マッサージチェアなどの家庭用マッサージ器は、家庭であんま、マッサージの代用として使用する医療機器です。取扱説明書をよく読んで正しく使用しましょう。
次の人は使用しても問題がないか医師に相談してください。
心臓に障害のある人、ペースメーカのような植え込み型の医療機器を使用している人、悪性腫瘍のある人、骨粗鬆症の人、など
背中をマッサージする機器の場合はさらに、背骨に異常のある人や背骨が曲がっている人
なお、次の人は使用してはいけません。
血栓塞栓症、重度の動脈瘤、急性の静脈瘤、皮膚炎などの病気で医師からマッサージを禁止されている人
これらの注意事項は、販売店で説明を受けたり、取扱説明書の警告欄を読んだりして確認しましょう。
医療機器である家庭用マッサージ器の技術基準には、日本産業規格(JIS)が引用されています(JIST2002、家庭用マッサージ器及び指圧代用器)。この中で、使用してはならない人、医師に相談すべき人について具体的に例を挙げ、取扱説明書に記載する事項としています。