素血症等のおそれ、及びアラーム等の誤作動の可能性がある]
4. 吸気用蛇管を吸気側、呼気用蛇管を呼気側に接続して使用すること。[逆に接続すると内管に呼気の水滴が溜まり、呼気抵抗の上昇、あるいは閉塞されると窒息、呼吸困難、高二酸化炭素血症、低酸素血症等のおそれがある]
5. 他の医療機器と組合わせて使用する際は、安全確認を行ってから使用すること。
6. 本品は未滅菌のため、清潔野に置かないこと。

保管方法及び有効期間等

保管方法

保管の条件

水漏れ、ほこり、高温(50℃以上)、多湿、直射日光にあたる場所、振動の激しい場所、凍結する場所等は避けること。

有効期間

包装箱に記載。[自己認証(当社データ)による]

製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称等

氏名又は名称(製造販売業の種別)

泉工医科工業株式会社

第一種医療機器製造販売業

住所等

電話番号

03-3812-3254

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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