目次
この医薬品・医療用具等安全性情報は、厚生労働省において収集された副作用情報をもとに、医薬品・医療用具等のより安全な使用に役立てていただくために、医療関係者に対して情報提供されるものです。
平成15年(2003年)8月
厚生労働省医薬食品局
重要な副作用等に関する情報
前号(医薬品・医療用具等安全性情報 No.191)以降に改訂を指導した医薬品の使用上の注意のうち重要な副作用等について、改訂内容、参考文献等とともに改訂の根拠となった症例の概要に関する情報を紹介いたします。
【1】 イソニアジド
販売名(会社名) | 「純生」アイナ(純生薬品工業) イスコチン、同錠50mg、同錠100mg、同注(第一製薬) イソニアジド「三恵」、同錠「三恵」(三恵) スミフォン、同錠(住友製薬) ダイアジッド錠(100mg)(日本新薬) ヒドラジット「オーツカ」、ヒドラ錠「オーツカ」50mg(大塚製薬工場) |
薬効分類等 | 抗結核剤 |
効能効果 | 肺結核、その他の結核症 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[副作用(重大な副作用)] | 腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(症状:発熱、皮疹、乏尿、浮腫、蛋白尿、腎機能検査値異常等) 無顆粒球症、血小板減少 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 女 30代 |
肺結核 気管結核 (高尿酸血症、関節痛) |
400mg 71日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:ピラジナミド、リファンピシン、塩酸エタンブトール、アロプリノール、テプレノン、ジクロフェナクナトリウム |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||
2 | 男 50代 |
肺結核 (不明) |
不明 47日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:リファンピシン、硫酸ストレプトマイシン、塩酸エタンブトール、ピラジナミド |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 男 10歳未満 |
初感染結核症 (急性咽頭炎) |
200mg 投与継続 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:ベンフォチアミン・B6・B12配合剤、セフジトレンピボキシル、ヒベンズ酸チペピジン、塩酸アンブロキソール、カルボシステイン、塩酸シプロヘプタジン |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | ||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | ||||||||||||||||||||||
4 | 男 80代 |
肺結核 (心房細動、慢性心不全、高尿酸血症、慢性腎不全) |
300mg 24日間 |
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企業報告 | |||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:リファンピシン、アスピリン・ダイアルミネート、フロセミド、アロプリノール、フマル酸ケトチフェン、ジゴキシン |
【2】インフルエンザHAワクチン
販売名(会社名) | インフルエンザHAワクチン“化血研”(化学及血清療法研究所) インフルエンザHAワクチン「北研」(北里研究所) インフルエンザHAワクチン「生研」(デンカ生研) 「ビケンHA」(阪大微生物病研究会) |
薬効分類等 | ワクチン類 |
効能効果 | 本剤は、インフルエンザの予防に使用する。 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[接種要注意者] | 気管支喘息のある者 |
[副反応(重大な副反応)] | 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 喘息発作:喘息発作を誘発することがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副反応 | 備考 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 女 60代 |
インフルエンザの予防 (なし) |
不明 1回 |
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企業報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:なし |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副反応 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 男 80代 |
予防接種 (C型肝硬変、胃炎、不眠症、前立腺肥大、心室性期外収縮、便秘症) |
0.5mL 1回 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:ブロチゾラム、ニフェジピン、ラフチジン、塩酸メキシレチン、ウルソデスオキシコール酸、塩酸フラボキサート、クエン酸モサプリド、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副反応 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 女 70代 |
インフルエンザの予防 (なし) |
0.5mL 1回 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:不明 |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副反応 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||
4 | 女 50代 |
インフルエンザの予防 (なし) |
0.5mL 1回 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||
併用薬:テオフィリン、塩酸クレンブテロール、プロキシフィリン・塩酸エフェドリン・フェノバルビタール配合剤、プランルカスト水和物、硫酸サルブタモール、維持液、ジプロフィリン |
【3】 塩酸ノギテカン
販売名(会社名) | ハイカムチン注射用(日本化薬) |
薬効分類等 | 抗腫瘍性植物成分製剤 |
効能効果 | 小細胞肺癌 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[慎重投与] | 間質性肺炎、放射線肺炎、肺線維症の既往歴又は合併症のある患者 |
[副作用(重大な副作用)] | 間質性肺炎:間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 男 50代 |
肺小細胞癌 (StageIV) |
1.4mg 10日間 (5日間投与を1コースとして2コース) |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
併用薬:濃グリセリン・果糖、リン酸ベタメタゾンナトリウム、塩酸グラニセトロン、ナルトグラスチム(遺伝子組換え)、塩酸ラニチジン、フロセミド、塩酸ピオグリタゾン、グリベンクラミド、ボグリボース、ゾピクロン、メトクロプラミド |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 男 70代 |
肺小細胞癌 (StageIIIA) [間質性肺炎] |
1.5mg 10日間 (5日間投与を1コースとして2コース) |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
併用薬:トリアゾラム、ブロチゾラム、クロキサゾラム、塩酸マプロチリン、アカルボース、スクラルファート、d-マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸グラニセトロン、ロキソプロフェンナトリウム、フィルグラスチム(遺伝子組換え) |
【4】 スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム配合剤
販売名(会社名) | ユナシン-S静注用0.75g、同静注用1.5g(ファイザー) |
薬効分類等 | 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの |
効能効果 | ブドウ球菌属、大腸菌、プロテウス属、インフルエンザ菌のうちβ-ラクタマーゼを産生し、アンピシリンに耐性の本剤感性菌による下記感染症
|
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[副作用(重大な副作用)] | 間質性肺炎、好酸球性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 女 70代 |
誤嚥性肺炎 | 3g 7日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:臭化水素酸デキストロメトルファン、テオフィリン、ロキソプロフェンナトリウム、テプレノン、オキシメテバノール |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 男 70代 |
肺炎 | 6g 4日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
|
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併用薬:レボフロキサシン、塩酸ミノサイクリン、塩酸セフォゾプラン |
【5】 バルサルタン
販売名(会社名) | ディオバン錠20mg、同錠40mg、同錠80mg(日本チバガイギー) |
薬効分類等 | 血圧降下剤 |
効能効果 | 高血圧症 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[副作用(重大な副作用)] | 間質性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 男 60代 |
高血圧 (糖尿病性腎症、原田病、陳旧性心筋梗塞、胃炎、狭心症) |
40mg 108日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:ニフェジピン、一硝酸イソソルビド、トラピジル、ニコランジル、テプレノン、ファモチジン、副腎皮質ホルモン剤、プレドニゾロン |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 女 30代 |
高血圧 (リウマチ) |
80mg 70日間 ↓ (6日間休薬) ↓ 40mg 9日間 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
