今般、「こどものがん治療薬開発シンポジウム」を共同開催いたします。
小児用医薬品のドラッグロス解消に向けた開発計画策定の促進のため、成人用の新医薬品の承認申請者に対して、小児用医薬品開発の計画策定を努力義務とする改正薬機法が2025年5月に成立しました。成人用の医薬品と比べると、小児用の医薬品の開発は、後手に回ることが多く、また、ドラッグロスの約4割は小児用の医薬品とされています。今般の小児用医薬品開発の計画策定の努力義務化は、その解決策の一つと期待されているところです。PMDAでも、小児・希少疾病用医薬品等薬事相談センターを設置し(2024年7月)、小児用医薬品開発計画確認相談の受付を開始するなど様々な取組みを行っており、さらに、PMDA小児用医薬品シンポジウム「充実した小児薬物療法を目指し、国内外のStakeholderと共に歩む」を開催し(2025年8月)、小児医薬品開発促進に向けて、産・官・学・患の関係者で協力し、国・地域、立場を越えて取り組んでいく決意を発信しました。
上記の法改正等を背景に、小児用医薬品、特に抗悪性腫瘍薬の開発促進をテーマとして、各ステークホルダーが抱える実際の課題・問題点を共有し、その解決策を各々の立場から意見交換できる、ステークホルダーが一堂に会した会議を開催したいと考え、本シンポジウムを企画しました。小児用抗悪性腫瘍薬の開発に関心のある方々にご参加いただきたいと考えております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
開催者
【共催】独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、一般社団法人日本小児血液・がん学会(JSPHO)、国立研究開発法人国立成育医療研究センター(NCCHD)、国立研究開発法人国立がん研究センター(NCC)、日本製薬工業協会(JPMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)
【後援】公益社団法人日本小児科学会
日時
2026年1月31日(土曜日)14時から17時(予定)
(オンライン開場:13時30分、対面開場の予定時刻は調整中)
(注)参加登録のご案内につきましては、2025年12月中に、本ウェブサイトに掲載予定です。
開催形式及び会場
開催形式:ハイブリッド形式(対面及びオンライン)
会場:国立研究開発法人国立成育医療研究センター 研究所2階 セミナールーム
住所:東京都世田谷大蔵2-10-1
アクセス:国立研究開発法人国立成育医療研究センターのウェブサイトリンク(https://www.ncchd.go.jp/access/)を参照
(注)対面参加希望者が多数の場合には、Web参加をお願いする場合がありますのでご了承ください。
プログラム
タイムテーブルが決まりましたら、掲載予定です。また、講演内容のポイントを纏めたキーヴィジュアルスライド(各講演につき1枚程度)を2026年1月以降に事前掲載予定です。
- 開会挨拶
- 演者4名(PMDA、NCC、JPMAより調整中)による講演
- パネルディスカッション(座長JSPHO、パネリストPMDA、JSPHO、NCC、NCCHD、JPMA、EFPIA Japanより調整中)
- 閉会挨拶
また、参加者による active poll (voting) の活用を検討中。
参加費
無料
定員
500名の予定(うち、対面での参加者は最大70名の予定)。
お問い合わせ
以下のアドレス宛にメールでご連絡ください。
(迷惑メール防止対策をしているため、[at] を半角のアットマークに置き換えてください。)
メールアドレス:pediatric-cancer-sympo2026[at]pmda.go.jp
