2026年9月9日
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
概要
PMDAは、富山県と共同で、「富山の質の高い医薬品をアジアへ、規制協力を懸け橋に」をテーマにPMDA北陸支部10周年記念シンポジウムを開催しました。
2026年(令和8年)は、2016年(平成28年)にPMDA北陸支部が富山県庁内に設置されてから10年の節目に当たります。この10年間、PMDA北陸支部は、アジア医薬品・医療機器トレーニングセンター(PMDA-ATC)の研修所として、富山県職員に加え産学の皆様からも協力を得て、アジアを中心とした国又は地域の薬事規制当局職員に対して、薬事規制に関する実践的なセミナーを提供してきました。本シンポジウムでは、これまでの10年のPMDA北陸支部及びPMDA-ATCの取り組みや成果を共有するとともに、各国・各地域との規制協力及び人材育成の重要性について理解を深めることができました。
本シンポジウムには、主に富山県内の医薬品産業界よりご参加いただき、また海外薬事規制当局の方々も迎え、参加者は100名を超えました。
主催
PMDA、富山県
日程
2026年(令和8年)7月14日(火曜日)
会場
パレブラン高志会館 嘉月の間
プログラム
内容
開会挨拶では、PMDA田宮技監から、富山県や県内製薬企業等からの継続的な協力により、PMDA北陸支部が実践的なPMDA-ATCセミナーの重要な実施拠点として機能してきたことへの謝意が示されました。続いて、富山県の滑川厚生部長より新田富山県知事の挨拶が代読され、PMDA北陸支部の活動を通じた富山県内医薬品産業のさらなる国際展開への期待が示されました。

講演では、PMDA-ATC設立の経緯や富山県の医薬品産業との連携、PMDA-ATCセミナーの特徴と将来展望が紹介されました。また、漢方薬・生薬の国際展開に向けた取り組みや、日本の高い品質管理基準の強みについて共有されるとともに、PMDA-ATCのGMPセミナーや漢方セミナーにおける模擬査察・製造所見学の事例を通じて、海外規制当局との相互理解の促進や人材育成の成果が紹介されました。加えて、アジア各国・各地域の医薬品申請制度や、PMDA審査報告書を参照した簡略審査制度の経験が共有されたほか、富山県薬業連合会によるベトナム訪問等の国際交流活動が紹介され、規制協力や産業交流の重要性について理解を深める場となりました。
パネルディスカッションでは、講演の登壇者がパネリストとして参加し、これまでのPMDA-ATCセミナーに対する協力を通じて得られた成果、印象に残った経験、今後のPMDA-ATCセミナーへの期待等について意見が述べられました。また、国内製薬企業がアジア各国に展開する上で必要となる規制協力や人材育成についても意見交換が行われました。さらに、PMDA-ATC Generic Drugs Review Seminar 2026の受講者として来日中であった、インド、インドネシア、エジプト、タイ、フィリピン及びマレーシアの薬事規制当局職員から、PMDA北陸支部10周年への祝意が示されるとともに、各国におけるジェネリック医薬品に関する制度等について共有されました。

問い合わせ先
医薬品医療機器総合機構 ATC・二国間協力部
電話番号:03-3506-9456
E-mail:PMDA-ATC[at]pmda.go.jp
(注)迷惑メール防止対策のため、送信の際は[at]を半角のアットマークに置き換えてください。