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併用薬:レセルピン・塩酸ヒドララジン・ヒドロクロロチアジド、トリクロルメチアジド、塩酸ベンジダミン、大柴胡湯、防風通聖散、柴胡桂枝湯 |
【6】 フルオロウラシル
●フルオロウラシル(注射剤)
販売名(会社名) | 5-FU注250協和(協和発酵工業) |
薬効分類等 | 代謝拮抗剤 |
効能効果 | 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 胃癌、肝癌、結腸・直腸癌、乳癌、膵癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌 ただし、下記の疾患については、他の抗腫瘍剤又は放射線と併用することが必要である。 食道癌、肺癌、頭頸部腫瘍 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[副作用(重大な副作用)] | AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれ、肝不全まで至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 急性膵炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、血清アミラーゼ上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
●フルオロウラシル(経口剤)
販売名(会社名) | 5-FU錠50協和、同錠100協和、同ドライシロップ協和(協和発酵工業) カルゾナールドライシロップ(東菱薬品工業) チマジンドライシロップ(鳥居薬品) フラキュールドライシロップ(日本化薬) ベントン錠50、同錠100、同ドライシロップ(旭化成) ルナコールDS、ルナポン錠50、同錠100(沢井製薬) |
薬効分類等 | 代謝拮抗剤 |
効能効果 | (錠剤) 下記諸疾患の自覚的および他覚的症状の緩解 消化器癌(胃癌、結腸・直腸癌)、乳癌、子宮頸癌 (ドライシロップ) 下記諸疾患の自覚的および他覚的症状の緩解 消化器癌(胃癌、結腸・直腸癌等)、乳癌 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[副作用(重大な副作用)] | AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 注射剤の静脈内投与により、急性膵炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、血清アミラーゼ上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 女 60代 |
S状結腸癌 (なし) |
500mg 1回 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
|
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併用薬:レボホリナートカルシウム、ラクトミン、テプレノン、酸化マグネシウム、クエン酸第一鉄ナトリウム |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 男 50代 |
大腸癌 (なし) |
200mg 66日 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
併用薬:なし |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 男 70代 |
結腸癌肝転移 (なし) |
500mg 2回 |
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企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
併用薬:マイトマイシンC |
【7】 リン酸オセルタミビル
販売名(会社名) | タミフルカプセル75、同ドライシロップ3%(中外製薬) |
薬効分類等 | 抗ウイルス剤 |
効能効果 | A型又はB型インフルエンザウイルス感染症 |
《使用上の注意(下線部追加改訂部分)》 | |
[重要な基本的注意] | ドライシロップ剤1g(オセルタミビルとして30mg)中に、ソルビトール(果糖の前駆物質)が約857mg含有されているので、遺伝性果糖不耐症の患者に投与する場合には注意すること。 |
[副作用(重大な副作用)] | 急性腎不全:急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 白血球減少、血小板減少:白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
症例の概要
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 男 20代 |
インフルエンザウイルス感染症の疑い (なし) |
150mg 2日間 |
|
企業報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
臨床検査値
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
併用薬:セフジニル、ドンペリドン、硫酸セフピロム、ロキソプロフェンナトリウム、メトクロプラミド、アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン |
NO. | 患者 | 1日投与量 投与期間 |
副作用 | 備考 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性・ 年齢 |
