小学生以上には成人と同様にAEDが使えます。小学校に上がる前の子ども(乳児や小児)には、専用の小児用パッドや小児用モードで使用します。小児用パッドや小児用モードを備えたAEDが近くにないなど、やむを得ない場合は、成人用パッドを用いて使用します。
AEDには、小児用パッドが入っているものや、本体に小児用モードがあり、成人用パッドを使用して、モードを小児用に切り替えて使用するものがあります。小児用パッドや小児用モードは、電気ショック時に供給されるエネルギー量を成人の1/3~1/4程度に減衰させるものです。
乳児に対しても小学校に上がる前の子どもと同様に使用することができます。ただし、乳児は体が小さいため、成人用パッドを使用するさいには体の前後に貼るなど2枚のパッド同士が接触しないよう工夫が必要です(注)。
市民による子供の一次救命処置については、最新の「JRC*蘇生ガイドライン2015」に基づく「救急蘇生法の指針2015(市民用)」(注)の中に、AEDの使用を含めた手順が示されています。この指針ではさらに、小さな子供に接する機会の多い人に対して、子供の年齢に適した一次救命処置を習得するよう勧めています。
*:Japan Resuscitation Council(日本蘇生協議会)

注(出典):
参考情報: