【医薬品名】ニフェジピン(軟カプセル剤)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[重要な基本的注意]の項の過度の血圧低下に関する記載を
「まれに過度の血圧低下を起こし、ショック症状や一過性の意識障害、脳梗塞があらわれることがあるので、そのような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、速効性を期待した本剤の舌下投与(カプセルをかみ砕いた後、口中に含むか又はのみこませること)は、過度の降圧や反射性頻脈をきたすことがあるので、用いないこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】リン酸フルダラビン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の骨髄機能抑制に関する記載を
「骨髄機能抑制:汎血球減少、好中球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少等があらわれる又は増悪することがあるので、頻回に血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。」
と改め、精神神経障害に関する記載を
「精神神経障害:錯乱、昏睡、興奮、けいれん発作、末梢神経障害等の精神神経障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の肝機能障害に関する記載を
「劇症肝炎、肝機能障害、黄疸:劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】ガチフロキサシン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[慎重投与]の項に
「糖尿病の患者」
を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項を
「下記の重大な副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
1)低血糖
2)高血糖
3)痙攣
4)ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)
5)心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)、QTc延長
6)急性腎不全
7)錯乱、幻覚等の精神症状
8)肝機能障害、黄疸
9)偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
10)横紋筋融解症(急激な腎機能悪化を伴う場合がある)
11)アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害
12)皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)」
と改める。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】塩酸ミルナシプラン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「セロトニン症候群:セロトニン症候群があらわれることがあるので、激越、錯乱、発汗、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、頻脈、振戦、発熱、協調異常等が認められた場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】ベシル酸アムロジピン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「房室ブロック:房室ブロック(初期症状:徐脈、めまい等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[禁忌]の項を新たに設け、
「本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者」
を追記し、[副作用]の項に新たに「重大な副作用」として
「ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】エバスチン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、喉頭浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】塩酸バンコマイシン(注射剤)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[原則禁忌]の項を
「本剤の成分又はテイコプラニン、ペプチド系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者」
「ペプチド系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質、テイコプラニンによる難聴又はその他の難聴のある患者」
と改める。
〈参考〉Marshall,C.,et al.:J.Infect.,37(1):82(1998)
Khurana,C.,et al.:Postgrad.Med.J.,75(879):41(1999)
【医薬品名】塩酸ラニチジン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「間質性腎炎:間質性腎炎があらわれることがあるので、初期症状として発熱、皮疹、腎機能検査値異常(BUN・クレアチニン上昇等)等が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症:皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告
【医薬品名】抱水クロラール(坐剤を除く)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、冷汗、顔面蒼白、全身発赤、蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難、チアノーゼ、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
〈参考〉企業報告