使用理由 (合併症) |
経過及び処置 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 男 50代 |
インフルエンザウイルス感染症の疑い (なし) |
150mg 5日間 |
|
企業報告 臨床検査値
終了
1日後 |
終了
2日後 |
終了
3日後 |
終了
4日後 |
終了
5日後 |
終了
6日後 |
終了
7日後 |
終了
8日後 |
終了
9日後 |
終了
14日後 |
終了
31日後 |
|
AST(GOT)(IU/L) |
34800
|
16700
|
5227
|
2150
|
838
|
313
|
169
|
123
|
83
|
30
|
94
|
ALT(GPT)(IU/L) |
11627
|
8300
|
4349
|
2984
|
2022
|
1286
|
924
|
639
|
442
|
116
|
127
|
Al-P(IU/L) |
843
|
889
|
633
|
615
|
577
|
529
|
502
|
454
|
438
|
459
|
367
|
LDH(IU/L) |
56300
|
23000
|
5356
|
1694
|
991
|
751
|
630
|
613
|
533
|
455
|
457
|
γ-GTP(IU/L) |
241
|
239
|
217
|
207
|
168
|
153
|
153
|
152
|
148
|
124
|
95
|
総ビリルビン(mg/dL) |
7.1
|
6.4
|
6.7
|
6.9
|
6.8
|
6.7
|
7.8
|
7.9
|
8.6
|
13.5
|
16.8
|
直接ビリルビン(mg/dL) |
5.3
|
5.1
|
5.3
|
5.2
|
―
|
―
|
6.2
|
―
|
―
|
10.7
|
13.8
|
プロトロンビン時間(%) |
51
|
43
|
52
|
73
|
―
|
94
|
98
|
―
|
>100
|
>100
|
―
|
BUN(mg/dL) |
71
|
80
|
49
|
35
|
28
|
41
|
58
|
58
|
59
|
51
|
36
|
クレアチニン(mg/dL) |
4.6
|
6.7
|
6.4
|
6.2
|
5.9
|
6.6
|
7.6
|
6.9
|
6.7
|
5.1
|
1.6
|
尿量(mL/日) |
515
|
1276
|
1238
|
1140
|
1180
|
1333
|
―
|
1410
|
1450
|
1970
|
―
|
併用薬:ホスホマイシンナトリウム、塩酸セフカペンピボキシル、ロキソプロフェンナトリウム
使用上の注意の改訂について (その148)
前号(医薬品・医療用具等安全性情報 No.191)以降に改訂を指導した医薬品の使用上の注意(本号の「1 重要な副作用等に関する情報」で紹介したものを除く。)について、改訂内容、主な該当販売名、参考文献等をお知らせいたします。
1 | 〈抗てんかん剤〉 クロバザム |
[販売名] | マイスタン細粒、同錠5mg、同錠10mg(大日本製薬) |
[重要な基本的注意] | 本剤の投与により発作が悪化または誘発されることがあるので、このような場合には、適切な処置を行うこと。 特に小児や高齢者で、喘鳴、喀痰増加、気道分泌過多、唾液分泌過多、嚥下障害があらわれ、肺炎、気管支炎に至ることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。 |
[副作用(重大な副作用)] | 呼吸抑制:呼吸抑制があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。なお、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
2 | 〈解熱鎮痛消炎剤〉 酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン配合剤 |
[販売名] | カフェルゴット(日本チバガイギー)、ヘクトM(杏林製薬) | |
[禁忌] |
|
|
[効能又は効果に関連する使用上の注意] | 家族性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛、眼筋麻痺性片頭痛あるいは網膜片頭痛の患者には投与しないこと。 | |
[重要な基本的注意] | めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の作業に注意させること。 エルゴタミンの血管収縮作用を増強するおそれがあるので過度の喫煙を避けさせること。 |
|
[副作用(重大な副作用)] | 高度の血管収縮、動脈内膜炎、チアノーゼを起こすことがあるので、四肢先端のしびれ、刺痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(特に長期又は大量投与によりあらわれることがある。) 長期連用によりエルゴタミン誘発性の頭痛があらわれることがあり、また、投与を急に中止すると、頭痛を主訴とする禁断症状があらわれることがある。 心筋虚血、心筋梗塞を起こすことがあるので、前胸痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 長期連用により、胸膜、後腹膜又は心臓弁の線維性変化があらわれたとの報告がある。 |
|
〈参考〉 | 企業報告 |
3 | 〈解熱鎮痛消炎剤〉 酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン配合剤 |
[販売名] | クリアミンA錠、同S錠(日本ガレン) | |
[禁忌] |
|
|
