コンタクトレンズとは、視力を補正するための高度管理医療機器であり、黒目(角膜)の上に直接のせて、近視・遠視・乱視などの屈折異常を補正するレンズのことです。コンタクトレンズを使用する(作る)場合、必ず医師の診断と検査により処方を受けなければなりません。
皮膚が新陳代謝するのと同じように、角膜も新陳代謝に必要な酸素を直接大気中から取り入れて、呼吸をしています。角膜への酸素量が不足すると角膜が正常な機能を維持できなくなります。ですからコンタクトレンズを装着した場合は、涙液を介するとともにその素材に含まれる水分、または酸素透過性の高い素材を使用することにより、コンタクトレンズ自身が酸素を通す役目をします。
睡眠中は涙の分泌が低下していますから、連続装用として認可されているコンタクトレンズ以外は、はずしましょう。