ASEAN-日本 医療機器規制シンポジウム2025開催レポート
ASEAN-日本 医療機器規制シンポジウム2025(以下、「シンポジウム」)は5月14日、PMDA、インドネシア保健省及びインドネシア大学の共催、日・ASEAN統合基金(JAIF)の支援により、インドネシア、ジャカルタにて開催されました。対面323名、オンライン430名の合計753名が、ASEAN加盟国(AMS)の医療機器規制当局、学界、産業界等より参加しました。
冒頭、ASEAN日本政府代表部の紀谷昌彦大使、PMDAの近藤理事代理として遠藤あゆみATC・二国間協力部長、インドネシア大学のハムディ・ムルク研究・イノベーション担当副学長及びインドネシア保健省のダンテ・サクソノ・ハルボノ副大臣の開会挨拶がありました。
これに引き続き、PMDA職員による医療機器の国際的な規制の調和及び医療機器の分野における規制のリライアンスについての講演が行われました。次いで、日本医療機器産業連合会(JFMDA)より、日本におけるCADe/CADx医療機器の最近の革新と開発、および臨床の未来:医療機器からのHMIデータの活用についての講演が行われ、最後にASEANにおける医療機器規制と今後の展望について3名の講演が行われました。その後、演者によるパネル討議と全体での質疑応答が行われ、参加者が医療機器規制への理解を深めることが出来ました。
最後に、インドネシア大学薬学部のアリー・ヤヌアール学部長の閉会挨拶がありました。
(シンポジウムのプログラム及び講演内容の詳細については下記ウェブサイトを参照ください:https://aseanjpmdr.ui.ac.id/)