[効能又は効果に関連する使用上の注意] | 家族性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛、眼筋麻痺性片頭痛あるいは網膜片頭痛の患者には投与しないこと。 | |
[重要な基本的注意] | めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の作業に注意させること。 エルゴタミンの血管収縮作用を増強するおそれがあるので過度の喫煙を避けさせること。 |
|
[副作用(重大な副作用)] | 高度の血管収縮、動脈内膜炎、チアノーゼを起こすことがあるので、四肢先端のしびれ、刺痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(特に長期又は大量投与によりあらわれることがある。) 長期連用によりエルゴタミン誘発性の頭痛があらわれることがあり、また、投与を急に中止すると、頭痛を主訴とする禁断症状があらわれることがある。 心筋虚血、心筋梗塞を起こすことがあるので、前胸痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 長期連用により、胸膜、後腹膜又は心臓弁の線維性変化があらわれたとの報告がある。 |
|
〈参考〉 | 企業報告 |
4 | 〈局所麻酔剤〉 塩酸ブピバカイン(脊椎麻酔用) |
[販売名] | マーカイン注脊麻用0.5%高比重、同注脊麻用0.5%等比重(アストラゼネカ) | |
[禁忌] |
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[慎重投与] | 脊柱管狭窄、又は外傷性の脊柱変形のある患者 心刺激伝導障害のある患者 重篤な肝機能障害又は腎機能障害のある患者 神経学的疾患:多発性硬化症、運動麻痺、神経筋疾患等のある患者 |
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[重要な基本的注意] | 脊柱管狭窄、又は外傷性の脊柱変形のある患者においては、脊椎麻酔により神経障害があらわれることがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。 | |
〈参考〉 | 企業報告 |
5 | 〈局所麻酔剤〉 塩酸リドカイン(脊椎麻酔用) |
[販売名] | キシロカイン注射液「3%」(アストラゼネカ) | |
[禁忌] |
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[慎重投与] | 脊柱管狭窄、又は外傷性の脊柱変形のある患者 心刺激伝導障害のある患者 重篤な肝機能障害又は腎機能障害のある患者 神経学的疾患:多発性硬化症、運動麻痺、神経筋疾患等のある患者 |
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[重要な基本的注意] | 脊柱管狭窄、又は外傷性の脊柱変形のある患者においては、脊椎麻酔により神経障害があらわれることがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。 | |
〈参考〉 | 企業報告 |
6 | 〈利尿剤〉 トラセミド |
[販売名] | ルプラック錠4mg、同錠8mg(三菱ウェルファーマ) |
[副作用(重大な副作用)] | 血小板減少:血小板減少があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
7 | 〈血管収縮剤〉 メシル酸ジヒドロエルゴタミン |
[販売名] | ジヒデルゴット(日本チバガイギー)他 | |
[禁忌] |
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[効能又は効果に関連する使用上の注意] | 家族性片麻痺性片頭痛、脳底型片頭痛、眼筋麻痺性片頭痛あるいは網膜片頭痛の患者には投与しないこと。 | |
[重要な基本的注意] | めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の作業に注意させること。 血管収縮作用を増強するおそれがあるので過度の喫煙を避けさせること。 |
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[副作用(重大な副作用)] | 長期連用により、胸膜、後腹膜又は心臓弁の線維症があらわれたとの報告がある。 | |
〈参考〉 | 企業報告 |
8 | 〈高脂血症用剤〉 コレスチミド |
[販売名] | コレバイン顆粒70%、同ミニ83%、同錠500mg(三菱ウェルファーマ) |
[重要な基本的注意] | 便秘又は便秘の増悪により腹痛、嘔吐等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、緩下剤の併用あるいは本剤を減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
[副作用(重大な副作用)] | 横紋筋融解症:横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
9 | 〈外皮用殺菌消毒剤〉 オキシドール |
[販売名] | マルオキシール(丸石製薬)、オキシフル(三共)他 | |
[禁忌] |
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[副作用(重大な副作用)] | 空気塞栓:空気塞栓を起こすことがあるので、循環動態に異常を認めた場合など空気塞栓が疑われる症状がみられた場合は、速やかに本剤の使用を中止し、適切な処置を行うこと。 | |
〈参考〉 | 企業報告 穐山大治、他:麻酔、51(6):695(2002) 朝井裕一、他:日本臨床麻酔学会誌、22(8):S234(2002) |
