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マッサージチェアなどの家庭用マッサージ器は、家庭であんま、マッサージの代用として使用する医療機器です。取扱説明書をよく読んで正しく使用しましょう。
次の人は使用しても問題がないか医師に相談してください。
心臓に障害のある人、ペースメーカのような植え込み型の医療機器を使用している人、悪性腫瘍のある人、骨粗鬆症の人、など
背中をマッサージする機器の場合はさらに、背骨に異常のある人や背骨が曲がっている人
なお、次の人は使用してはいけません。
血栓塞栓症、重度の動脈瘤、急性の静脈瘤、皮膚炎などの病気で医師からマッサージを禁止されている人
これらの注意事項は、販売店で説明を受けたり、取扱説明書の警告欄を読んだりして確認しましょう。
解説
医療機器である家庭用マッサージ器の技術基準には、日本産業規格(JIS)が引用されています(JIST2002、家庭用マッサージ器及び指圧代用器)。この中で、使用してはならない人、医師に相談すべき人について具体的に例を挙げ、取扱説明書に記載する事項としています。
知っておきたい医療機器のはなし
- Q1医療機器にはどんなものがありますか。
- Q2ある製品が医療機器かどうかを確認する方法はありますか。
- Q3最近、医療機器をネットオークション、フリマサイト等に出品して販売している例がありますが、医療機器の販売業の許可等を受けずに販売等を行うことはできるのですか。
家庭用マッサージ器
- Q1マッサージ器で事故があったと聞きました。どんな事故ですか?
- Q3はじめてマッサージチェアを使用したところ、締めつけが強く痛みを感じました。マッサージの強度を中程度に設定したのですが、きつすぎるのでしょうか。
- Q4家庭用電気マッサージ器について、「カバーを外したり、破れた状態での使用は大変危険なため、絶対にしないでください」という注意喚起があります。カバーがそれほど重要なのですか。