授乳しても心配ないと考えられているくすりもありますが、乳汁に移行して赤ちゃんに影響を及ぼすくすりもあります。
お手元にあるかぜ薬を安易に服用することは避け、説明書(添付文書)を確認の上服用してください。薬局で購入されるときは授乳中であることを薬剤師に伝えて相談しましょう。また、数日の服用にとどめ、症状が改善しない場合は、医療機関を受診してください。その際、授乳中であることを必ず医師に伝えてください。

市販のかぜ薬(一般用医薬品・要指導医薬品)には発熱、鼻水、咳、のどの痛みなどの症状を抑える解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳(ちんがい)薬、去痰(きょたん)薬、消炎酵素薬などが含まれ、なかには、母乳中へ移行することや、移行して赤ちゃんに影響を及ぼすことが報告されている成分もあります(例えば、アスピリン(アセチルサリチル酸)、テオフィリン、ジフェンヒドラミンなど)。かぜ薬を購入するときは、薬剤師に相談して、赤ちゃんに影響がある成分が含まれていないことを確認しましょう。
かぜ薬には、カフェインや無水カフェインが含まれていることがあり、母乳中に移行して、赤ちゃんがいらいらしたり、情緒不安定になったという報告があります。授乳中はコーヒーやお茶など、カフェインを含む飲み物はほどほどにしておきましょう。