10 | 〈血液凝固阻止剤〉 ワルファリンカリウム |
[販売名] | ワーファリン錠1mg、同錠5mg(エーザイ)他 | |
[禁忌] |
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[重要な基本的注意] | 出血等の副作用のため本剤の抗凝血作用を急速に減少する必要がある場合には投与を中止するとともに、ビタミンK剤の投与を要することがある。なお、脳出血等の重篤な出血を発現した場合には、必要に応じて、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置も考慮すること。これらの場合にも血栓再発に対し十分注意すること。 併用注意の薬剤との併用により、本剤の作用が増強し、重篤な出血に至ったとの報告がある。本剤の作用増強が進展あるいは持続しないように十分注意し、適切な治療域へ用量調節すること。一方、本剤の作用減弱の場合も同様に作用減弱が進展あるいは持続しないように十分注意すること。 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、妊娠する可能性のある婦人に投与する場合には、事前に本剤による催奇形性、胎児の出血傾向に伴う死亡、分娩時の母体の異常出血の危険性について十分説明すること。 |
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〈参考〉 | 企業報告 |
11 | 〈解毒剤〉 D-ペニシラミン |
[販売名] | メタルカプターゼ50、同100、同200(大正製薬) |
[副作用(重大な副作用)] | 血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎、多発性血管炎:血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎(白血球破砕性血管炎等)、肺・腎臓等に多様な臓器障害を引き起こし、血清学的に抗好中球細胞質抗体(MPO-ANCA)陽性であることを特徴とする多発性血管炎等があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
12 | 〈その他のアレルギー用薬〉 塩酸フェキソフェナジン |
[販売名] | アレグラ錠60mg(アベンティスファーマ) |
[副作用(重大な副作用)] | 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P、LDHの上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
13 | 〈漢方製剤〉 芍薬甘草湯 |
[販売名] | ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用)(ツムラ)他 |
[副作用(重大な副作用)] | 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
14 | 〈漢方製剤〉 潤腸湯 |
[販売名] | ツムラ潤腸湯エキス顆粒(医療用)(ツムラ)他 |
[副作用(重大な副作用)] | 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
15 | 〈漢方製剤〉 二朮湯 |
[販売名] | ツムラ二朮湯エキス顆粒(医療用)(ツムラ) |
[副作用(重大な副作用)] | 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
16 | 〈主としてカビに作用するもの〉 ミカファンギンナトリウム |
[販売名] | ファンガード点滴用50mg、同点滴用75mg(藤沢薬品工業) |
[慎重投与] | 肝障害のある患者 |
[重要な基本的注意] | 本剤投与中の患者で肝機能障害、黄疸があらわれることがあり、また、動物実験において高用量群に肝障害が認められているので、肝機能検査を行うなど、患者の状態を十分観察すること。 |
[副作用(重大な副作用)] | 血液障害:好中球減少、血小板減少があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
17 | 〈抗結核剤〉 イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム |
[販売名] | ネオイスコチン、同錠(第一製薬) |
[副作用(重大な副作用(類薬))] | 腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(症状:発熱、皮疹、乏尿、浮腫、蛋白尿、腎機能検査値異常等) 無顆粒球症、血小板減少 |
〈参考〉 | 企業報告 |
18 | 〈合成抗菌剤〉 オフロキサシン(経口剤) |
[販売名] | タリビッド錠(第一製薬) |
[副作用(重大な副作用)] | 急性腎不全、間質性腎炎 間質性肺炎、好酸球性肺炎(症状:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等) (処置方法:副腎皮質ホルモン剤投与等) |
〈参考〉 | 企業報告 |
19 | 〈合成抗菌剤〉 プルリフロキサシン |
[販売名] | スオード錠100(明治製菓) |
[副作用(重大な副作用)] | ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下、全身発赤、蕁麻疹、顔面の浮腫等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 低血糖があらわれることがある(高齢者、腎障害患者、糖尿病患者であらわれやすい)ので、観察を十分に行い、意識レベル低下、痙攣、全身倦怠感等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
