技術系専門職
工学担当
審査専門員(取材当時) 大槻 孝平
工学の知識を活かして、論理的かつ科学的な医療機器の評価
医療機器は補助人工心臓、埋込み型ペースメーカ、自動体外式除細動器(AED)、人工呼吸器など多種多様ですので、審査においては様々な知識が必要となります。私は大学では機械系の学科に所属し、大学院では医用工学の研究に携わっていました。機械系の学科で学んだ「4力学」は、医療機器の評価に役立っています。
PMDAでの業務においては、国内外の学会への参加等により、実際の診断・治療に関する最新の情報を常に収集する必要があります。工学系の審査員は、臨床現場に関する知識や経験が少ないことも多いですが、病院での研修や臨床評価に関する勉強会がありますから、心配しなくても大丈夫です。必要なことは、論理的・科学的に考えること、常に自分を高める努力をすることだと思います。国民の皆さんのために、という使命感をもって一緒に働きましょう。
薬学担当
審査専門員(取材当時) 平澤 梓司
この仕事はPMDAでしかできない
PMDAでは、多くの医薬品の開発の初期段階から審査・製造販売後まで携わることができます。このような仕事はPMDAでしかでき ないものであるため、私はPMDAで働くことを選択しました。 |
薬学担当
調査専門員(取材当時) 田村 友香
世界の舞台での活躍を目指して
1年目から添付文書改訂の案件を担当する等安全対策に携わることができ、2年目くらいからは、ICHで海外規制当局や業界の方とともに国際調和活動に携わっています。若手のうちから、様々な業務に携わる機会があるので働きがいがあります。また、先輩や上司が支えてくださるので働きやすいことや、休暇が取りやすい雰囲気もメリットです。 |
薬学担当
調査専門員(取材当時) 竹ノ内 里奈
薬を世の中に送り出す使命感
研究から販売まで十数年かかり、成功確率は3万分の1とも言われています。多くの人々の努力や苦労を経て、いよいよ申請に至った医薬品を世の中に送り出す任務に携わりたく、PMDAを選びました。
信頼性保証部が行う調査では、日本全国、また海外の医療機関や治験依頼者を訪問するため、臨床・非臨床試験や品質試験を行っていた方の声を直接聞くことができ、治験に関わった方の想いに触れることで、有効で安全な医薬品を早く臨床現場に届ける使命感を感じます。