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一般用医薬品・要指導医薬品の場合
市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)の場合はパッケージの表示を確認すればわかりますが(解説参照)、不安がある場合は、薬剤師や登録販売者に相談してください。なお、要指導医薬品や第1類医薬品については、薬剤師から注意があるはずです。
医療用医薬品の場合
医師が処方するくすり(医療用医薬品)の場合は、処方医や調剤した薬剤師から注意があるはずです。もし、心配なら申し出て確認しましょう。くすりの添付文書や患者向医薬品ガイドで調べることもできますが(注)、自分の判断で使用をやめたり量を調節したりせず、不安がある場合には必ず医師や薬剤師に相談してください。
解説
市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)のパッケージには、例えば「服用後、乗り物又は機械類の運転操作をしないこと」などと記載されています。購入後は説明書(添付文書)も確認しましょう。
医療用医薬品には「突然睡眠におちいる」、「意識が失われる」などの副作用をもつものがあります。慢性的な病気などで長期間服用していても、服用量の変更や体調の変化によって副作用が強くでる可能性があります。また、個人差もあります。このような危険性を避けるため、使用中は運転などが禁止されているくすり、あるいは、運転が禁止されないまでも、注意が必要なくすりがあります。
【より詳しい情報】
(注)くすりの添付文書などはインターネットで調べることができます。
知っておきたい薬のはなし
- Q1医師が処方するくすりと市販のくすりはどのようにちがうのですか?
- Q2服用(使用)中は車の運転をしてはいけないくすりがあるそうです。何故ですか?
- Q4医師から解熱鎮痛薬が処方されましたが、症状がおさまりました。家族が発熱したので、これを服用させてもいいですか?
- Q5処方されたくすりの詳しい情報がほしいのですが。
- Q6市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)を使用する場合、どんなことに注意したらよいですか?
- Q7市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)でも、副作用はありますか?
- Q8赤ちゃんに医師から処方された粉薬を飲ませるよい方法を教えてください。
- Q9医師から処方されたくすり(医療用医薬品)を使用する場合、どんなことに注意したらよいですか?
- Q10今まで飲んでいた錠剤が、同じ成分で水なしで飲める錠剤(口腔内崩壊錠(こうくうないほうかいじょう))に変更になりました。くすりの効果に差はないのでしょうか。
ジェネリック医薬品
- Q1後発医薬品(ジェネリック医薬品)ってなんですか?
- Q2今飲んでいるくすりをジェネリック医薬品に変更したい時はどうしたらいいですか?
- Q3ジェネリック医薬品についても医薬品副作用被害救済制度は適用されますか?
- Q4国の取り組みとして始まった、ジェネリック医薬品の品質に関する検討会の内容は、公開されていますか?
妊娠とくすり
現在、該当する情報はありません。
授乳とくすり
- Q1くすりを飲んだときは必ず授乳を止めないといけませんか?
- Q2授乳中ですがくすりを処方されました。赤ちゃんに影響はありませんか?
- Q3授乳中です。赤ちゃんに影響の少ない市販の便秘薬はありますか?
- Q4授乳中です。飲んでも赤ちゃんに影響の少ない市販のかぜ薬はありますか?