510 生薬
【医薬品名】サンシシ
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[重要な基本的注意]の項を新たに設け
	
	 「本剤の使用にあたっては、漢方処方における患者の証(体質・症状)を
	  考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善
	  が認められない場合には、継続投与を避けること。」
	 「サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異
	  常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるお
	  それがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等
	  の検査を行うことが望ましい。」
	 「漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。」
	
	を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項を新たに設け
	
	 「腸間膜静脈硬化症:
	  長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下
	  痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性にな
	  った場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するととも
	  に、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告され
	  ている。」
	
	を追記する。
520 漢方製剤
【医薬品名】茵ちん蒿湯
	      黄連解毒湯        
	      加味逍遙散
	      辛夷清肺湯
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[重要な基本的注意]の項に
	
	 「サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異
	  常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるお
	  それがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等
	  の検査を行うことが望ましい。」
	
	を追記する。
520 漢方製剤
【医薬品名】温清飲
	      加味帰脾湯
	      荊芥連翹湯
	      五淋散
	      柴胡清肝湯
	      梔子柏皮湯
	      清上防風湯
	      清肺湯
	      防風通聖散
	      竜胆瀉肝湯
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[重要な基本的注意]の項に
	
	 「サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異
	  常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるお
	  それがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等
	  の検査を行うことが望ましい。」
	
	を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項に
	
	 「腸間膜静脈硬化症:
	  長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下
	  痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性にな
	  った場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するととも
	  に、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告され
	  ている。」
	
	を追記する。
625 抗ウイルス剤
【医薬品名】エファビレンツ
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[副作用]の「重大な副作用」の項に
	
	 「QT延長:
	  QT延長があらわれることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察
	  を十分に行うこと。」
	
	を追記する。
721 X線造影剤
【医薬品名】イオヘキソール(尿路用、血管用、CT用)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[副作用]の「重大な副作用」の項の皮膚障害に関する記載を
	
	 「皮膚障害:
	  皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱
	  症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、小膿
	  疱、そう痒感、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には適切な処
	  置を行うこと。」
	
	と改める。
721 X線造影剤
【医薬品名】イオメプロール
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[副作用]の「重大な副作用」の項の皮膚障害に関する記載を
	
	 「皮膚障害:
	  皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱
	  症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、小膿
	  疱、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には、直ちに
	  適切な処置を行うこと。」
	
	と改める。
【医薬品名】一般用医薬品
	       サンシシ含有製剤(経口剤)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
	
	[相談すること]の項に
	
	 「服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ち
	  に服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談
	  すること
	   まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師
	   の診療を受けること。
	    腸間膜静脈硬化症:
	    長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわ
	    れる。」
	 「長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること」
	
	を追記する。
	
	(注)現行記載のある製剤を除く。
	 