20 | 〈合成抗菌剤〉 レボフロキサシン(経口剤) |
[販売名] | クラビット細粒、同錠(第一製薬) |
[副作用(重大な副作用)] | 急性腎不全、間質性腎炎 間質性肺炎、好酸球性肺炎(症状:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等) (処置方法:副腎皮質ホルモン剤投与等) |
〈参考〉 | 企業報告 |
21 | 〈抗ウイルス剤〉 メシル酸サキナビル |
[販売名] | インビラーゼカプセル(中外製薬) | |
[禁忌] |
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〈参考〉 | 企業報告 |
22 | 〈その他の生物学的製剤〉 インターフェロンアルファコン-1(遺伝子組換え) |
[販売名] | アドバフェロン注射液1200、同注射液1800(山之内製薬) |
[副作用(重大な副作用)] | 注射部位の壊死、皮膚潰瘍:注射部位の壊死、皮膚潰瘍があらわれることがあるので、注射にあたっては同一部位に短期間に繰り返し注射することを避けるとともに、このような症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
23 | 〈その他の生物学的製剤〉 抗ヒトTリンパ球ウサギ免疫グロブリン |
[販売名] | ゼットブリン注(日本臓器製薬) |
[副作用(重大な副作用)] | 感染症:本剤の投与により白血球減少の増悪がみられることがあるため、ウイルス、細菌、真菌等による重篤な感染症(敗血症、肺炎等)が発現又は増悪することがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
24 | 〈防疫用殺菌消毒剤〉 グルタラール |
[販売名] | ステリハイド2W/V%液、同20W/V%液(丸石製薬)、サイデックス(ジョンソン・エンド・ジョンソン)他 |
[重要な基本的注意] | 本剤の成分またはアルデヒドに対し過敏症の既往歴のある者は、本剤を取り扱わないこと。 本剤にて内視鏡消毒を行った後十分なすすぎが行われなかったために薬液が内視鏡に残存し、大腸炎等の消化管の炎症が認められた報告があるので、消毒終了後は多量の水で本剤を十分に洗い流すこと。 |
[適用上の注意] | (消毒終了後は多量の水で本剤を十分に洗い流すこと。を削除) |
〈参考〉 | 企業報告 Birnbaum, B. A., et al.:Radiology、195(1):131(1995) Stein, B. L., et al.:Dis. Col. Rect., 39(5):A39(1996) Fukunaga, K., et al.:Ann. Intern. Med., 133(4):315(2000) Singh, S., et al.:Am. J. Gastroenterol., 97(Suppl. 9):S145(2002) |
25 | 〈防疫用殺菌消毒剤〉 グルタラール(手術室等への使用が用法・用量の範囲内にある製剤) |
[販売名] | ステリハイド2W/V%液、同20W/V%液(丸石製薬)他 |
[重要な基本的注意] | 手術室等における汚染された部分の清拭や、環境殺菌の目的での手術室等への噴霧などは行わないこと。 |
〈参考〉 | 企業報告 小林寛伊、他:エビデンスに基づいた感染制御(2002) 国立大学医学部附属病院感染対策協議会:病院感染対策ガイドライン(2002) CDC:Guideline for Handwashing and Hospital Environmental Control(1985) |
26 | 一般用医薬品 芍薬甘草湯 |
[販売名] | ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒(ツムラ)他 |
[相談すること] | 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。 肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
27 | 一般用医薬品 潤腸湯 |
[販売名] | 潤腸湯エキス顆粒KM(カーヤ)他 |
[相談すること] | 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること 服用後、次の症状があらわれた場合 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。 肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
28 | 一般用医薬品 二朮湯 |
[販売名] | Asahi二朮湯(アサヒビール薬品)他 |
[相談すること] | 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること 服用後、次の症状があらわれた場合 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。 肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
〈参考〉 | 企業報告 |
お知らせ 「Fネット」への加入等についての問い合わせ先:0120-161-011 なお、医薬品情報提供ホームページ(http://www.pharmasys.gr.jp/)又は厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)からも入手可能です。 |