今般、2018 CDISC Japan Interchange Conference に先立ち、アカデミアにおけるCDISC利活用のためのワークショップを開催する運びとなりました。
CDISC標準は汎用性が高く様々な疾患の臨床試験データに適用できる一方で、各疾患に特徴的な情報の格納方法については必ずしも明確に定義されていないため、疾患領域別データ標準(Therapeutic Area Standards)の利用推進も重要です。また、将来的な利用を考える上での医療機関における医療情報のCDISC変換、臨床研究や疾患レジストリでのCDISC標準の活用なども、今後重要となると考えられます。
本ワークショップでは、アカデミアにおけるCDISC標準の活用を目指し、CDISC の状況、PMDAや医療機関等での活動内容・今後の展開に関する情報を発表・共有します。
日時
平成30年7月9日(月) 13:30~18:00 開場13:00
場所
伊藤謝恩ホール(東京大学本郷キャンパス構内)
- 地図: http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html
- 住所: 東京都文京区本郷7-3-1
(東京メトロ丸の内線、都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」下車徒歩約8分)
プログラム
開会の挨拶 | 木内 貴弘 大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)研究センター |
【第1部】13:35~15:35 | |
CDISC Standards Update | Rhonda Facile CDISC |
CDISC Myths & Misconceptions: Creating Clarity | Diane Wold CDISC Kit Howard CDISC |
CNIO Mapping for Non-Interventional Research: Principles | Jon Neville CDISC |
規制当局のTherapeutic Area Standardsの開発への参画 - FDAでの出向経験を踏まえて | 佐久嶋 研 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 |
疾患領域別標準について-デュシェンヌ型筋ジストロフィー疾患領域標準レビューの経験から | 小牧 宏文 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
Registry作成とデータ標準と関係(仮題) | 中村 治雅 国立精神・神経医療研究センター |
血液がん領域におけるCDISC標準適用の事例と標準化 | 山本 松雄 国立病院機構名古屋医療センター |
~ 休憩 ~ | |
【第2部】15:55~17:55 | |
Web院内収集とCDISC外部送信機能を持つ汎用医学研究データ収集システム | 木内 貴弘 大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)研究センター |
医師主導臨床研究データの長期保存フォーマットとしてのCDISC活用 | 樋之津 史郎 札幌医科大学 |
AIを活用した画像データベース事業の展望とデータ標準に係る課題 | 田中 聖人 日本赤十字社 京都第二赤十字病院 |
アカデミアへのCDISC普及へ向けたAMEDの取り組み | 松木 絵里 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) |
東北大学病院臨床試験データセンターにおけるCDISC標準の実装 | 山口 拓洋 東北大学大学院 |
SCRUM-JapanレジストリプロジェクトにおけるCDISC標準化の新たな試み(仮題) | 青柳 吉博 国立がん研究センター東病院 |
閉会の挨拶 | Rhonda Facile CDISC |
参加申込み
参加を希望される方は、以下の参加登録サイトよりお申し込み下さい。
(同時期に開催される「CDISC 2018 Japan Interchange」のサイトになりますが、右下「REGISTER」ボタンより申込を進めて頂き、4ページ目(Session Registration)で「Use of CDISC Standards in Academia Workshop」をお選び下さい。)
URL:http://www.cvent.com/d/1tqvgg
参加費
1名 65米ドル
※参加費は上記申込時にクレジットカード決済となります。
※請求書払いをご希望の場合は上記申込時にSubmit Payment画面から「Pay by Invoice」をご選択下さい。
なお、請求書払いは海外送金となりますので、別途送金手数料が必要となる場合があります。
問合せ先
CDISC Events Team
Email:Events●cdisc.org
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