117 精神神経用剤
【医薬品名】デュロキセチン塩酸塩
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「悪性症候群:
悪性症候群があらわれることがあるので、発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、
嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球数増加、血清CK(CPK)上昇等の
異常が認められた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管
理と共に適切な処置を行うこと。また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低
下がみられ、急性腎不全に至ることがあるので注意すること。」
を追記する。
214 血圧降下剤
【医薬品名】アジルサルタン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「肝機能障害:
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれること
があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、
適切な処置を行うこと。」
を追記する。
339 その他の血液・体液用薬
【医薬品名】クロピドグレル硫酸塩
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候
群、多形滲出性紅斑に関する記載を
「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼
症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性
膿疱症:
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、急性汎発性
発疹性膿疱症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認
められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
339 その他の血液・体液用薬
【医薬品名】クロピドグレル硫酸塩・アスピリン
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候
群、多形滲出性紅斑、剥脱性皮膚炎に関する記載を
「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼
症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性
膿疱症、剥脱性皮膚炎:
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、急性汎発性
発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎があらわれることがあるので、観察を十分に
行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
613 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
【医薬品名】セフォタキシムナトリウム
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項の中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候
群に関する記載を
「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼
症候群(Stevens‐Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症:
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症があ
らわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中
止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
625 抗ウイルス剤
【医薬品名】アスナプレビル
ダクラタスビル塩酸塩
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「多形紅斑:
多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認めら
れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」
を追記する。